香水コレクターがが選んだ“2019年 私のベスト香水”

生活費以外で私が一番お金をかけているもの、それは香水です。これから一生かけても使いきれないほど、ドレッサーの中は香水だらけ。もういい、もう無理、もう買わない!と思いながら、去年もたくさんの香水に出会い、購入してしまいました。そんな香水コレクターの私が2019年に出会い、衝撃を受けたとっておきの3本をご紹介したいと思います。

2020年01月16日更新

香水/フレグランス

fragrance-lover   FELICE ライター

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[1]MAJAINASin(マジャイナ シン)/The Different Company(ザ ディファレント カンパニー)


2017年10月発売

■トップノート:砂糖漬けのビガラード、ベルガモット、ネロリ、オレンジの花、マダガスカルのジンジャー
■ミドルノート:オーキッド、へリオトオープ、マロンクリーム、マダガスカルのシナモン
■ラストノート:ガテマラのトンカビーンズ、アンバー、ビャクダン、マダガスカル産ブルボンバニラの貴重なエッセンス

昨年の「イセタン サロン ド パルファン」で初試香してみようとブースに立ち寄ったところ、外国人男性の姿が。

『ザ ディファレント カンパニー』のCEOとのことで、またとない機会なので直接レクチャーしてもらおうと「甘くてヘヴィでセクシーな香水を教えてください」と伝えたら、この「マジャイナシン」をオススメしてくれました。

初めて試す『ザ ディファレント カンパニー』の香水。期待を胸にムエットを嗅いだところ、、、、即、購入です。

私が伝えた“甘くてヘヴィでセクシー”の要素全てが満たされ、さらに予想を遥かに超える素晴らしい香りだったので、何の系統の香りなのかすら把握できずにいました。

しばらく考えてもわからなかったので、メインの香調は何か聞いたところ“バニラ”だと。

言われてみれば確かにバニラ、でもこれまでに嗅いだことのない悪魔的とも言える魅力的な香りは、もはや「マジャイナシン」という一つのジャンルと言っても良いぐらい。

これまで私の中で最高峰のグルマン香水は『イブ サン ローラン』の「ブラック オピウム」だったんですが、「マジャイナシン」に軍配が上がった瞬間でもありました。(甲乙つけ難いですが)

つけたても素晴らしいですが、残り香がまた最高で、いつまでもこの香りを嗅いでいたい、この香りから離れたくない…と、いつまでも名残惜しい。

強力な魔力のようなものさえ感じてしまうほど、甘くヘヴィで上品な大人のバニラ。やはり寒い冬に一番映える香りですね。


もちろんデートにもオススメですし、香水が入っている箱には持ち運び用の巾着袋や、アトマイザーに移しやすいよう「ろうと」までセッティングされた豪華パッケージですので、大切な人へのギフトとしても◎。

グルマン香水が苦手という方にも、ぜひ試していただきたい逸品です♡


 

[2]UNE TONNE DE ROSES(ユヌ トン ドゥ ローズ)/PARLE MOI DE PARFUM(パルル モア ドゥ パルファム)


2016年9月設立/2018年10月日本初上陸

■主な香調:ダマスクローズ、パチョリ、フランビノン

他の香水を購入した際にサンプルでいただいた「ユヌ トン ドゥ ローズ」。嗅いだ瞬間から虜になってしまいました。

“ローズ香水”というと、限りなく生花に近いものから青臭いものまで、違いはあれど「ローズ」というくくりで何となく香りの想像ができるもの。

でもこの「ユヌ トン ドゥ ローズ」は、想像もしていなかった全く新しいローズでした。

「なんだこれ!?」というのが心の中の第一声。その後、気にならずにはいられない香りの正体にどんどんハマってしまいました。

青々しい薔薇の香りと言えばそうなんですが、それだけではない、正体不明のクセになる香り・・・・。私が知っている他のローズ香水にはない、斬新な個性。

パチョリの配合が多いのか野性味ある男性的な力強さも感じますが、あくまでもフェミニンで纏う人の美しさやオーラをよりいっそう引き出してくれそうです。

ローズはローズでもキリっと気を引き締めたい時大人っぽさを求めている時、上品な女性らしさをアピールしたい時にもこの香水はピッタリだと思います。

また、一方ではどこか癒されるアロマ効果のようなものも感じるので、外出時だけでなく家でリラックスしたい時にも適しています。

私は無性にこの香りを欲することが多いので、家にいる時はしょっちゅうプッシュして良い気分に浸っています。

ローズ香水はたくさん持っていますし、もう買うことはないだろうと思っていたのですが、とんでもない香りに出会ってしまったものです。

これだから香水収集はやめられないんですよね。

私のように王道ローズ香水はたくさん持っているのでもういいや、という方はぜひ試してみてください。ローズ香水の常識を変えてくれるかもしれませんよ♪

 

[3]AQUA ALLEGORIA PERA GRANITA(アクア アレゴリア ペラ グラニータ)/GUERLAIN(ゲラン)

2016年6月発売

■トップノート:ベルガモット、グレープフルーツ、レモン
■ミドルノート:洋ナシ、キンモクセイ
■ラストノート:モス、ホワイトムスク、シダー

ご存知『ゲラン』。とても敬愛していますし、大好きな香水もたくさんあります。

由緒あるクラシカルな香水以外にも、今では「ラ プティット ローブ ノワール」や「アクア アレゴリア」といった若い人向けのラインも充実していて、以前私が抱いていた“マダム御用達”というイメージはだいぶ払拭されましたが、キツめの香りが多いという印象はずっと変わらずにありました。

そんなゲランの中で一番気軽に使えるのが、天然素材を生かした「アクア アレゴリア」シリーズ。10種類以上あるうち全てを試香したわけではありませんが、キツい香りではなく、クセもなくてつけやすい。

その中でこれまで試したことがなく、ふと店頭で手に取った「ペラ グラニータ」

!?これがゲラン!?とビックリ。

高級感はそのままに、梨やカクテル、フルーツパンチを彷彿とさせるフルーティでジューシーな香りが弾けるように広がりますが、明るく元気いっぱい!というよりは軽やか繊細で、とても美しい香りなんです。

こんなに柔らかくて可愛らしい香りがあったのか、という驚きと、単純に香りが良過ぎる!というダブルの驚きで、“マダム御用達”や“キツめの香り”といった『ゲラン』の印象が完全に覆された、画期的な香水でもありました。

季節や場所など問わずいつでもどこでも纏えると思いますが、オフィスでこの香りが漂ってきたら、あまりにも良い香りなので逆に仕事に集中できなくなってしまいそう…。

癒されたい時元気を出したい時、とにかく良い香りに包まれてうっとりしたい時は、この香水の出番です。

自分の周りだけ春が訪れたかのように、キラキラした気持ちにさせてくれます。

“勝負香水”としても間違いないので、デートにもオススメですよ♫

 

[4]今年も運命の香りに出会えますように

以上、私が2019年に出会った衝撃の3本でした。

世界中全ての香水と出会うことは不可能ですが、だからこそコレだ!と思えた香りは、もはや運命!…そう言い聞かせて、今年も運命の1本を探してみたいと思います。

みなさんも、運命の香りに出会えますように♡


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