いよいよ夏本番!バカンスの季節にフランス人女性が欠かせない香りのアイテムとは?

本格的な夏の季節がやってきました♪日本の夏は湿度が高く、匂いにも敏感になってしまう季節ですよね。夏に香水をチェンジする方も多いと思いますが、私が暮らしているフランスでも、ほとんどの女性が夏用・冬用で香りを分けています。香水大国フランスの女性はどのように使い分けているのか?パリジェンヌたちに夏のマストアイテムを聞いてみました。

2019年08月09日更新

香水/フレグランス

大内 聖子   FELICE ライター

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[1]夏のバカンスのために働くフランス人

実はフランスでは年間5週間の有給休暇の取得が法律で決まっています。

特に夏のバカンスはフランス人にとって一年で一番の楽しみ!会社員は数週間、パン屋さんや美容院、開業医など自営業者は1カ月のバカンスがノーマルとなっています。

「なんてお気楽な…」と思う方も多いかもしれません。これはフランスの国民性が強く出ている部分で、「夏は暑すぎて仕事にならない」「そもそも一年の真ん中は休むもの」という理由からきています。

冬が長く日照時間が少ないフランス。太陽が大好きなフランス人は、夏は夏らしく思いっきり楽しむ!という考え方をしています。彼らにとってバカンスは生きがいのようなもので、「バカンスのために働いてる!」と断言する人がほとんど。

そして夏の時期になると、フランス女性たちの装いも冬とは打って変わって明るくなります。当然のようにコスメや香りも夏向けのアイテムがたくさん発表されています。

さて私は以前から、“夏の時期の香り”について気になっていたことが2つあります。

・香水大国のフランスでは、夏にどんな香りを選ぶのか?
・バカンスに出かけるときのマストアイテムは?

今回はこの質問をパリジェンヌ達に聞いてみました。彼女たちから得られた答えの中に、日本人女性にも参考になるようなヒントがあったのでご紹介していきたいと思います!

[2]夏の香りに対する日仏の異なる意見

日本の夏は高温多湿なので、香水をつけるときに周りに少し気を使ってしまいますよね。

「人に迷惑をかけないように強い香りは避ける」「TPOに合わせた香りを選ぶ」「フレッシュな香りのものを」など、季節に合わせた香水選びをされていると思います。

フランスも近年では、7月から8月にかけては日本のように高温です。湿度は高くないものの、未だにエアコン設備の整っていない公共施設(地下鉄・役所)やブティックが多くあります。

そのため屋内では空気がこもりやすく、日頃香水をふんだんに使うフランス人でも強い香水の使用は避ける傾向にあるようです。

ただ日本人と少し違うところは、“マナーとして香水を控える”のではなく、あくまで“夏の期間の気分転換”、“自分が使用していて気持ちが良いもの”を選んでいるようです。

そしてフランス人の夏のバカンスの行き先として人気なのが、南国のリゾート地。リゾート先に合う香りを新調することもあるのだとか。

日本とフランスの間には気候の違いや文化の違いが多々ありますが、このように香りに対して寛容で常にポジティブなフランスの環境は、香り好きにとって本当に嬉しいものです。

[3]フレグランスウォーターが夏の主役

さて、夏に向けてパリジェンヌ達は具体的にどんな香りをチョイスしているのでしょうか。

今回は生粋のパリジェンヌ、Muriel(ミュリエル)さんOdile(オディール)さんのお二人に伺いました。

フランス語教師のMuriel(ミュリエル)さんが選ぶ夏の香り

普段愛用している香り


出典 hermes.com/jp/ja/

普段、私が使っているのは『エルメス』「ナイルの庭」です。ナチュラルでさわやかなグリーン系の香りがとても気に入っています。

夏にも使えそうなさわやかな香りだけど、私は夏には使わないようにしています。

フランスの日差しは強いでしょう?それに香水のアルコール成分は敏感肌の私には刺激が強すぎます。

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夏の定番の香り


出典 clarins.jp/

代わりに、夏には『クラランス』「Eau Dynamisante(オー・ディナミザント)」というボディローションを使っています。肌も潤うし、ボディローションの割には香りが持続します。

朝のシャワーの後、これを使用するだけ。旅行先でも保湿用として使えるから本当に便利。

私の家族はボルドー出身だけど、母も姉妹も夏に香水は使わないの!

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バカンスはスペインやイタリアの地中海沿いに行くことが多いです。

夜、レストランに行くときだけはドレスアップして、いつもの「エルメスの庭」を足首につけます。

日が暮れる前で気温が高い間は上半身に香水をつけないようにしています。(ヨーロッパの日没時間は夏季は22時前後)

それと携帯用の香水のアトマイザーはこういう時に便利ね。パリでは可愛いアトマイザーがたくさんあるから、ギフトによく贈ります。

医療事務のOdile(オディール)さんが選ぶ夏の香り

普段愛用している香り


出典 inter.mugler.com/fragrance/women-s-perfumes/

私は『Thierry Mugler(ティエリー・ミュグレー)』「Alien(エイリアン)」をずっと使っています。

最後に残るアンバーの香りが甘くて大好き。仕事に行くときやオフの日に出かけるときも欠かせない香り。

でも夏の昼間に着けたらヘビーすぎるから、夏はディナーで外出するときだけですね。

 

夏の定番の香り


出典 lookfantastic.jp/

私はスキンケアは全て『NUXE(ニュクス)』を使っています。

自分の肌に合うから、夏は同じ『NUXE(ニュクス)』「デリシャス フレグランス ウォーター」に切り替えます。

スプレータイプで使いやすく、アロマのような優しい香りがします。ココナッツとバニラの甘い香りが気に入っています。服にも髪にも着ける時がありますよ!

バカンスはフランス国内に行くことが多いですね。行先はノルマンディーやニースの海沿い。

私は日焼けをしたいので、きれいに焼けるように『AVENE(アヴェンヌ)』のサンオイルを毎年使っています。

空気が乾燥していて日差しが強いので、サンオイルは日焼けしたいときにぴったり。

このサンオイルもフローラル系のいい香りがするので、香水は必要ないくらい。

夏も大好きな香りと♡

2人のお話から、フランス人女性は“そもそも夏に香水を着けない”“ボディ用保湿ケアのフレグランスウォーターが主流”だということが分かりました。

香水大国フランスでは、みんなが夏向きの香水を持っているイメージでしたが、意外なことに“香水を着けない”という選択肢があったのです。

・夜に香水を足首に着ける
・夏はフレグランスウォーターに切り替える

という彼女たちの意見から、夏でも迷わず自分の大好きな香りを選ぶことができるでしょう♪

[4]香りは頑張りすぎない


フランス人女性を見ていて度々思うのが、“エフォートレス”だということです。

エフォートレスとは“努力を要しない・軽々とやってのける”という意味で、いわば頑張りすぎない・比べない・自分らしい自然体でいるということ。

自分にとって気持ちのいい状態でいることはとても大切なことですよね。

これから本格的な夏の季節になりますが、いつでも自分らしくいられる、あなたにぴったりの香りが見つかりますように♡

 


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