奥歯が臭い!ドブのような臭いや血のような臭いがする、その原因と対策とは

歯磨き時の歯ブラシや、朝起きた時、あるいは家族などに指摘され、お口の臭いが気になったことはありませんか?特に奥歯の辺りから臭うことが多いのではないでしょうか。奥歯の臭いの原因はさまざまありますので、原因と対策もみてみましょう。

奥歯 臭い

2018年11月21日更新

お口のケア/口臭対策

Akiko (フェリーチェ編集部)

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[1]奥歯が臭い原因

奥歯が臭いといっても、程度やどのようなの臭いがするかなど、感じ方の判断は難しいところです。ですが、「ドブのような臭い」「血のような臭い」「たまねぎの腐ったような臭い」などといった臭いなら、次にあげるような原因の可能性があります。

歯垢や歯石

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奥歯は自分では直接見ることが難しく、磨いているつもりでも汚れが残りやすい場所です。食べかすが残ったままだとそれを餌に菌が繁殖し、プラークが発生してしまいます。

さらにプラークは2~3日で歯石になります。プラークは歯磨きですべて落とすことは難しく、歯石は取り除くことができません。汚れが発酵して臭ったり、プラークや歯石の元である細菌が口臭の原因となります。

虫歯菌の臭い

虫歯は歯を溶すだけでなく、臭いも発します。初期の段階では気になりませんが、深い虫歯になると虫歯菌によって歯が溶けて柔らかくなり、腐敗臭がします。

さらに深く神経まで浸食すると神経を蝕んだ臭いを発します。できた場所によっては痛みなく神経まで進行することもあります。虫歯は進行すればするほど臭いも発するといえます。

歯周病菌の臭い

歯周病は歯の付け根の辺りの汚れが原因により起こります。歯茎に炎症があったり腫れたりしている状態です。これにより出血することがあり、血生臭くなります。ひどくなると膿も出て、異様な臭いがします。

さらに歯石などと合わさってより強い臭いを発するようになります。歯周病初期の場合、痛みなどの症状がなく、臭いで気になりだす方も多いようです。

親知らず

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親知らずが生えている場合は臭いの原因になる可能性があります。親知らずは斜めに生えていたり、少ししか生えていなかったり、と他の奥歯と比べてさらに汚れが残りやすく、管理が難しい場所です。汚れが原因で虫歯になりやすいですし、歯茎も炎症を起こし、腫れたり膿がたまっりして、臭くなってしまいます。

膿がたまっている

深くまで進行した虫歯での神経の治療や、外傷により神経が死ぬことで歯の根っこの先に膿の袋ができることがあります。歯周病では歯に近いはぐきが腫れますが、この場合は歯の根っこの部分の腫れになるので見えている歯から少し離れた部分がぷくっと丸く腫れます。

膿の袋が大きくなると歯茎とつながり膿が歯茎からでます。膨らんだり消えたりを繰り返しますが、膿がでるときに臭いがします。

歯が割れている

歯の根が割れてしまうことよっても嫌な臭いにつながることがあります。割れてしまうと、亀裂部分に細菌が繁殖し、口臭の原因になったり、虫歯の原因にもなります。神経の治療をし、金属の太い土台を立てた歯に起こりやすいです。竹を割る時のようなイメージです。

他にもかぶせ物の付け根に汚れが残ったままですと、中が虫歯になりポキッと折れたりもします。噛む力が強いと神経が生きている歯にも起こります。

[2]奥歯が臭いときの対策

奥歯の臭いに対してどのような対策をすれば良いのでしょう。

汚れをしっかりとる

臭いの原因のほとんどが細菌であり、その細菌は汚れによって発生します。そのため、汚れをしっかりととることがポイントとなります。毎日歯を磨いていても、実は意外と汚れが残っている場合があります。

特に奥歯は汚れが残りやすく、歯と歯の間やかぶせ物の付け根・ブリッジの部分・奥歯の一番奥の壁など、歯ブラシだけでは落としきれない場所があります。

ですが、歯ブラシだけでなくケアアイテムをプラスすることで汚れの除去率が格段にアップします。どのようなアイテムがあるのか順番に見てみましょう。

  • フロス
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    デンタルフロスはナイロンや絹の加工糸でできており、歯ブラシの毛先が届きづらい歯と歯の間の汚れを除去するのに優れています。

    必要な長さを使用できて経済的な糸巻きタイプのものや、初めてでも使いやすいホルダータイプのもの、香り付きのものがありますが、自分に合った使いやすいものを選びましょう。

    また、スーパーフロス呼ばれるデンタルフロスにスポンジがついたものがあります。歯のない部分にその前後の歯とつなげてかぶせたブリッジの下や繋がったかぶせ物の汚れをとるのにおすすめです。

  • ワンタフト
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    ワンタフトブラシとは一般的な歯ブラシと違い、毛先が一つにまとまった筆のような形の小さな歯ブラシです。

    奥歯の奥側や歯間部、歯並びが複雑な場所、親知らずの周りなど一般的な歯ブラシでは汚れが残りやすい狭い部分まで細かく磨くことができます。歯ブラシと同様、柔らかめの毛のワンタフトがおすすめです。また、歯と歯茎の境目の部分を軽くなでるように磨くのも効果的です。

  • 歯間ブラシ
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    名前の通り、歯と歯の間の汚れを取るための歯ブラシが歯間ブラシです。歯間が接している部分ではなく、歯茎に近い部分の隙間に使用します。

    持ち手の部分がまっすぐなストレート型や曲がったL字型のものがあり、ブラシの部分はナイロンのもの、ゴムのものがありますがおすすめは奥歯でも使いやすく細かい汚れも絡めとることができるL字でナイロンタイプのものです。

    そして歯間ブラシを使用するにあたって大事なのが自分の隙間の大きさに合ったサイズを使用することです。太いもの細いものサイズがいくつかありますが、少し抵抗がありつつも無理なく隙間にはいるサイズを選ぶとよいでしょう。隙間に合ったサイズを使用することで、より効果的に汚れをきれいに落とすことができます。

  • マウスウォッシュ
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    マウスウォッシュは洗口液、デンタルリンスとも呼ばれ、液体です。口に含みすすぐことで、口臭だけでなく、歯周病・虫歯などの予防にも効果があります。液体なので汚れが残りやすく、磨きにくいところはもちろん、お口全体の細菌の殺菌が期待できます。

    歯磨き後に使用する洗口液タイプのものがおすすめで、歯と歯の間に液が通るような意識ですすぐようにすると効果的です。フロスや歯間ブラシに直接液をつけて使用すると、汚れをとりつつ殺菌もでき、お口の中のすっきり感も違ってきます。

歯医者さんで診てもらう

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自分でできる対策をやっても気になるようなら歯医者さんで異常がないか診てもらいましょう。病気によるものであるなら、根本的な治療が必要となりますので早めに受診するようにして下さい。

治療とともに前ににあげたようなセルフケアをすることも改善の手助けとなるでしょう。さらに定期的に歯科を受診することで自分では落としきれない歯垢や歯石を除去してもらい、口腔内のトラブルの早期発見につながり、口臭予防にもなります。

気になるところや痛いところがなくても、定期検診へ足を運ぶことをおすすめします。

[3]奥歯の臭いに効果的な対策をし、お口の健康を維持しよう

奥歯の臭いにはさまざまな原因がありますが、奥歯が磨きにくく、汚れがたまりやすいことと深く関係しています。

効果的な対策を習慣づけて行うことで、奥歯の臭いに対してはもちろん、お口全体の健康を維持することにつながります。口臭を気にすることのない、気持ちの良い毎日を送りましょう。


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