『NOSE SHOP(ノーズショップ)』六本木ヒルズ店OPENレポ♪ ~日本初上陸の香りたち~

ニッチフレグランス好きからアツい視線を注がれている『NOSE SHOP(ノーズショップ)』新宿店、銀座店に続き、六本木ヒルズ店が2019年2月9日(土)にOPENしました!それに合わせて、日本初上陸のフレグランスブランドが4つも登場!ということで、それぞれのブランドについてや、試香して気になったボトルたちについて語っていきます。

2019年03月28日更新

香水/フレグランス

milly   FELICE ライター

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[1]NOSE SHOP(ノーズショップ)とは?


NOSE SHOP(ノーズショップ)は、「他の誰でもない、あなたの鼻が主役のお店」というコンセプトのもとハイグレードなフレグランス専業メゾンの製品をセレクトし、「ここでしか買えない」稀少価値の高いアイテムを多数取り揃えたショップです。

敷居の高い香りの世界を払拭したカジュアルでポップな店内では、型やルールに縛られず、気軽に感性のままに香りを選べます♪

ブランドやカテゴリーの枠を超え、多彩なフレグランスグッズがひしめき合う店内は、新感覚の「香りのセレクトショップ」と言えるでしょう。

>>公式ホームページはこちら

[2]新上陸ブランド NASOMATTO(ナーゾマット)

「Nasomatto」=「クレイジーな鼻(調香師)」という意味だそう。
まずこのブランドネームを聞いた時点で、興味惹かれました。さらにそのボトルのビジュアルを見て、「何これ?」という衝撃を受けたのは恐らく私だけではないはず(笑)およそ香水ボトルとは思えぬそのトリッキーな形の瓶からどんな香りが飛び出してくるのやら? 興味津々で試香に向かったのは言うまでもありません。発売前から1番気になっていたブランドです。

NASOMATTO(ナーゾマット)とは?

有名なファッションブランドの香りを数多く手掛けてきた調香師アレッサンドロ・グアルティエーリによる、オランダ・アムステルダム発のフレグランスブランド。
一般的な香水ブランドの常識から外れた変わったコンセプトと、香りのノートを一切公開しない点が特徴。

10種類全てを試香してみて、心に残ったのはこの2つ。

NARCOTIC V.(ナルコティックV)/魅惑のヴィーナス


出典 noseshop.jp/?mode=cate&csid=0&cbid=2491914

美しいパープルのボトルに惹かれ一番最初に手にとりました。

説明書きには

「これは女性のセクシャルパワーを無限に引き出す魔法の媚薬。それは圧倒的な中毒性。それは究極の女性らしさと官能。愛と美の女神ヴィーナスの微笑みが、骨の髄まで愛でみたす。」

とあります。

試香した瞬間に1番感じたのはチュベローズ。
透明感もあり、とても美しいフローラルでした。「綺麗な女の人の香り」という印象。
きっと女性はみんな好きな香りなんじゃないかなと思います。

BARAONDA(バラオンダ)/バラオンダ


出典 noseshop.jp/?mode=cate&csid=0&cbid=2491914

説明書きには

「香水瓶に詰められた極上のシングルモルトウイスキー。ホットなアロマティックノートに木樽が厚みを加え、フルーティーな余韻に酔いしれる。さながら官能的なハリケーンのように。」

とあります。

トップノートは、確かにウイスキーっぽい(マッカランやグレンモーレンジっぽい)のですが、時間が経過するにつれ、どちらかというとバーボン的(ブラントン、ワイルドターキーっぽい)なまろやかさに変わり、時間の経過と共に甘さが際立ちました。
甘さといっても、ハニーやバニラではなくラム酒のような甘さです。

こちらは肌の上でも試しましたが、かなり長い時間残っていました。スタッフさんにお伺いしたところ、ナーゾマットはエキストレドパルファムといってオードパルファンより濃度が高く、持続時間も長めとのことでした。
確かに、体感的には10時間くらいは持続していたように思います。

ナーゾマットはちょっと「すごく変わった香り」を期待しすぎたせいか、「あ、意外と落ち着いているな」という印象を受けました。むしろ、次に紹介するORTO PARISE(オルト パリージ)のほうがエッジが効いているなぁ…という気がしました。

>>「NAZOMATTO」について詳しくはこちら

[3]新上陸ブランド ORTO PARISI(オルト パリージ)

ORTO PARISI(オルト パリージ)とは?

「Nasomatto」の調香師、アレッサンドロ・グアルティエーリが手掛けているブランド。
「Nasomatto」が世界的な成功をおさめたため、新コレクションとして立ち上げたのがこちらです。幼少期、祖父のビンチェンツォ・パリージと過ごした菜園にインスピレーションを受け、「パリージの畑」という名前をつけたのが由来。

こちらは、名前が衝撃的です(苦笑)STERCUS(ステルクス/糞)や、SEMINALIS(セミナリス/精子)など…。
ステルクスはあまり覚えてませんが、セミナリスはキレイな香りでしたよ。

7種類全てを試香してみて、心に残ったのはこの2つ。

TERRONI(テローニ)/南イタリア

「世界は爆発で始まった。燃え上がるマグマが荒々しい地形を作り出した。そっと手で土地に触れてみれば、パワフルで満たされたものを感じるはず。それは母なる地球への帰属意識」

という説明書きがありますが、確かに火山っぽい印象の香りです。スモーキーでダーク。焚き木の後のような香り。
良いか悪いかは別として妙に衝撃を受けました。

BERGAMASK(ベルガマスク)/柑橘

「強力な香りの罠で人々は吸い寄せられる。新鮮な柑橘の香りの中に潜む棘が、不適な笑みを浮かべて、あなたの肌の上で遊ぶように踊りだし、狂気の中で人々をメッタ刺しにする。」

なんとも不穏なコンセプトですよね(苦笑)こちらはベルガモットを感じながらも、それが決して爽やかという感じではなく…どっしりした重さとスモーキーさを放つ香りです。

NAZOMATTO(ナーゾマット)もORTOPARISI(オルトパリージ)も複雑だったり、個性的な香りだったりで一度に試香すと少し鼻が疲れてきます。
ちょっとコーヒー豆で鼻をリセットしつつ、そのあとにMaison Louis Marie(メゾン ルイ マリー)を試香してみましたが、この流れはちょっと一息つけて良かったなと思いました。
香りを試す順番も重要ですね。

>>「ORTO PARISI」について詳しくはこちら

[4]新上陸ブランド Maison Louis Marie(メゾン ルイ マリー)

Maison Louis Marie(メゾン ルイ マリー)とは?

フランス革命時の亡命先で、2,000種類以上の新種の植物を発見し、フランス植物学の父として歴史に名を刻んだ偉人ルイ=マリー。
約200年の歳月を経て、ルイ=マリーの子孫がその植物学の情熱と英知を、先祖の名を称えたフレグランスメゾンとして現代に蘇らせました。
驚くほど繊細で深淵かつ寛容な香りは、採集地として一族にゆかりのある場所、あるいは採集対象である植物の名が記されています。

店頭に並んでいた4種類全てを試香して心に残ったのはこの2つ。
(香りの種類は9種類あります)

No.2-Le Long Fond (No.2 ル ロンフォン)/ル ロン フォン植物園

「ルイ=マリーが1973年にベルギーで設立した植物園は、今日に至っても活き活きとした緑を育む運営が続いている。躍動感のある清々しいウッディーノート。」

トップノート:ヒノキ
ハートノート:シダーウッド、パチョリ
ベースノート:ホワイトムスク

まるで森林浴をしているような清々しいグリーンな香り。目を閉じるとみずみずしい植物に囲まれた森の中にひっそりと佇んでいるような気分になります。
爽やかな香り、清潔感のある香りを求めるひとにぴったりな香りだと思いました。

No.9-Vollee de Farney (No.9 ヴァレ ドゥ フェルネ)/ヴァレ ドゥ フェルネ自然公園

「東アフリカのモーリシャス島、手つかずの原生林が広がり、100種類を超える動植物が生息する地。新たな植物の発見にフレッシュな興奮が走る、ウッディノート。」

トップノート:グレープフルーツ、オレンジ、ブラックペッパー
ハートノート:シダーウッド、パチョリ、ゼラニウム
ベースノート:ベチバー、アンバー、ムスク

柑橘が最初にパッと飛び込んできます。とてもフレッシュな感じ。その後やがて、落ち着いたウッディーな香りで包まれます。グリーンっぽさよりも、柑橘の爽やかさがお好きな方にオススメです。

メゾン ルイ マリーは絵で言うと美しい水彩画のような、そんな趣きのある香り達でした。透明感のある綺麗な香りが好きな人にはたまらないブランドだと思います。
私は上段に出ていたオードパルファンしか試していませんが、次回再度足を運んだ際にはオイルもじっくり試香してみたいです。
日本初上陸ブランド4つの中で、最後に手にとったのがこちらでした。

>>「Maison Louis marie」について詳しくはこちら

[5]新上陸ブランド MiN NEW YORK(ミン ニューヨーク)


1999年、ニューヨークに誕生したMiN NEW YORK(ミン ニューヨーク)。
創始者のチャド・ムラウフチックは、世界一忙しい街ニューヨークで、日々慌ただしく過ごすニューヨーカーに香りの芸術を通じて自分のスタイルを見出すというラグジュアリーな体験を提供したいと願い誕生させたブランドです。

11種類全てを試香してみて、心に残ったのはこの2つ。

BARREL(バレル)/酒樽

「かすかなフローラルが、鍵となって大胆で美しい香りへの道をひらく。そこにピート(泥炭)を感じる。長い年月の間、最高級のウイスキーを擁護し続ける、私心のない木樽の香り。」

トップノート:アブサン、コリアンダー、ピンクペッパーコーン
ハートノート:ラム、ミルラ、オレンジブロッサム
ベースノート:オークバレル、レザー、バニラ、パチョリ、ベチバー

試香したときに、スコッチウイスキーっぽい趣がありました。
説明にもあるように、ピートの香りがします。ピートとは、正露丸ような薬品香、燻製のようなスモーキーさ、それらが混じり合った複雑な香りです。私が大好きなアイラ島のウイスキーの香りに似ていて思わず何度も試香してしまいました。全体的にずっとアンニュイなスモーキーさが続くのですが、ラストノートに近づくにつれ、ウッディーさとほんの少しの甘さが漂います。
私はウイスキーが大好きなので、これはストライク!な香りでした。

SHAMAN(シャーマン)/祈祷師

「不思議な力を持つ、時空を超えた超自然的存在。聖なる魂の守り人。それがシャーマン。彼らのように、人を惹きつけてやまない媚薬のような魔力を持つ。官能的で果てのない香り。」

トップノート:バイオレットリーフ、マンダリン、カルダモン
ハートノート:フランキンセンス、シスタスラブダナム、ナツメグ、ローズアブソリュート
ベースノート:アンバーグリス、パチョリ、スチラックス、ハニー

こちらも妙に惹かれた香りです。
複雑に香りが絡みあっており、一言で何の香り、とは言えない感じ。トップノートで感じるのはすこし翳りのある柑橘とスパイシーさ。全体的にやや重めな雰囲気が漂います。
「人を惹きつけてやまない媚薬のような魔力を持つ」と説明にもありますが、確かに不思議と惹きつけられてしまう香りでした。

MiN NEW YORK(ミン ニューヨーク)は、素材の希少さから、1年に1ロットしか生産しない限定生産スタイルを採用しているのだそうです。
同じ名前のボトルでも、今年と来年とでは香りのバージョンが違うかもしれないという、まるでワインのような原理。
それぞれのボトルやパッケージには、ナンバリングがされていて、それがまた特別感を煽ります。

>>「MiN NEW YORK」について詳しくはこちら

[6]そのほか、注目な香りもたくさん…!

NOSE SHOP(ノーズショップ)六本木ヒルズ店には、「香りは沈黙の言葉」というテーマの「AGONIST(アゴニスト)」や、動物たちの独自の特徴を香りで表現したという「ZOOLOGIST(ズーロジスト)」、音と香りの調和をコンセプトとした「L’ORCHESTRE Parfum(オーケストラ パルファム」、教会に降り注ぐパイプオルガンと讃美歌の聖なる音を香りで表現した「extrait de musique(エキストレドミュージック)」など、今回初登場した4つのブランド以外にも興味深いブランドが多数揃っています!

六本木ヒルズ店は、7月までの限定の店舗だそうですので、ぜひ!期間中に行かれることをオススメします。

ユニークなコンセプトから生まれた香水や、珍しい形をした香水など…世界各国から集まったちょっと個性的な香水たちを試すことができますよ!

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