聖書にも登場するアロマ!スパイクナード精油(エッセンシャルオイル)の効果・効能をご紹介

スパイクナードは、ヒマラヤあたりの高度3000~5000mの山地に自生する高山植物です。スパイクナード、もしくはナルドと呼ばれ、漢方でも甘松や寛葉甘松という名前で知られています。スパイクナードは、古代エジプトやギリシャ時代から使用されていた古い歴史を持つ精油(エッセンシャルオイル)です。今回は、スパイクナードの香りの特徴や効果・効能について紹介します。

2019年08月02日更新

アロマ

chihori (felice編集部)

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[1]スパイクナードとは?


出典 greengarden.thebase.in

スパイクナードはバレリアンと近縁種の高山植物で、ハーブとしてはスパイクナード、ナード、ナルドと呼ばれます。

漢方では芳香性健胃薬として甘松もしくは寛葉甘松と呼ばれることもあります。

また、アーユルヴェーダではジャタマンシーと呼ばれ、お香や線香の原料として使われます。

聖書にも登場する古い歴史を持つ精油(エッセンシャルオイル)

スパイクナードは非常に古い歴史を持つ精油(エッセンシャルオイル)のひとつで、古代エジプトやギリシャ時代から利用されていました。

新約聖書において、最後の晩餐の前にマグダラのマリアがイエス・キリストの足を洗うために使った「ナルドの香油(ナルデの香油)」としても知られています。

ただし、この「ナルドの香油」については、スパイクナード精油(エッセンシャルオイル)とするのが通説となっていますが、スパイクラベンダーであったとする説も存在します。

インドの伝統的医学であるアーユルヴェーダにおいても、スパイクナードは不眠緩和などに使用されており、世界的に古くから親しまれてきた精油(エッセンシャルオイル)と言えます。

[2]スパイクナードの香りの特徴

スパイクナードの香りはかなり個性的で好き嫌いが分かれる香りです。

精油(エッセンシャルオイル)を購入する際は、香りを確認してから購入することをおすすめします。

土っぽさを感じるウッディーな香り

スパイクナードはくせの強い個性的な香りであるため、好き嫌いがはっきりと分かれます。

ベチバーやパチュリーのような土っぽい香りが基調になっていますが、ウッディ系、アニマル系の香りと甘いスパイスのような香りが組み合わさり、人によっては不快感を覚えることもあります。

単品で使うよりも、他の精油(エッセンシャルオイル)とブレンドして使うと良いでしょう。

[3]スパイクナード精油(エッセンシャルオイル)の効果・効能

世界各地で古くから薬用として使用されてきたスパイクナードの効果・効能について紹介します。

不安を取り除き、心を落ち着かせる

スパイクナードは鎮静作用に優れた精油(エッセンシャルオイル)と言われています。

不安やストレスによって緊張状態にある精神を落ち着かせてくれるだけでなく、心の奥底にある無自覚な怒りや悲しみにも作用して、心を深く鎮め、開放してくれます。

理由もなくイライラしたり、ヒステリーを引き起こして不眠状態が続くときにも有効です。

精神の深い部分に作用する香りであるため、自分としっかり向き合いたいときや、瞑想を行うときにも役立ちます。

血流を改善して冷え性を解消

スパイクナードは精神を落ち着けてストレス解消に役立つ精油(エッセンシャルオイル)であるため、精神的不調からくる胃痛や消化不良、頭痛などに効果を発揮します。

また、心臓の強壮作用があるとされているので、不整脈や動悸の予防・緩和にも有効です。

血行を促進する作用があるとも考えられているので、貧血や血行不良による冷え性の改善にも役立ちます。

その他、消化促進作用により、血流の改善と合わせて、消化器の調子を整える働きも期待できます。

月経不順や生理痛を緩和

スパイクナードは卵巣機能を刺激し、月経促進に役立つと言われています。

血行促進作用と合わせて、月経不順や生理痛など、女性特有の体の悩みを改善してくれます。

精神を安定させる効果もあるため、月経前症候群(PMS)の諸症状を緩和する働きも期待できます。

頭皮に働きかけ、薄毛予防に

スパイクナード精油(エッセンシャルオイル)はかつて肌の若返りの薬や、髪に艶を与える髪油としても利用されていました。白髪や薄毛を予防する効果があるともいわれています。

スパイクナード精油(エッセンシャルオイル)は保湿・抗炎症作用があり、皮膚の炎症や乾燥肌の改善に役立つという説と皮膚への直接利用は避けるべきという説があります。

マッサージオイルとして使うことでセルライトケアに役立つともいわれていますが、肌への刺激性を考え、使用する際はパッチテストを行い、低濃度で試すことをおすすめします。

[4]おすすめのスパイクナード精油(エッセンシャルオイル)とブレンド

スパイクナード精油(エッセンシャルオイル)は独特の香りを持つため、使用する際は他の香りとブレンドすることをおすすめします。

スパイクナードの精油(エッセンシャルオイル)とおすすめのブレンドについて紹介します。

スパイクナード 10ml/ease aroma-shop

スパイクナード精油(エッセンシャルオイル)は香りが強いため、使用する際は注意が必要です。

普段から精油(エッセンシャルオイル)を使用している人は、スパイクナードの香りをプラスすることで変化を楽しむことができます。

オリエンタル系の精油(エッセンシャルオイル)とのブレンドがおすすめ

スパイクナード精油(エッセンシャルオイル)の香りは複雑で、既にブレンドされたようなさまざまなニュアンスを含みます。

分類についても、ハーブ系やオリエンタル系など書籍によって異なります。

どのタイプの香りとも比較的組み合わせやすい精油(エッセンシャルオイル)ではありますが、特にオリエンタル系の精油との相性が良いと言われています。

スパイクナードの独特な香りを和らげたいときは、フローラル系やシトラス系の精油(エッセンシャルオイル)に少量加えてみてください。

気持ちを整えたいときは、パチュリ、オークモス、ベチバー、安眠のサポートにはネロリ、クラリセージ、ラベンダーとのブレンドが有効です。

[5]スパイクナードで女性の体の悩みを解消しよう

スパイクナードは古くから薬用として使われていた植物です。特に女性の体の悩みに有効であるため、生理痛や月経不順で悩んでいる人におすすめです。

香りは独特ですが、他の精油(エッセンシャルオイル)と組み合わせることで使いやすくなります。ぜひお気に入りのブレンドを見つけてみてくださいね。


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