JO MALONE LONDON 春の限定フレグランス「ワイルドフラワー&ウィーズ コレクション」登場!

3月1日、JO MALONE LONDON(ジョー マローン ロンドン)から毎年恒例となった春の限定フレグランス「ワイルドフラワー&ウィーズ コレクション」が発売されました。 今年は「イギリスの野生の草花」を主役に、5つの香りが登場。 それぞれどんな香りか、またどうやったら限定コレクションが手に入るのかなど、実体験をまじえてお届けします!

2019年03月13日更新

香水/フレグランス

ぱやこ   FELICE ライター

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[1]今年のコレクションのテーマと特徴


出典 jomalone.com/

ここ数年春になると、JO MALONE LONDON(ジョーマローンロンドン)ではひとつのテーマをもとにした複数の香りを、数量限定で発売することが定番となっています。
ブランドの生まれたイギリスの植物や風景、習慣などからインスパイアされることが多く、今年はロンドン郊外の運河のほとりに自生する野の花(Wild Flowers)雑草(Weeds)に着目したコレクションでした。

限定コレクションは毎年特別なボトルの装いで登場します。
今年はそれぞれの香りのモチーフとなった植物が伝統的な手法で描かれています。
また、今回は同コレクションから2本または5本まとめて買うと、先着順でオリジナルの缶ケースプレゼントもありました。
この缶ケースも今回数量限定でしか手に入らないものだった為、より注目されていました。

さらに今年は3月1日の全国一般発売を前に、2月22日に先行発売されるショップが異例の5店舗!今まで一部百貨店で先行発売があっても、ここまで多くの店舗で発売日が分かれるのは初めてでした。

[2]「ワイルドフラワー&ウィーズ」に登場する5つの香り


先行発売前の2月中旬、たまたま通りかかった新宿伊勢丹のショップにテスターが出ているのを見つけたので、スタッフさんに説明してもらいながら発売された5つの香りをムエット(試香紙)で試しました。

ジョーマローンでは、過去にもイギリスのハーブを主役にしたコレクションが発売されていたので、それとの違いがどう出ているのか?なども気になっていました。
まずはそれぞれの香りについて、お伝えします。

カデ&シダーウッド コロン

 
出典 https://edepart.omni7.jp/brand/004002/

出だしからスモーキーなウッディの香りで、既存の「ブラックシダーウッド&ジュニパー」に似ていると感じました。それもそのはず、「カデ」はジュニパーの仲間のヒノキ科の植物なんだそう。ただ「カデ&シダーウッド」では後半にバニラのような甘さが広がり、穏やかな香りになる点が「ブラックシダーウッド&ジュニパー」とは異なりました。
そのベースの甘さがほっとして心地よく、後半は、もう廃盤になってしまったチョコっぽい香りの「ブルーアガバ&カカオ」にも似ていてかなり好みでした。

夕暮れ時の薪ストーブの残り火をイメージしたという暖かみのある香りで、コレクションの中では一番大人っぽく、ユニセックスで使えそうな印象でした。

ヘムロック&ベルガモット コロン


出典 https://edepart.omni7.jp/brand/004002/

聞いたことがなかった植物の名前「ヘムロック」。実は「ドクニンジン」ともいわれる、毒草でした。毒草を香水のモチーフにするなんて!とビックリしましたが、実際にはヘムロックの花のイメージから、ミモザやヘリオトロープがメインに使われているそう。

全体的にパウダリーで甘めですが、くっきりとした輪郭を持った明るい香りでもあり、モダンで清潔感のある印象。
パウダリーでありながら爽やかな秘密は、キューカンバー(きゅうり)やベルガモットの香料にあります。
特に若い方に人気が高そうな香りだなと思いました。

ルーピン&パチョリ コロン


出典 https://edepart.omni7.jp/brand/004002/

今回のコレクションを初めて嗅いだ時、一番印象的だったのがこの香りでした。
ボトルに描かれたルーピン(ルピナス)同様にとってもカラフルな香り立ち。
目まぐるしく香りが変わり、少しスパイシーでレザーのような香りのトップノートから、一気にローズの大胆な花が咲き、その後ドライでミステリアスなパチュリの香りが広がります。

自由なスピリットを感じさせる個性的な香りで、これまでジョーマローンの製品にもなかった香り。とっても気になる存在でした。
こちらは手元でも試しましたが、私の肌ではローズはほとんど香らず…。
でもパチュリが大好きなので、この明るさを持ったパチュリの香りが魅惑的に感じました。

ウィロー&アンバー コロン

 
出典 https://edepart.omni7.jp/brand/004002/

運河のほとりに生える「しだれ柳」がモチーフになった香り。
ムエットだと繊細すぎて最初香りがよく分からなかったのですが、徐々に透明感のあるゆったりとした香りが広がり、みずみずしいたたずまいが印象的な香りになりました。

アンバーやベチバーがあることでベースは案外しっかりしていて、繊細ながらに香りは長続きします。
印象派の絵画のような柔らかな光や水を感じさせる表情豊かな香りは、日本人の心にも一番響く香りに感じました。

ネトル&ワイルドアチリー コロン

 
出典 https://edepart.omni7.jp/brand/004002/

最後に試したのは「ネトル&ワイルドアチリー」。
ネトルはイラクサ、ワイルドアチリーはノコギリソウのことを指すそうです。
トップのフレッシュなグリーンがまさに生き生きとした緑の草を彷彿させて、一番アロマティックでナチュラルな香りに感じました。

グリーンな香りも好きなのでこちらも手元で試しましたが、残念ながら私の肌では小1時間で消えてしまいました…。
でもコレクションの中では、これが特に春のはつらつとした部分を表現している元気な香りで人気がありそうに感じました。
実際、ショップによってはこちらが人気ナンバー1だったところもあったようです。

ボタニカルを感じる香りとかわいいボトル

ひととおり香った第一印象としては、普遍的でナチュラルな素材をモチーフにしつつも、それぞれに個性があって似た香りがないこと、思いのほか香り立ちがしっかり変化する点が面白いコレクションだと思いました。

似ているのかも?と想像していた2016年の限定コレクション「ザ・ハーブガーデン」との違いも明確で、前作がアロマティックでシンプルな香り立ちだったのに対し、今回はより広々とした空間の中、様々な種類の植物との出会いを想像させるバラエティ豊かな香りでした。

そして何より、今回はボトルがとにかくかわいい♡
ジョーマローンの限定品は、過去には少し安っぽく感じるデザインもあってそこが残念に思っていたのですが、今年はこれまでにない美しいデザインが印象的でした。
シールプリントではなく、実際に手で描かれたような立体的なペイントになっていた点も特別感がありました。

[3]限定コレクション、先行発売でまさかの完売?!

伊勢丹で初対面を果たした「ワイルドフラワー&ウィーズ コレクション」。
その数日後、ようやく発売のお知らせのDMが家に届きました。

DMには、コレクションの物語を聞きながら香りの重ねづけ体験ができるハンドトリートメントの予約ができるとあったので、友人とスケジュールを調整して、先行発売日の翌日にいつもお世話になっているGINZA SIX店に予約の電話を入れました。

ところが・・・なんと電話した時点ですでに「カデ&シダーウッド」以外全て売り切れ!
そこから慌てて、他の先行販売店舗にも問い合わせをしました。
ですが、どこも予約枠で終了、当日入荷分もほぼ完売していたのです…。
ただ、表参道店とGINZA SIX店は翌週再入荷の予定ありとのことでした。

念のため3月に一般発売する店舗にも問い合わせしてみましたがこちらも予約枠終了。
あとは発売当日、電話した時点で当日販売分の在庫があれば取り置き可能、と言われました。

どのお店も、特に気になっていた「ルーピン&パチョリ」は全く残っていません。
私の第一印象では、これが一番個性的でマニア受けしそうだと感じていたので比較的手に入りやすいのではないかと考えていました。それにここ数年の限定香水は、ここまですぐになくなることはなかったんです。
全てのブティックでの完売は、私も想定していなかったことだったので焦りました。

後日ショップの方に聞いた話では、「ルーピン&パチョリ」は日本への入荷数がダントツに少なかったそうです。ボトルの柄も華やかで一番人気で、香りを試さず予約時にパケ買いする人も多かったとか。

もちろん、今回のスペシャル缶の存在もおおいに関係あり。
この缶目当てで2本買いが例年より相当多く、発売当日にほとんどのお店で缶の配布も終了してしまったそうです。


ちなみにこの缶は完全先着順で、予約したからといって必ずもらえるわけではありませんでした。つまり予約しても引き取りが遅ければもらえず、予約してなくても当日早々にお店に行って2本買った人はもらえたというわけです。

私が店頭で見た段階では、5本用の缶はまだ在庫がありそうでしたが、どこも2本用の缶は品切れでした。
ブラック・ブルー・グリーンと3色あり、ブラックが特に人気だったそうです。

[4]騒動の結果、無事に手に入れられた2つの香り

電話した時点でどうにもならないのは分かっていましたが、改めてじっくり肌で全種類を試したいということで、先行発売から数日後、友人と表参道店へ出向いて再度試しました。

 

表参道店は、エントランスや窓までコレクション仕様にディスプレイされていてとても素敵でした。

私はようやくこの日「カデ&シダーウッド」を肌で試したのですが、これがとってもいい香りに仕上がって大好きな香りに♡ なのでこちらは購入確定!
ただ、表参道店でも「ルーピン&パチョリ」は再入荷分も予約でいっぱい、あとは当日来店してみないと分からないという状況でした。


ここまで買えないと逆に欲しくなるものです!
実は、デパートのオンラインショップでも予約が可能なことはわかっていました。
しかし、せっかくなら実店舗で2つまとめて買いたいと思い、表参道店に行った翌日に今度は3月に一般発売される他店へも聞き込み調査に行きました。
ですが結局そこでも、いい情報は入手できませんでした。

GINZA SIX店には再入荷予定と言われた2月27日に電話しましたが、やはり「ルーピン&パチョリ」はありませんでした。
ということで結局「カデ&シダーウッド」のみ友人分とも取り置きしてもらい、後日ショップへ受け取りに行きました。


受け取り時、「どこでもルーピン&パチョリが見つかりませんでした~」とスタッフさんに告げたところ。
なんと、3月6日に少し再々入荷されるとの朗報が!しかも取り置きも可能とのこと。
これに飛びつき、結果無事に「ルーピン&パチョリ」も手に入れることが出来ました♪


お店の方によるとこの再々入荷も急きょ決まったもので、一部ショップのみの対応。
スペシャル缶はもらえませんでしたが、モチーフになった草花のシールが施されて春らしい印象に仕上がっていました。


私の場合は2回に分けて購入したため、お買い物時にもらえるサンプルも2回分とうれしい結果に♪

こうした点は、やはり実店舗、直営店ならではのメリットですよね。
それに直接スタッフの方から香りについてのお話やアドバイスが聞けるのも楽しいものです。
今回はあちこちまわって、各ショップのスタッフさんと今回の限定香水の話から過去のコレクションや調香師の話、おすすめのコンバイニングなどたくさん香水談義ができて、そういう意味では収穫のあった2週間でした!

[5]限定コレクションを確実にGETするためには?


今年は、香りの良さはもちろんボトルのかわいさやノベルティ効果もあいまって、いつになく売り切れが早いコレクションでした。
また昨年までに比べると、入荷数が少なくなったという店舗もありました。
今後数の増減はどうなるか分かりませんが、確実にGETするにはやはり早めに予約することが大事ですね!

通常、ジョーマローンでは新製品発売のおよそ1週間前から店頭にテスターが置かれ、それと同時に予約開始となります。
また、支払いは商品受け取り時ですので、予約段階では料金は発生しません。
ちょっとでも気になる香りがあった場合はテスターが出た時点で早めに試し、予約でおさえておくとよいでしょう。
なお予約商品は、発売日から1週間までは取り置き可能ですが、その後は自動的にキャンセル扱いとなりますので要注意。

また今回調べていて、実店舗以外で事前に予約可能なネットショッピングがありましたのでご紹介します。

西武・そごうのe.デパート

こちらでは、2月28日(一般発売前日)の23:59まで予約可能でした。
予約後はキャンセル不可ですが、商品金額が5400円以上で宅配送料無料、または近くのセブンイレブンで受け取れるなど利便性がありますので、ジョー マローンの実店舗に行くのが難しいという場合は、こうしたサイトを利用するのもありかなと思います。

JO MALONE LONDON公式オンラインショップ

公式オンラインショップでは、まだ購入が可能なようです。(3月10日現在)

今回私が見てまわった段階で売り切れが続出していたのは、早く手に入れたい人や缶を欲しかった人が集中したタイミングだったせいなのかもしれません。

JO MALONEの新作香水や限定品は、大体金曜日に発売されることが多いのですが、もし発売当日に朝からショップに行ける環境でしたら、直接出向けば買える可能性はぐんと上がると思います。
またショップによっては今回のGINZA SIX店のように再々入荷もあるかもしれないので、店頭に出てなくても、諦めずにスタッフの方に確認してみてくださいね!

[6]「カデ&シダーウッド」が表現するイギリスの情景

今回販売状況を各ショップに確認したところ、どこも「カデ&シダーウッド」だけは在庫がある状態でした。
個人的には一番好きな香りなので、これだけ余ってるのは意外ですが、確かに他の4つの香りに比べて少し地味な感じも否めません。でもスタッフさんに伺ったこの香りの背景が面白く、興味がわきました。


出典 http://www.narrowboatguide.co.uk/

「カデ&シダーウッド」が薪ストーブのイメージというのはお話しましたが、それは本コレクションの舞台となった英国の運河をゆくナローボートにあるストーブのことなのだそう。
ナローボートとはカラフルにペイントされた木でできた舟で、そこに泊まったり暮らしたりできるもの。


出典 http://maindekor.com/30-creative-cozy-caravan-rv-boat-interior-design-ideas/caravan-interior-design-ideas_12/#main
船の中には、ソファーやテーブル、ストーブなどをレイアウトし、運河をゆったりとのぼるひとときを味わえる。最近では観光客向けにボートを貸してくれることもあるそうです。


他の4つの香りが運河のほとりの草花そのものを表現しているのに対し、「カデ&シダーウッド」だけは今回のコレクションにまつわる情景を切り取ってそのままイメージした香りなのが素敵だなと思い、ますますこの香りが好きになりました。

また、緑の自然に囲まれた運河に浮かぶナローボートの写真を見て、これまであまり興味がなかった英国にも行ってみたくもなりました。

[7]英国の運河を旅する気分で、春の香りを楽しんで♪


出典 https://www.jomalone.com/

今年はいつになく出足が早く、予約分で完売、発売日当日分も各店少量しか入荷されず当日中に完売という事態が発生しました。
発売日が各店で異なったことも、混乱を生んだものと思われます。
再入荷がある店とない店、電話取り置き可能な店と直接来店のみ受付する店など、店舗によっても可能なことがまちまちでしたので、このあたりはやはり直接ショップに聞いて、しっかりチェックしましょう。

ここ数年、限定コレクションは発売から1週間以上経ってもどのショップでも在庫がある状態が続いていたので、私もたかをくくっていました。
入荷数はその時々で変動があることが分かりましたので、私も来年からはもう少し気合を入れて、しっかり事前にチェックしていきたいと思います!

今回のコレクションはいずれも春にぴったりな香りばかり。
幸運にも手に入れられた方々は、ボートに揺られながら運河を進む英国の旅気分を味わいながら、香りを楽しんでくださいね♪
残念ながらGETできなかった人は、来年またどんなコレクションが登場するのか、期待しましょう!


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