「ピアスホール」が臭い!ニオイの原因とは?お手入れ方法もご紹介

ピアスホールを何気なく触った時、手についたニオイに気づいたことはありませんか。せっかくおしゃれのために開けたピアスホールが臭うなんて残念ですよね。ニオイで悩まないためにピアスホールのニオイケアをしましょう。臭いの原因やオススメの対策をご紹介します。

実はみんな気にしている「ピアスホール」ニオイの原因は?対策もご紹介

2019年11月01日更新

ニオイ/体臭対策

工藤孝文 (医師)

  • fb
  • line

[1]ピアスホールのニオイ気になりませんか?

ピアスを入れる時や何気なくピアスホールを触ったとき、独特なニオイに気づくことはありませんか。おしゃれのために開けたピアスホールも、ちゃんとケアをしていないとにおってきてしまいます。どうして臭くなってしまうのでしょうか。

ニオイの原因がわかれば対策もしやすくなります。まずは、ピアスホールのニオイの原因を探ります。

ピアスホールのニオイの原因は?

ピアスホール自体が定着していなかったり、ピアスホールに痛みや膿が出ているわけではないのに、ピアスホールが臭う場合は、ピアスホールをよく洗えていない可能性があります。

入浴する時を思い返してみると、髪の毛を洗ったり洗顔はよくするのに、耳たぶを意識して洗ったり、ましてやピアスホールの中までよく洗えているという人はなかなかいないのではないでしょうか。

ピアスホールも完成してしまえば中に皮膚ができているので、当然新陳代謝もあり、垢がたまってしまうことがあるのです。

<知っておこう!ピアスホールが完成(安定)するまでの期間>

個人差はありますが、ピアスホールが安定するまでには、最低でも約1ヵ月、完成するまでには約3か月かかると言われています。「安定」とは、ピアスの穴・周辺に腫れがなく、分泌液も出なくなり、穴の内側に薄い皮膜ができた状態を指します。

「完成」とは、薄い皮膜が徐々に丈夫な皮膚になった状態を指し、穴を開けてからこの状態になるまでに約2ヵ月~3ヵ月かかります。

ピアスホールからでるカスが臭い

実はみんな気にしている「ピアスホール」ニオイの原因は?対策もご紹介
ピアスをつけたとき、ピアスの軸の先端に白いカスのようなものがつくことはありませんか。これはピアスホールのなかにたまっていた皮脂の塊です。

皮脂自体は身体のどこにでもあり、自然に生活をしていて入浴して洗えば落ちてしまうのでニオイを出すことはないのですが、ピアスホールはなかなか洗いにくい場所のため、垢やシャンプー、汗などがたまり、皮脂と混じり合うことでニオイのある白いカスになってしまいます。

このカスがクセのあるニオイを発生させるのです。

実は癖になるニオイ?ピアスホールのニオイが好きな人も

ピアスホールから出たカスをつぶしたり、手についたところのニオイを嗅ぐと独特のニオイがします。ヘソのゴマのニオイに似ていたり、爪の間のカスのニオイに似ていますが、どちらも洗いにくいところのニオイと言えます。


クサイとわかっていてもつい嗅いでしまうという人も実は多いようです。ピアスホールのニオイが好きとニオイフェチをカミングアウトする人もいますし、自分のニオイはつい嗅ぎたくなるという人も多いようです。

ピアスホールのニオイは適切に対処すれば消せますが、そんな人にはちょっと残念なのかもしれません。

[2]ピアスホールのニオイ、実は耳が傷ついているかも

実はみんな気にしている「ピアスホール」ニオイの原因は?対策もご紹介
今までご紹介したニオイの原因ははピアスホールが傷ついていない場合のお話でしたが、ピアスホールが傷ついていても、ニオイを発することがあります。これらの症状が出ていたら無理をせずに、場合により病院を受診することも検討しましょう。

ピアスホールから出る汁が臭う

ピアスホールから白い液体や、ニオイのある汁が出ている場合は、前述した皮脂の混じっている液体か、アテローム(粉瘤)が化膿して出てきた液体の可能性があります。

アテロームとは、皮膚の下に袋状のものができ、そこに垢や皮脂がたまってできた塊のことです。この塊が化膿したり傷ついているときに、じゅくじゅくした液体を出し、それが臭うことがあります。

アテロームは重度の場合切除したりと、手術が必要になることもあるので、心当たりがある場合は病院を受診しましょう。

ピアスホールが膿んでいると臭う

ピアスホールが開けたてでまだ安定していなかったり、ピアスを入れる際に傷つけてしまっていたりすると、適切な処置をしていないと膿んでしまうことがあります。

ピアスを開けたての場合には、無色透明なリンパ液が出ていることもありますが、化膿して膿んでしまった場合の膿汁は黄色くどろっとしていて、触ると粘つき、強烈なニオイのもとになります。


ピアスホールが化膿する原因は細菌に感染してしまっている場合のほか、金属アレルギーの可能性もあります。ファーストピアスは金属アレルギーを起こしにくい医療用チタンピアスや、樹脂ピアスを選択しましょう。穴が定着した後の化膿は金属アレルギーの可能性もあるので、アレルギーのでない素材を使ったピアスに付け替える必要があります。

軽い化膿であれば、あまり触らないようにし、ピアス用の消毒薬などを使うことで良くなる場合もありますが、ひどい場合は病院に行って対処するほうが良いでしょう。

ピアスホールを拡張していると臭う

ピアスホールの拡張は、どうしてもピアスホールに徐々に負荷をかけておこなうもののため、ピアスホールが傷ついてしまうことがあります。

ピアスホールの拡張は必ずピアスホールが定着していることを確認しながら、無理をせずにサイズに合った拡張器を選ぶようにしましょう。

短期間で大きくしようとすると、ピアスホールや耳たぶに大きな負荷がかかり、大変危険です。

拡張しているときのニオイも多くは細菌に感染しているか、さらに悪化して膿んでいるかの場合です。傷口をケアしても良くならない場合は病院へ行きましょう。

ピアスホールにしこりができていて臭う

ピアスホールにしこりができている場合は、前述したアテロームなどの良性の腫瘍であることが多いです。

ニオイのある場合は、膿んでしまっていたり、アテロームが傷ついて中の液体が滲み出てきている可能性が高いので、あまり触らないようにし、診察を受けるようにしましょう。

[3]ピアスホールのニオイケアをしよう

ピアスホールのニオイの原因がわかったら、自宅でできるニオイケアをしましょう。

普段のお手入れは優しく洗うだけ

ピアスホールのニオイの元が垢や皮脂の場合は、無理にピアスホールの中まで洗おうとせずに、髪を洗った後に耳たぶをやさしく揉んで洗ってあげるだけで大丈夫です。タオルや綿棒などで耳元をやさしく拭いてあげることも大切です。

ピアス専用のケア用品を使おう

ピアスホールのニオイが気になる方のために、ピアスホール専用のケア商品も販売されています。ピアスホールが、すでに完成している場合は、ピアスフロスなどを使うことができます。

白い和紙でできたこよりのようなもので、ジェルをつけてピアスの穴に通すことでピアスホールをきれいにすることができます。

「ピアフロス」という商品が定番です。ピアスが定着するまでやちょっとした傷に有効なのがピアス用の消毒ジェルです。

ピアッサーの横にまとめて置かれていることが多いので、自力でピアスを開ける人は購入しておくようにしましょう。病院で開けた場合は処方薬が出されるので、そちらを使用しましょう。

市販のものでは「プラスジェル」という、大手ピアッサーメーカーJPS株式会社の製品があります。手軽に入手できるので、こちらも探して一本持っておくと良いでしょう。

ピアフロス ミントウォーター フロス 60本

ピアフロス ミントウォーター フロス 60本

440円(12/05 01:37時点)
Amazonの情報を掲載しています

膿みがひどい場合は病院へ

あまりにも傷や膿がひどい場合、なかなか症状が治らない場合は病院を受診するようにしましょう。

ピアスホールを病院で開けた場合はその病院や、個人で開けた場合でも、ピアスホールを開けてくれる病院に行ったほうが、ピアスホールを維持しながら治療する方法を模索してくれることが多いのでオススメです。

[4]ピアスホールのケアをして耳元のオシャレを楽しもう

実はみんな気にしている「ピアスホール」ニオイの原因は?対策もご紹介
せっかくのおしゃれのために開けたピアスホールなのにニオイのせいで楽しめなかったり、傷ついたままであるのは、痛みもあるしニオイもするしで残念ですよね。正しいニオイケアや処置をしてピアスホールを清潔にしながら、耳元のおしゃれを楽しみましょう。


  • 関連するキーワード