オリエンタルな樹木とスパイスの香りのカラムス精油(エッセンシャルオイル)をご紹介

カラムスは北半球の湖や川の近くに自生する植物で、剣のような形をした形をした長い葉が特徴です。カラムスの歴史は古く、古代エジプトでは聖なる精油として宗教儀式に使用されていました。日本では、端午の節句に欠かせない「菖蒲」という植物として知られています。今回は、カラムスの香りの特徴や、カラムスの香りの効果・効能について紹介します。

2019年05月15日更新

アロマ

chihori (felice編集部)

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[1]カラムスとは?

カラムスは北半球の沼地に自生する植物です。別名スウィートフラッグ (Sweet Flag)と呼ばれ、日本では「菖蒲」という名称で親しまれています。

インドが原産の湿地の植物

カラムスはインドが原産の植物で、古代エジプトでは薫香材として使用されていた歴史の古い香料です。植物全体に芳香成分が含まれており、根の部分には薬効成分も含まれています

日本では「菖蒲」として知られる

カラムスの和名は「菖蒲」です。カラムスという名前に聞き覚えがない人も、菖蒲のことはほとんどの人がご存知だと思います。端午の節句に欠かせない植物ですね。

端午の節句は別名「菖蒲の節句」とも呼ばれており、中国の風習と日本の風習を組み合わせて成立した行事です。中国では、病気が流行しやすい5月を悪月と呼び、魔除け、邪気払いのために菖蒲やヨモギを門に飾ったり、菖蒲を浸して作った菖蒲酒を飲む習慣がありました。


出典 article.auone.jp

日本にも「五月忌み」という習慣があり、厄除けのために菖蒲とヨモギを軒に飾ります。この2つの風習が合わさって「端午の節句」という行事ができました。

菖蒲は古くから解毒効果のある薬草として重宝されており、菖蒲の香りは厄災を祓うと信じられていました。このことから、邪気を祓い、健康を祈願する端午の節句に、菖蒲は欠かせない植物とされてきたのです。

[2]カラムス精油(エッセンシャルオイル)の香りの特徴

カラムスは沼地に自生する植物で、土っぽい香りをイメージする人も少なくありません。実際はどのような香りなのでしょうか。

オリエンタルでウッディーな甘みのある香り

カラムスは、スパイシーな甘みとオリエンタル調でウッディーな落ち着きのある香りです。

[3]カラムス精油(エッセンシャルオイル)の効果効能・危険性

カラムス精油は、心や体に嬉しい効果をもたらしてくれます。しかし、その一方で毒性を持つ成分が含まれているため、扱いには十分な注意が必要です。

自信をもたらしてくれる香り

カラムスの香りには気分を高揚させる効果があり、落ち込んでいるときにカラムスの香りを嗅ぐと、自信を取り戻すことができます。また、気分が高揚することで官能的な気分になるので、古代エジプトではカラムスを媚薬として用いていました。

呼吸器に効果的な一方、毒性も…

カラムスは、インドで古くから薬草として用いられていました。消化不良や胃炎、食欲不振などの消化器系の不調をはじめ、気管支炎や咳などの循環器系の薬にもなり、リウマチや神経痛などの症状の緩和にも役立ちます。

ただし、現在ではカラムスの主な芳香成分「β-アサロン」に毒性や発がん性が認められ、扱いに注意が必要とされています。特に、経口摂取は毒性を及ぼす可能性が高く、厳禁とされています。

[4]カラムスの精油(エッセンシャルオイル)と相性の良いブレンド

扱いに注意が必要ですが、カラムスは心身にさまざまな効果をもたらしてくれます。おすすめのカラムス精油と、相性の良いブレンドを紹介します。

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少し粘性のある液体です。アロマディフューザーで部屋全体に香りを広げたり、ガーゼなどに垂らして芳香浴をするのがおすすめです。

相性の良いブレンド

カラムスはオリエンタル系のパチュリや、ウッド系のフランキンセンス、シダーウッドなどと相性が良いです。より落ち着いた深みのある香りを楽しむことができます。

[5]カラムス精油(エッセンシャルオイル)の香りで心を元気に

日本人にも「菖蒲」という名前で馴染み深いカラムスは、古くから薬として用いられてきました。毒性を持つため、扱いには十分注意する必要がありますが、生活に取り入れることで心身を元気に保つサポートをしてくれます。

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