女性の頭皮が臭い原因は?簡単セルフチェック法と5つのニオイ対策
汗をかいたときやストレスがたまった時などに頭皮の臭いが気になることはありませんか?40代~50代女性の場合、加齢臭も心配になりますよね。乾燥が原因の可能性もあります。今回は女性の頭皮が臭い原因とセルフチェック方法、おすすめのシャンプーなどをご紹介します。
2020年08月25日更新
記事の目次
[1]自分の頭皮は臭い!?簡単セルフチェック法
これからの夏の時期に気になるのが頭皮のニオイです。頭皮のニオイは自分では気づきにくいので、気づかないうちに周囲の人に不快の思いをさせてしまっていることもあります。
そこでまずは自分の頭皮のニオイをセルフチェックしてみましょう。
頭皮を指で触る
まずは指の腹で頭皮を触ってから指のニオイを嗅いでみましょう。そうすることで、頭皮のニオイをチェックすることができます。
もし指のニオイを嗅いでみて不快なニオイがした場合、頭皮が臭くなっている証拠です。
頭皮の状態はシャンプーしてからの時間によって変わるので、1日に何度かチェックするようにしてくださいね。
枕カバーのニオイを嗅ぐ
毎日使っている枕カバーが臭い場合は、頭皮が臭くなっている可能性があります。
同じようによく帽子を被るなら、帽子の中が臭い場合も同様に頭皮が臭くなっている可能性が高いです。
ドライヤーの風を後ろからあてる
ドライヤーの風を後ろからあてた時に嫌なニオイがするなら、頭皮が臭くなっている可能性があります。
[2]意外と気になる頭皮が臭い原因
シャンプーの仕方が間違っている
間違ったシャンプーをすることで、頭皮の健康を維持するのに必要な皮脂まで落としすぎてしまったり、頭皮にシャンプーやリンスが残ることでニオイの原因になってしまいます。
シャンプーの後ドライヤーで乾かしていない
梅雨の時期に部屋干しした生乾きの洗濯ものから嫌なニオイがした経験ありませんか?
実は頭皮も同じで、シャンプーの後ドライヤーで乾かさずに生乾きのままにしておくと嫌なニオイになってしまいます。
自然乾燥で長い時間濡れたままの状態にしておくと、ばい菌が増殖し嫌なニオイを発生させます。
必要以上に洗いすぎている
頭皮が臭い原因のひとつが皮脂です。皮脂は頭皮の健康を守るために欠かせませんが、過剰分泌するとニオイの原因になります。
特に頭皮は体の中でも皮脂の分泌が盛んな場所だと言われています。
分泌されたばかりの皮脂はそれほどニオイはありませんが、時間がたつと空気にふれて酸化することで嫌なニオイを発生させます。
シャンプーする時に必要以上に皮脂が落ちると、頭皮を守るために皮脂が足りないと脳が勘違いします。
そして、必要以上に皮脂が分泌されるので嫌なニオイが発生するのです。
食生活
ファーストフードや肉中心の食生活を続けることで、体臭がきつくなってしまった経験ありませんか?
頭皮の嫌なニオイも同じで、このような食生活を続けることで頭皮からも嫌なニオイが発生します。
特に脂っこいものを摂りすぎると、皮脂腺の働きが活発になり皮脂の過剰分泌につながりニオイの原因になります。
不規則な生活
不規則な生活によって体臭がきつくなってしまうのと同様に、頭皮も臭くなってしまいます。
また睡眠不足や運動不足だけでなく、ストレスは体内の活性酸素を増やすので、頭皮の皮脂の酸化が早まってニオイがきつくなります。
加齢臭
頭皮から分泌させれているのは皮脂だけではありません。40歳以上になると女性ホルモンの低下からノネナールという成分が発生します。
ノネナールは加齢臭の原因と言われている物質で、皮脂に含まれる9-ヘキサデセン酸と呼ばれる物質が過酸化脂質によって酸化もしくは分解されて発生します。
20代や30代は活性酸素を除去するシステムがしっかり働いていますが、年齢と共に活性酸素を除去する機能が徐々に低下することで、一般的に加齢臭は40歳以上から加齢臭が発生すると言われています。
ただし、最近では20代や30代でも暴飲暴食やファーストフード中心の生活によって、活性酸素を除去する機能が低下してノネナールが発生してしまうケースが増えています。
頭皮にできてしまった湿疹
頭皮にできた湿疹のことを脂漏性皮膚炎と言います。頭皮がベタベてしてしまったり、フケで悩まされているのなら、脂漏性皮膚炎になっている恐れがあります。
脂漏性皮膚炎は皮脂が過剰に分泌されることでマラセチアという真菌(カビ)が増殖し、頭皮が炎症を起こしてしまう病気です。
女性よりも男性に多い病気ですが、ホルモンバランスの乱れによって、女性でも発生してしまうことがあります。
一度かかってしまうと慢性化して再発しやすくなるのので、気になるようなら早めに病院に行くようにしましょう。
シーツや枕が汚れている
寝ている時に私たちは思っている以上に汗をかいています。そのため毎日使っていシーツや枕カバーに寝ている間に汗が染み込み、雑菌の温床になり嫌なニオイを発生させています。
その上で毎日寝ることで、髪にそのニオイが染み付き、頭皮の嫌なニオイの原因になります。
紫外線
実は頭皮は顔と同じくらい毎日紫外線を浴びています。紫外線を浴び続けることで、頭皮が乾燥し、頭皮から分泌した皮脂が酸化してニオイの原因になります。
また、頭皮の紫外線対策として帽子を被ることで蒸れた雑菌が発生し、ニオイの原因になります。
そのため、紫外線対策として帽子を被る時は、こまめに帽子を脱いで、帽子の中が蒸れてしまわないようにしましょう。
[3]今すぐしたい頭皮が臭いときの改善方法
頭皮から嫌なニオイがしたら、早めに対処したいですよね。そこで次はすぐにできる頭皮のニオイ改善方法を紹介します。
正しい方法でシャンプーする
頭皮のニオイを改善するために、まずチェックしたいのがシャンプーの方法です。
もしかしたら間違ったシャンプーの仕方をしている可能性があるので、まずは正しい方法でシャンプーしているかどうか確認しましょう。
1.ブラッシングをして絡まった髪をほぐし、頭皮に付いているホコリなどの汚れを落とす
2.ぬるま湯で髪をすすぎ、予洗いをする
このときに使うお湯は38度くらいのぬるま湯を使うようにしましょう。
予洗いをすることで、シャンプーの泡立ちを良くするだけでなく、頭皮や髪の汚れを落としてくれます。
3.シャンプーをしっかり泡立ててから髪になじませ、頭皮を揉み出すようにして洗う
4.すずぎ残しがないように、ぬるま湯でしっかり洗い流す
5.清潔なタオルで頭皮を抑え、しっかりと水気を拭き取る
リンスやコンディショナーは髪の毛一本一本をコーティングして、ツヤを出す役目があります。
そのため、シャンプーの後にリンスやコンディショナーを使う時は、頭皮ではなく毛先につけるようにしましょう。
もし頭皮にリンスやコンディショナーがついてしまうと、油分で毛穴を塞いでしまって、頭皮トラブルにつながるので注意しましょう。
ニオイやベタつきが気になる時は、ついついゴシゴシ力を入れて洗ってしまいがちです。
強くこすったり、爪で頭皮を傷つけてしまうことで皮膚の角質層を傷つけて皮膚のバリア機能が低下してしまいます。
皮脂のバリア機能の低下は頭皮の乾燥に繋がり、ニオイの原因になるので、シャンプーする時は力を入れすぎないように注意が必要です。
自分の頭皮にあったシャンプーを選ぶ
自分の頭皮にあったシャンプーを選ぶことも嫌なニオイの防止に繋がります、シャンプー選びのポイントは3つです。
・洗浄力の強くないシャンプーを選ぶ
毎日のシャンプーで過剰に皮脂を落としてしまうと、かえって皮脂の過剰分泌に繋がり、ニオイを悪化させてしまいます。
特に石油系の合成界面活性剤が配合されているシャンプーは洗浄力が高いので、頭皮のニオイが気になる人は避けた方がいいでしょう。
またラウレス硫酸やラウリル硫酸などの硫酸系成分も、洗浄力、脱脂力が非常に強く、人間に必要な皮脂までも落としてしまうので避けた方が無難です。
頭皮のニオイが気になる時は洗浄力がそれほど高くなく、髪や頭皮に対して低刺激のアミノ酸系の界面活性剤が配合されているシャンプーがおすすめです。
・保湿成分が含まれているものを選ぶ
頭皮の乾燥もニオイの原因に繋がります。頭皮のニオイが気になるならセラミドやヒアルロン酸、天然由来のオイルや植物エキスなどの保湿成分が含まれたシャンプーを選ぶといいでしょう。
・抗菌、消臭効果があるものを選ぶ
マラセチア菌などの常在菌や雑菌が繁殖してしまうのも、頭皮が臭くなってしまう原因です。
最近は緑茶エキスや柿渋エキスなどの抗菌、消臭効果のある成分が含まれているシャンプーも販売しているので、こういった商品を選ぶのもいいでしょう。
朝ではなく夜シャンプーする
シャンプーした後、頭皮や髪を保護する皮脂が分泌されるのに4時間から8時間かかると言われています。
朝シャンプーをすると頭皮や髪を守るために必要な皮脂が分泌されないまま、紫外線を浴びてしまい頭皮の乾燥や、頭皮のトラブルが進行する原因に繋がります。
シャンプーの後はしっかり乾かす
シャンプーの後に髪の毛を濡れたままにしておくと、雑菌が繁殖して頭皮のニオイの原因になります。
シャンプーした後はしっかり髪の毛を乾かすことが頭皮のニオイ防止に繋がります。
ドライヤーで髪を乾かす時に、ドライヤーの熱風を一箇所に当てすぎてしまうと頭皮の乾燥の原因に繋がりニオイの原因になります。
ドライヤーで髪の毛を乾かす時は、できるだけ髪とドライヤーを離し、ドライヤーを揺らしながら髪の毛に満遍なく熱風が当たるようにして、乾き残しがないようにしましょう。
ヘアブラシを清潔に保つ
毎日使うヘアブラシはそのままにしておくと雑菌の温床になってしまいます。ヘアブラシを清潔に保つことは頭皮のニオイ防止に繋がります。
プラスチック製のブラシの場合はシャンプーや中性洗剤を溶かしたお湯に付けおきしたり、動物の毛を使ったブラシは古い歯ブラシで軽く擦るなどして小まめにお手入れをするようにしましょう。
食生活や生活習慣を見直す
脂っこい食事や甘いものは皮脂の過剰分泌を引き起こしてしまう恐れがあります。食生活を見直すことで、頭皮のニオイを防ぐことに繋がります。
脂質代謝を促すビタミンB2やビタミンB6、皮脂の過剰分泌を抑える働きのあるビタミンCを豊富に含む食材がおすすめです。
質のいい睡眠は頭皮や髪の健康を維持するのに必要な成長ホルモンの分泌を促すため結果的に頭皮のニオイを防ぐことに繋がるのです。
[4]頭皮の臭いを防ぐのにおすすめのヘアケアアイテム5選
MEDULLA(メデュラ)シャンプー
髪質や髪の悩みなど9つの質問に答えるだけで、その人に合ったシャンプーをカスタマイズしてくれるオーダーメイド感覚のシャンプーです。
処方の組み合わせはなんと3万種類!質問の答えを元に専門家が成分を厳選し、メデュラ独自の技術でブレンド。頭皮のニオイに関する項目もあります。
シリアルナンバーによる管理で1本1本製造されるというこだわりです。香りは気分に合わせて選べる5種類。
自分の頭皮や髪質に合ったシャンプーを使うことで、臭いはもちろん、その他の気になる髪の悩みもケアしてくれます。
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ハーブガーデン オーガニックシャンプー
ハーブガーデンのオーガニックシャンプーは石油系界面活性剤、合成香料、着色料、保存料を一切使用せず、天然由来成分100%使用した髪に優しいオーガニックシャンプーです。
洗浄成分には優しい洗浄力のアミノ酸系洗浄剤を使い、頭皮ケアを考えた10種類の植物エキスを配合したシャンプーです。
特にユズセラミド、ヒアルロン酸、ラフィノースの高保湿成分が含まれているので、毎日のシャンプーで頭皮ケアができます。
同じシリーズのコンディショナーと一緒に使えば頭皮だけでなく、毛髪をしっかり補修してくれるので頭皮の健康だけでなく、サラサラとした美しい髪を手に入れることができます。
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KAMIKA(カミカ)クリームシャンプー
合成界面活性剤不使用で、赤ちゃん用の化粧品に使われるほど地肌に優しい成分で作られているクリームシャンプー『KAMIKA(カミカ)』。
地肌に優しいにも関わらず、なんとこれ1本でシャンプー+コンディショナー+トリートメント+頭皮ケア+ヘアパックといった5役を果たしてくれます。
その実力は美容室でのスペシャル補修ケアに匹敵するほど!その秘密は、エイジングケアに嬉しい成分「ヘマチン・メリタン」をはじめ、髪に栄養を閉じ込める3種類のオイル、こだわりの美容成分。
栄養たっぷりの濃密クリームが髪と頭皮を集中補修してくれます。クリームシャンプーなので泡立ちはほとんどないですが、クリームをしっかりなじませることで乳化させて汚れを落とします。
時短シャンプーでうるツヤ髪を手に入れませんか?
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POLA FORM
頭皮のニオイの原因である皮脂をしっかりとってくれる脱脂力の強いラウレス硫酸系。オレフィン(C14-16)スルホン酸Naを使用した洗浄力高めのシャンプーです。
保湿成分としてポーラオリジナル成分の「シャクヤク花エキス」、ポリフェノールを含む「ブドウ種子エキス」を配合することで、頭皮のバリア機能を促進してくれます。
皮脂を落とす力が強いシャンプーなので、夏などの皮脂が過剰に分泌されている時に使うのがおすすめです。
HIMAWARIシャンプー
主成分にココイルメチルタウリンNaを使用し、適度な洗浄力で頭皮ケアに最適なシャンプーがHIMAWARIシャンプーです。
頭皮の保湿力を高めてくれるひまわり種子油を配合し、保湿効果が高いのも特徴。
毛髪補修成分は他のシャンプーに比べると少ないため、パーマやカラーなどをしていない人におすすめです。
[5]正しい頭皮ケアで嫌なニオイを防ごう!
これからの夏の時期特に注意したいのが頭皮のニオイ。頭皮のニオイは自分ではなかなか気がつきくいので、知らないうちに周囲の人に不快感を与えてしまうことも。
頭皮のニオイは正しくケアをすることで防ぐことができるので、気になる人はまず自分の頭皮をチェックすることからはじめてみませんか?