香水マニアmillyのニッチフレグランス連載②    ~diptyque~

ニッチフレグランスVol.2では、世界中で人気のブランド「diptyque (ディプティック)」をご紹介いたします。どちらかというと、フレグランスよりキャンドルのイメージが強いdiptyque (ディプティック)。そのブランド背景について触れながら、代表的な香りや香りのレイヤード、香水・キャンドル以外のフレグランスグッズについても語っていきます。

2019年02月04日更新

香水/フレグランス

milly   FELICE ライター

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[1]diptyque(ディプティック)とは?

1961年にフランス、パリで誕生したブランド。
フランスの美術学校出身である画家の“デスモンド・ノックス・リット”、舞台監督の“イヴ・クロエン”、インテリアやテキスタイルデザイナーの“クリスチャンヌ・ゴトロ”のクリエイティブな3人によって創業。


1963年から香りの創作を手がけるようになり、フレグランスキャンドルに続いて、1968年には最初のオードトワレ「L’EAU(ロー)」を発売。これが人気となりシリーズ化。

ブランドとしての地位を確立し今やパリ、ロンドンのみならず、ニューヨークや東京など、世界で愛されるブランドとなりました。今では限られたいくつかの都市をイメージしたキャンドルも販売されています。

[2]diptyque(ディプティック)で人気の香り

BAIES(ベ)とL’Ombre Dans L’Eau (ロンブル ダン ロー)


今も昔もキャンドルでは、BAIES(ベ)が一番人気。

BAIES(べ)は一抱えのカシスの葉とバラの花束の香り。ふんわり甘くてフルーティな感じです。ちなみに、同じ香りの雰囲気で香水を、となるとL’Ombre Dans L’Eau (ロンブル ダン ロー)になります。

L’Ombre Dans L’Eau (ロンブル ダン ロー)は、フランス語で「水に映った影」という意味の誌的なネーミング。フローラルとグリーンのバランスが絶妙でたまらない香りです。人によってはフルーティーさ、ローズっぽさが全面に出たり、グリーンっぽさが前に出たりします。男性にも女性にも人気です。

[3]女性にオススメな香り

EAU ROSE(オーローズ)や DOSON(ドソン)

EAU ROSE(オーローズ)はとてもフレッシュな雰囲気のローズ。透明感に溢れています。
どんな人にも好かれる清潔感ある女性らしさ。品の良さを備えた香り。ほんのり甘く優しい薔薇の香りは周囲の人を癒してくれそうです。

また、DOSON(ドソン)は、チュベローズがメインの少し官能的な香り。EAU ROSE(オーローズ)よりも大人っぽさ、女らしさを求めている方におススメ♪diptyque(ディプティック)の創業者の一人、イヴ・クロエンが子供の頃過ごしたベトナムの港町での思い出がこの香りのモチーフなのだとか。

[4]男性にオススメな香り

L’Ombre Dans L’Eau (ロンブル ダン ロー)やTAM DAO(タムダオ)

L’Ombre Dans L’Eau (ロンブル ダン ロー)は、既に[2]で記載した通り、とても人気の香りです。ユニセックスですが個人的には男性がつけたほうが、深みがあってセクシーさが出る気がします。

TAM DAO(タムダオ)は、ローズウッド、サンダルウッド、サイプレスとウッディーづくしな香り。女性がつけていても素敵なのですが、男性がつけているとよりスタイリッシュな印象を与える気がするのでオススメです。
アジアの熱帯雨林から、高貴な聖木サンダルウッドを象が運んでいく…。というのがこの香りのストーリー。力強いウッディーなのも頷けます。

[5]香水やキャンドル以外のフレグランスグッズ


diptyque (ディプティック)には香水やキャンドル以外にも、さまざまなグッズが展開されています。ちなみに写真は、PHILOSYKOS(フィロシコス)のハンド&ボディローション、ハンド&ボディジェルです。

ボディローションは伸びもよくやさしくすっと肌に馴染みます。ボディローションと香水を重ねて使うことによって香りの奥行がグッと増します。また、ボディジェルはお風呂で1日の疲れを癒すのにぴったりです♪

[6]香りのカクテル(レイヤード)


上級者的な使い方として、2つの香りを用いることをdiptyqueでは「香りのカクテル」と呼んでいます。

さまざまな組み合わせがある中で、私はOUDPALAO(ウードパラオ)とEAU ROSE(オーローズ)のレイヤードが特に好きです。OUDPALAO(ウードパラオ)のブルガリアン・ローズとラオス・ウードの妖艶さにEAU ROSE(オーローズ)の透明感溢れる薔薇の香りがプラスされると、とても華やかで美しいのです。


もう一つのオススメのレイヤードは、VOLUTES(ヴォリュート)とL’Eau des Hesperides (ロー デ ゼ スペリード)です。

VOLUTES(ヴォリュート)のスパイシーで芳醇な甘みに、L’Eau des Hesperides(ロー デ ゼ スペリード) のミント感溢れるスッキリさが絶妙に合い、スパイシー&クールにまとまります。
それはまるで、barでいただく一杯のハーブ系カクテルのよう♪
気分にしっくりくる香りのレイヤードをするたびに「香りのカクテル」とは的を得た表現だなぁと感心せざるを得ません。

[7]diptyque(ディプティック)が多くの人に愛される理由


まず一番に挙げられる点は、「男性でも女性でもどちらでも使えるユニセックスな香りが多い」という点かと思います。

そしてディプティックの香りは、創業者たちの子供時代の思い出や旅、自然など、ロマンティックで制約のないものから生まれています。そのため、フレグランスを纏う人が、そこに個人的な思いをかさねたり、自由に意味づけをして楽しめるのも多くの人に愛されるポイントだと思います。
また、ボトルやパッケージのセンスの良さも人気の一つと言えるでしょう。

さらに、クリスマスやバレンタインなど、イベント毎に新しいキャンドルが登場したり、ショップのインテリアもガラッと変わるので、そういった「見る人をワクワクさせてくれる」ところが愛される所以と言えるでしょう。

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