パンプスの臭いが気になる!ニオイを消すための対策や洗い方をご紹介

仕事終わりに帰宅し、パンプスを脱ぐとむっとするようなニオイ…そんな経験はありませんか?デート中や会社の飲み会など、靴を脱ぐシーンは意外と多いですよね。そんな時焦らないためにもパンプスのニオイケアをしましょう。オススメの洗い方や対策をご紹介します。

パンプスのニオイが気になる!ニオイを消すための洗い方や対策をご紹介

2022年03月27日更新

ニオイ/体臭対策

Ayano (フェリーチェ編集部)

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[1]パンプスの臭いの原因は?

パンプスはなぜ長時間履くと臭くなってしまうのでしょうか。ニオイの原因がわかれば対策もしやすくなります。まずは、パンプスのニオイの原因を探ります。

パンプスのニオイの原因は汗にある

パンプスのニオイの原因は、足のニオイがうつることにあります。パンプス自体が臭いという訳ではなく、毎日使う中で、徐々に足の臭いが移ってしまうのです。

足の裏は「エクリン腺」という汗腺がたくさんあり、足は実はとても汗をかきやすい場所です。足の裏から出る汗の量は1日でコップ一杯ぶんとも言われています。

しかし、本来、脚は無臭ですし、エクリン腺から出る汗にもニオイはありません。自然と出る生理的な汗やストレスで大量に汗をかけば、足が蒸れることになります。

ストッキングで1日歩くことの多いパンプスはより蒸れやすくなっています。

雑菌が繁殖するとパンプスのニオイの原因に

パンプスの中に汗と体温で蒸れた環境ができると、雑菌が繁殖しやすくなります。

もともと足先は、皮脂や汗、古く剥がれ落ちた角質などによって垢がたまりやすく、雑菌の栄養源が多い場所でもあります。

大量の汗と体温、長時間履き続けることによる足の汚れは、雑菌が繁殖する最適な環境を作り出してしまい、足のニオイが発生します。

この足のニオイの原因物質がパンプスに付着することで、パンプス自体が臭うようになります。

また、雑菌が繁殖したパンプスを履き続けることで、足が臭いやすい環境ができてしまうという悪循環に陥ってしまうのです。

[2]パンプスの臭いを消すための対策

ニオイの原因がわかったところで、パンプスのニオイを消すための対策をする必要があります。

靴のニオイに悩む人は多く、さまざまな方法がありますが、特に効果の高いパンプスのニオイ対策に有効な方法をご紹介します。

重曹でパンプスのニオイが取れる

キッチンの掃除やお鍋の焦げを取ったり料理に使えたりと、なにかと便利で、家に必ず置いておきたいアイテムとして、近年注目されている重曹。

実は重曹は靴やパンプスのニオイも取ってくれます。

方法もとても簡単です。重曹をまず、使い古しのストッキングや、薄手の靴下につめて、こぼれないよつに口を縛ります。そのストッキングや靴下をニオイの気になるパンプスや靴に詰めて、一晩置いておきます。

重曹は湿気を吸収してくれ、さらにニオイを消す効果があるので、これだけで翌朝にはニオイがすっきりします。

重曹にもいろいろ種類がありますが、料理用ではなく、安い掃除用の重曹で十分です。スーパーやドラッグストアの掃除用品のコーナーにあるので探してみてください。

パンプスのニオイに10円玉が効く?

靴のニオイに10円玉がいいという話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

実はこの話には根拠があり、10円玉の主な成分である銅には病原体を殺菌する効果があることが、米国環境保護庁で認定されています。

インフルエンザのウイルスや、O-157など危険なウイルスも、銅イオンによって死滅するという研究結果もあります。

この殺菌作用は『微量金属作用』と呼ばれ、マンションの水道管や医療現場のドアノブなどで実際に活用されています。

靴につい10円を入れておくとニオイが消えるのは、銅がニオイの元の細菌を死滅させてしまうので、臭いが無くなるということですね。

実際に試した人によると、10円玉は1枚2枚では大きな効果が発揮されないため、20枚以上など多くの10円を用意して靴の中にまんべんなく入れるのがポイントのようです。

10円玉は何度でも使えるので、靴箱の中に消臭用として、専用の10円を用意しておくのもよさそうです。

靴用の消臭グッズでパンプスのニオイを取ろう

靴のニオイを消臭するためのグッズもたくさん発売されています。多いのが靴用の消臭スプレーです。靴用の消臭スプレーには、無香性のタイプと香料によってさまざまな香りがついているものがあります。

香りのついているタイプで好みの香りがある人や、家に帰った後に使用するのであれば、香りがついているものを使うと良いでしょう。

しかし、外出先や職場の社内で使用するとき、飲食店で靴を脱がなければならず、その前に使うときなどは、無香性のタイプのほうが使いやすいです。

製品によっては香りがついているだけで除菌成分がすくなく、香りでごまかすようなタイプのものもあります。

これを使用すると、下手をすると靴の臭いと香料の臭いが混ざり合い、不快な臭いになりかねません。

こういった観点からも無香性のものを選んだほうが無難と言えるでしょう。

成分には、消臭効果が高いと言われる銀イオンや、緑茶成分が含まれているものや、吸湿性のあるパウダーが含まれているものもあります。

特に人気があるのはドクターショールの消臭・抗菌靴スプレーです。詳しくご紹介します。

大人気!ドクターショール 消臭・抗菌 靴スプレー

スプレーした瞬間からニオイが消えたという口コミが多く即効性があるのが魅力です。

急に靴を脱がなければならなくなった時にもデオドラントスプレーのように使えるので、バックに1本忍ばせておいてもよさそうですね。

足の臭い対策デオドラント商品でニオイを予防しよう

靴のニオイの原因である汗や雑菌の増殖を防ぐために足専用デオドラントクリームを使って対策してみるのもおすすめです。スプレータイプやクリームタイプの2タイプがあります。

スプレータイプのデオドラント商品の場合、爽快感やサラサラ感があるので蒸れに特に効き目があります。

クリームタイプのデオドラント商品の場合、足のニオイケアをしながらも保湿ケアもできることとデオドラント効果の持続時間が長いという特徴があります。

緊急用ではスプレータイプがおすすめで、普段の毎日のケアにはクリームタイプがおすすめです。

スプレータイプでおすすめの商品「ドクターショール フットスプレー」

ドクターショールのフットスプレーです。ストッキングとパンプスだけで出かけたときもしっかりニオイ対策ができます。

ストッキングの上からシュッと一吹きするだけでサラサラして蒸れを防止してくれます。大きさもバッグに入れて持ち運べるサイズです。

[3]パンプスの臭いには靴を洗うことも大切

重曹や10円玉、靴用の消臭スプレーなどさまざまなニオイ対策を紹介しましたが、それでもなかなか消えないニオイには、パンプスを洗ってしまう方法もあります。

合皮のパンプスなど洗えるものもたくさんあるので、よく素材を確かめてからチャレンジしましょう。

合皮のパンプスは洗ってニオイを取ろう

合皮のパンプスなら、普通の靴やスニーカーと同じように、水で洗うことができます。中性洗剤を薄めた水につけてパンプスをこすり洗いします。

外側の合皮の部分は靴用のたわしで洗ってしまうと傷がつきます。雑巾やスポンジなどのやわらかな素材で優しく擦りましょう。

ニオイの原因はむしろ中側に多くひそんでいます。内側は靴用のたわしを使ってしっかり洗ったほうが良いです。

あとはしっかりとすすぎ、水気をよくきり、風通しの良い日陰で十分に乾燥させます。

形が崩れてしまうことがあるので、できればシューキーパーなど詰め物をして乾かすとさらに安心です。

本革のパンプスは洗えるの?

革素材は洗ってはいけないというふうに思い込んでしまっている方も多いと思いますが、実は、本革のパンプスも、専用の洗剤を使用することで洗うことができます。

まず、乾いた布でパンプスについている表面の油分を落とします。

次に柔らかいスポンジに水を含ませて、パンプスの表面を濡らしていきます。

濡れてない箇所があると後々色ムラができる原因になるので、全体を均等に濡らしていきましょう。

次にスポンジに洗剤を含ませ泡立て、泡をパンプス全体にのせます。その上から古歯ブラシなどをつかって、優しく擦ります。

もう一つスポンジを用意して、その泡を汚れと一緒に吸い取ります。後はシューキーパーを入れて形を整え、通気性のいい日陰で完全に乾かします。

乾かした後に皮が硬くなっているときには、皮専用の栄養クリームを塗ると良いでしょう。

[4]パンプスの臭い対策!ニオイを予防しよう


パンプスのニオイを消す方法をたくさん紹介してきましたが、一番効果的なのは、ニオイが発生する前に予防することです。

パンプスが臭くならないために、実践したい予防法をご紹介します。

パンプスは毎日同じものを履かない

毎日同じものを履いていると、パンプスの中の湿気が乾燥する暇もなく、雑菌が増えるばかりになってしまい、その臭いパンプスを履くことでさらに足が臭くなるという悪循環になってしまいます。

パンプスを長持ちさせるためにも同じパンプスを毎日履かないことは大切です。おしゃれのためにもニオイのためにも、パンプスは複数用意してローテーションで履くようにしましょう。

職場専用の靴を用意しておく

パンプスを履く時間は、通勤や通学に絞ってしまうという手もあります。事務職など社内にいることが多い職種の人は、会社に職場専用の靴やサンダル、スリッパを用意しておきましょう。

足を休ませることができるだけでなく、パンプスの中で長時間汗をかき、蒸れる環境ができてしまうのを防げます。

営業の人でも外回り後に帰社したら靴を脱ぐ、接客業の人も休憩中はパンプスを脱ぐなど、パンプスだけで1日過ごすことをなるべく減らしていくことがで大切です。

パンプスは足にも負荷がかかりやすい靴です。

履く時間を短くすれば、足の疲れも残りにくくなり、むくみで足がぱんぱんになるのもニオイがキツくなるのも防げます。

通気性の良いデザインを選ぶ

パンプスのデザインも重要です。可能であればオープントゥや、かかとがひもになっているデザインなど、通気性の良いデザインを取り入れると、靴に湿気がこもることなく、雑菌が繁殖しにくい環境が作られるためおすすめです。

中敷を使う

パンプスのサイズ調整や靴ずれ防止に、中敷を使うという方も多いのではないでしょうか。ニオイ予防にも中敷は使えます。

中敷をつかい、ときどき入れ替えるのも効果的です。靴を洗うのは大変ですが、中敷なら洗うのも乾かすのも簡単で、替えもすぐに購入できます。

吸湿性のあるものや、抗菌タイプのものも多く販売されていますので、いろいろ試してみると良いでしょう。

[5]パンプスの臭い対策をして、おしゃれをもっと楽しもう

ニオイが気になってしまうと、どうしてもおしゃれを楽しめなくなってしまいますし、人がどう感じているかも気になってしまいます。

この記事で紹介した予防策やニオイ対策をきちんととって、可愛いパンプスを履きこなして、楽しんでおしゃれをしましょう。

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