新生活を迎える全ての人に、未来へのうたを。 映画「シング・ストリート 未来へのうた」

冴えない高校生がひと目惚れ!とびきりイカした年上の人に━。そのピュアな恋心は、やがて自分と周りの人生を大きく変えていきます。大人になった誰もが青春時代を思い出し、冒険心を取り戻したくなる、甘酸っぱくてキュンキュンしっぱなしの青春恋愛映画…だけにはとどまらない、誰もの心を動かすこの映画に、『バーバリー』の香水を。

2020年04月21日更新

香水/フレグランス

fragrance-lover   FELICE ライター

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[1]「シング・ストリート 未来へのうた」について

シングストーリート
出典 eiga.com/movie/84613/photo/

監督

「ONCE ダブリンの街角で」「はじまりのうた」などのジョン・カーニー監督による半自伝的ドラマ、2016年公開のアイルランド映画です。

この監督自身もバンドをしていただけあって、音楽にちなんだ物語が多く、当然音楽ファンの心は揺さぶられますが、音楽にあまり興味がない人が観ても面白く、観る人全ての気持ちに入り込んでしまうような温かい作品を撮る監督だと思います。

この「シング・ストリート 未来へのうた」の中でも、監督によって作られた曲や、他のミュージシャンとの共作が多数登場しますが、それはもう素晴らしい楽曲のオンパレード!

その才能にもただただ驚くばかりです。

みどころ

80年代の音楽とファッションが満載


出典 gaga.ne.jp/singstreet/

この映画の時代背景は1985年。

若い方にはピンとこないかもしれませんが、ファッションはもちろん、デュラン・デュラン、ザ・キュアー、ザ・クラッシュ、ザ・ジャム、ホール&オーツ、a-ha、スパンダー・バレエなど、 世間を席巻していたブリティッシュ・ミュージックが映像を彩り、当時のカルチャーが丁寧に再現されています。

当時私は小学生で、80年代カルチャーの洗礼をリアルに浴びるには少し早かったので、そういえばTVに出てた大人はこんな感じのファッションだったな、こんな音楽がよくかかってたな、という程度の記憶のリンクですが、あの時代が持つ閉塞感と、これから新しい時代に突入するに違いない!というワクワクが同居した空気感、そして今振り返るとどこか ”ちょいダサ” な雰囲気もよく伝わってきます。

数千人のオーディションから選ばれた主役と、今話題の俳優陣も出演


出典 gaga.ne.jp/singstreet/

冴えない男子高生がみるみるうちに頼もしく、男らしく、さらに色気を伴い成長していく姿が印象的な主人公、コナー。

そのコナー役に抜擢されたのは、アイルランド全土でなんと半年かけた数千人のオーディションから選ばれたフェルディア・ウォルシュ=ピーロという少年。

演技はこれが初めてだったそうですが、信じられないぐらい堂々とした演技と存在感で見事に大役を務めています。

7歳からソプラノのソリストとしてステージに立っていたというピーロ。
その美声はぜひ映画の中で確認してみてくださいね。

さらに相手役のラフィーナには、「ボヘミアン・ラプソディ」でフレディの恋人メアリーを務めたルーシー・ボーイントン

コナーの兄役には先日公開され話題となった映画「ミッド・サマー」で主役クリスチャンを務めたジャック・レイナー

父親役には、大人気「ゲーム・オブ・スローンズ」でリトル・フィンガーことピーター・ベイリッシュを務めたエイダン・ギレン

と、今となっては超ホットな3人も出演しています。

[2]主な登場人物

・コナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)

主人公の男子高生。転校先で思いもよらぬ展開が。

・ラフィーナ(ルーシー・ボーイントン)

コナーより一つ年上のモデル。学校には行っておらず、いずれはロンドンでモデル活動がしたいという夢がある。

・ブレンダン(ジャック・レイナー)

コナーの兄。音楽オタクの大学生。コナーのことを時に優しく、時に厳しく見守る良き兄貴。

この他、コナーの両親、コナーのバンドメンバー、コナーをいじめる生徒バリーなど、バラエティにとんだ登場人物が映画を盛り上げます。

[3]あらすじ


出典 eiga.com/movie/84613/photo/

時は1985年、大不況にあえぐアイルランドの都市ダブリン。

父親の失業により少しでも節約するため、私立学校から無料の公立高校「シング・ストリート高校」へと転校させられたコナー。

転校早々、バリーという生徒に暴力は振るわれるわ、校長には理不尽に怒られ制裁を受けるわで、何だか幸先の悪いスタート。

さらに父親の失業に加え、母親は不倫疑惑、両親は離婚寸前、と家庭内も散々です。

ただ一人、音楽の趣味も合いコナーの良きアドバイザーでもある大学生の兄、ブレンダンだけが唯一の救いと言えば救い。

そんな暗い事情を抱えていながらも、見た目はどこにでもいそうな平凡な、いやどちらかと言うと冴えない部類に入りそうなコナーですが、ある日学校の近くでタバコを咥えた派手な女性ラフィーナを見かけ、ひと目惚れ。

冴えない少年かと思いきや、恋の衝動とはスゴイもので、すぐに話しかけに行きます。

「僕のバンドのビデオに出ない?」と。

もちろんバンドなんてやっていません。やったこともありません。

むしろ新しい学校でまだ友達すらいないのに、ラフィーナにビデオに出てもらいたいがためにメンバー探しに奔走し、あっという間にバンドを組み、ハッタリを真実にしてしまいます。

そのバンドの名は「シング・ストリート」。

無事バンドを結成したコナーは曲を作り、ミュージッックビデオの撮影に挑み、ラフィーナにも参加してもらうことができました。

年上の彼氏がいるラフィーナですが、その日から徐々にコナーとの距離が縮まり・・・・・。

恋とバンド、そしてこれからの行方━。
コナーの人生はここから大きく変わっていくことになります。

[4]感想

コナーが魅力的過ぎる


出典 eiga.com/movie/84613/gallery/2/

この映画の感動シーンや見どころはたくさんありますが、コナーがどんどんカッコ良くなっていく過程がとにかくスゴイ!

私は女なので、恋する男子の気持ちは想像の域を超えることはできませんが、年頃男子が恋をするとこんなにもカッコ良く変化していくのか…と、とても興味深く観ていました。

よく女は恋すると可愛くなる、キレイになる、と言いますが、それは男性も同じなんだなと。

恋だけでなく、やり甲斐や楽しさが詰まった“バンド”という自分の居場所をも見つけ、コナーはどんどん“イケてる男子”に変わっていきます。

髪型や髪色、服装といった外見的要素だけでなく、言動にも強さと自信が現れ、発せられるオーラが冒頭のコナーとはもうまるで別人です。

自分ではそのことにあまり気づいていない様子ですが、“垢抜けないちょいダサ男子”だったコナーはどこへやら。

顔自体は変わってないはずなのに、以前より顔もカッコ良く見えてくるのだから不思議ですよね。

冴えなかった少年が恋やバンド、そして様々な問題と対峙しながら、どんどん輝いていく過程を演じたピーロにもビックリですが、あの色気を描くことができる監督の力量にはもう感嘆しっぱなしです。

※このピュアな少年がこのままバンドを続けてビッグになったら、ラフィーナは捨てられるのかな〜と、邪道なことも想像してしまいましたが(笑)
そうはならないことを祈るばかりです。

ラフィーナもまた素敵過ぎる


出典 eiga.com/movie/84613/gallery/2/

コナーよりだいぶ年上にも見えますが、1つ違うだけのまだ16歳。大きな家に住んでいると思っていたら、実はそれは養護施設でした。

ラフィーナもまた暗い事情を抱えた人でしたが、年上の彼氏と一緒にロンドンへ行きモデルをするという夢があります。

美人で派手で、日本で言うヤンキーっぽさ満開、一見とっつきにくそうなラフィーナですが、実はとても暖かい心の持ち主で、コナーをどんどんイイ男にしていきます。

まさに、ラフィーナあってのコナーですね。

劇中、完全にコナーがラフィーナに“落ちた”と思われるシーンがあるのですが、あれは星の数ほどある映画の中でも忘れがたい名シーンだと思います。

負の要素をプラスにして回収


出典 eiga.com/movie/84613/gallery/2/

他にもこの映画の長所は数えきれないぐらいありますが、印象に残ったのは、負の描写がプラスに転嫁されているところ。

例えば、黒人差別と言えなくもない描写が僅かにあるのですが、そんなことは取るに足りない、とてもつまらないことだと感じるような流れがあったり、いじめっ子でどうしようもない「バリー」を見捨てず仲間に引き入れたり…

ジョン・カーニー監督の、人に対する優しさや愛情がこういったシーンからにじみ出ている気がします。

[5]この映画に登場させるとしたら、どんな香水?


出典 eiga.com/movie/84613/gallery/2/

恋をしたコナーが背伸びして香水をつける。
ラフィーナがお気に入りの香水をまとう。

というシーンは、出てきそうで出てきませんでした。

残念ながら香水が登場するシーンはこの映画にありませんが、私はいつものように、あれこれふさわしい香りを心の中で探していました。

コナーが色気づき始めた時から、カルバン・クラインの「ck one」とか付けてそうだな〜、と思いながら観ていたんですが(*この時代にまだck oneはありません)この映画では全般的に“ロンドン”が憧れの象徴として描かれていたりします。

日本だと地方に住む人が東京に憧れるのと同じですね。

ダブリンの片隅で人生を終わらせたくないと思うコナーとラフィーナ。

コナーの兄ブレンダンも、内心広い世界への憧れがあることが伝わりますし、「シング・ストリート」のバンドメンバーもきっとロンドンで一旗上げたいという気持ちがあるはず。

恐れずやりたいことに向かって突き進むべき、というメッセージが、この映画の中ではいろんなところに散りばめられているのですが、さてここで、ザ・アメリカのブランドでもある『カルバン・クライン』の、ましてやブランドを代表する香水「ck one」をコナーが付けているのも、なんか違うな…と。

さんざんロンドンロンドンと言っているのに、ちょっと違和感がありますよね。

そこであぁこれだ!と思ったのが、イギリス、ロンドンが誇る『バーバリー』

その中でも、コナーには「WEEKEND FOR MEN(ウィークエンド・フォー・メン)」を捧げたいと思います。

WEEKEND FOR MEN(ウィークエンド・フォー・メン)/BURBERY(バーバリー)

WEEKEND FOR MEN/BURBER
出典 jp.burberry.com/

■トップノート:レモン、ベルガモット、タンジェリン
■ミドルノート:アイビーリーフ、ビャクダン、オークモス
■ラストノート:アンバー、ハニー

ここ日本でもメンズ香水人気ランキング常連の「WEEKEND FOR MEN(ウィークエンド・フォー・メン)」

柑橘系のすっきりした爽やさと苦味は、まるでドライで喉越しのよいビールみたい。

女性が纏ってもおかしくないですし、スーツでもラフなファションでも違和感なく使える汎用性もありますが、『バーバリー』のプランドを背負うにふさわしい気品ある香りでもあります。

ミカンの葉っぱや枝のようなビター感と、アイビーリーフの柔らかく若々しいグリーンの調和は、どの世代の方にも違和感なく馴染んでくれそうです。

また、ややスパイシーな柑橘臭はミドルノートになる頃にはだいぶ落ち着いて、心地よく肌に馴染みながら色気ある香りに変化していきます。

“柑橘ビター”というとありきたりな香りを想像してしまうかもしれませんが、「WEEKEND FOR MEN」はオリジナリティに富んだ独特の香りだと思います。

最初は私も少し苦手でした。

普段あまり馴染みのない香りですし、酔いそうというか、都会のニオイ…?(笑)どうも鼻を突く感じが好きになれなかったんですが、ミドル〜ラストノートにかけての香りが何とも魅力的で、プッシュしてるうちに親近感すら湧いてくるように。

1985年当時はこの香水は発売されていないと思いますし、発売されていたとしてもコナーが纏うには年齢的にまだ早い気もしますが、大人っぽさとフレッシュさがほどよく混在したスタイリッシュなこの香りは、少し背伸びしたいコナーにも、背伸びしているつもりがなく自然に男としての魅力が溢れ出したコナーにも、どちらにもよく似合う香りだと思います。

ロンドンの象徴とも言える一流ブランド『バーバリー』。
若さを武器に狭い世界から羽ばたいていくコナー。

全身『バーバリー』のファッションに身を包み、「WEEKEND FOR MEN(ウィークエンド・フォー・メン)」をプッシュ。

頭の中で、そんなコナーの姿を思い浮かべていました。

そして『バーバリー』の香水をまとい、ロンドンでモデルとして活躍しているラフィーナの姿も思わず想像してしまいます。

 

[6]ステキな新生活を香りと共に

卒業や入学、新学期や就職など、これまでの生活が一転し新しい世界へ飛び込む方もいれば、特に何も変わらない方もいると思います。

私も4月になったからといって特に大きな変化はありませんが、どこかワクワクした気持ちにさせてくれるのが4月。

コナーやラフィーナのように新しい人生を切り開こうとしている方も、特に変わり映えしない方も、ちょっとしたことで気持ちは上がるもの。

ドキドキしたり、癒されたり、リラックスできたり・・・“香り”」はそれが手軽にできてしまいます。

これまで手を出せなかった憧れの香りや、気になっていた香りがあるなら、ぜひ手にしてみて欲しいです。必ずハッピーな気持ちになれるはず♪

どうぞステキな新生活を!

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