アロマでおしゃれな香り生活!アロマオイル・アロマテラピーの楽しみ方

美容や健康にもよいとされるアロマテラピー。アロマオイルやアロマキャンドルなどさまざまなアロマグッズも販売されています。香りで癒しを与えてくれるアロマは女性の人気を集めていますが、そもそもアロマとはどういうものなのでしょうか。アロマを楽しむために知っておきたい、アロマの基礎知識やアロマテラピーのやり方を紹介します。

ロマでおしゃれな香り生活!アロマオイル・アロマテラピーの楽しみ方

2017年08月03日更新

アロマ

服部 仁実 (アロマセラピスト)

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[1] そもそもアロマ(アロマテラピー)って何?

多種多様なアロマグッズが販売され女性の人気を集めていますが、そもそもアロマとは何なのかよく知らない方も多いのではないでしょうか。アロマとはいったいどのようなものか、まずは基礎知識から紹介します。

アロマとアロマテラピーの違い

「アロマ」というと、「今アロマを集めているんだよね」など、アロマキャンドルやアロマオイルなどのアロマグッズを意味して使われることがありますが、本来アロマは、Aroma=芳香という意味です。ただし、香り全般がアロマというわけではなく、自然の植物や果実の香りを指します。

アロマと一緒によく使われる「アロマテラピー」という言葉は、Aroma(芳香)とTherapy(療法)を組み合わせたもので、「芳香療法」という意味を持ちます。フランス語ではテラピーと発音しますが、英語ではセラピーなので、アロマセラピーと言われることもあります。

アロマとアロマテラピーの定義

アロマテラピー(芳香療法)は、自然の植物や果実から抽出した香り成分を用いて心や体のトラブルに対応し、美容・健康に役立てる自然療法です。実際に家庭やエステなどで行われているアロマテラピーには、アロママッサージやアロマバスなどがあります。

公益社団法人である日本アロマ環境協会は、公式ホームページでアロマテラピーの目的を以下のように掲載しています。以下、公式HPからの引用となります。

<アロマテラピーの目的>

  • リラクゼーションやリフレッシュに役立てる
  • 美と健康を増進する
  • 身体や精神の恒常性※の維持と促進を図る。
  • 身体や精神の不調を改善し、正常な健康を取り戻す。

※恒常性…体内の変化や環境の変化にかかわらず、体内環境を一定の範囲で維持するしくみ。

[2]アロマオイルとは

アロママッサージ、アロマバスといったアロマテラピーには、自然の植物の香り成分を抽出したエッセンスを使用します。このエッセンスを「アロマオイル」だと思っている方も多いようですが、厳密には違います。

アロマオイルとは?エッセンシャルオイルとは違う?

アロマテラピーに用いられるオイルを「アロマオイル」と思っている方も多く、そのように解説しているサイトもあります。厳密に言うと、アロマテラピーに使用するオイルは「アロマオイル」ではなく「エッセンシャルオイル(精油)」と呼ばれるものです。

エッセンシャルオイルは、原則として100%自然植物から抽出されたものを言います。「アロマオイル」と呼ばれるものには、純度100%でないもの(合成の香りのものなど)も含まれます。アロマテラピーには、大量の植物からわずかな量しかとれない、貴重な純度100%のエッセンシャルオイルを使用します。

エッセンシャルオイルの種類と作用

エッセンシャルオイルには実にたくさんの種類があり、その数は200~300種とも言われています。ここでは、代表的なものを紹介します。

■ラベンダー
万能なエッセンシャルオイルと言われ、アロマテラピーにおいて大変よく用いられます。大変よく用いられます。。鎮静作用に優れており、心を落ち着けたいとき、癒されたいとき、ゆっくり眠りたいときにおすすめです。皮膚の炎症を抑える作用もあるのでスキンケアとしても効果が期待できます。

■ローズマリー
ローズマリーはハーブの一種で、刺激的な香りが特徴です。その刺激が頭をすっきりさせるとされ、集中力や記憶力を高める効果が期待できます。また、血行促進作用も期待できるため、運動前後に使用するのもおススメです。

■ペパーミント
清涼感のあるすっきりした香りが特徴。リフレッシュ効果があるため、精神的に疲れているとき、考えを切り替えたいときにおすすめ。眠気を抑える効果も期待できます。

■オレンジ・スイート
甘いフルーティな香りで人気。オレンジは食品としても身近なので親しみやすく、万人受けする香りとも言えます。少量では安眠効果、、メインで使用する場合は、やる気をもたらす香りとも言われ、幅広い場面で使用されます。

エッセンシャルオイル選びのポイント

エッセンシャルオイルを選ぶ際に一番気をつけたいのはアロマオイルと混同しないことです。先ほども説明したように、エッセンシャルオイルは純度100%のもののみを言います。

お店でアロマオイルとして置かれているものには合成の香りのオイルなどもある可能性があるため、純度100%のエッセンシャルオイルであるかどうかをきちんと確認しましょう。特に、極端に価格が安いものはピュアなエッセンシャルオイルではないことが多いので注意してください。
また、エッセンシャルオイルが入っている容器がポリ容器だと、容器が劣化してしまうため、遮光性のガラス容器に入ったものがおすすめです。

[3] アロマテラピーの楽しみ方

エッセンシャルオイルを使って美容や健康を増進させるアロマテラピー。アロマテラピーのやり方もさまざまあります。ここでは、家庭でできる手軽なアロマテラピーや、アロマテラピーを行う際の注意点を紹介します。

さまざまあるアロマテラピーのやり方

アロマテラピーのやり方にはさまざまありますが、特に手軽に楽しめる方法を3つご紹介します。

■芳香浴
アロマテラピーを楽しむもっとも基本的な方法です。ティッシュにエッセンシャルオイルを染み込ませたりアロマポットを使ったりして部屋に香りを広げます。部屋に満ちた香りを楽しみ、心と身体をリラックスさせます。

■アロマバス
バスタブにお湯をはり、そこにエッセンシャルオイルを垂らして体全体や体の一部を浸ける方法です。入浴はそれだけでも心身が癒されますが、そこにアロマが加わることで相乗効果が期待できます。

■アロママッサージ
エッセンシャルオイルを植物性のオイル(キャリアオイル)に混ぜ、肌にやさしく塗っていきます。香りの効果だけでなく、保湿や血行促進、筋肉の凝りの緩和といった効果も期待できます。

上記のほか、エッセンシャルオイルを垂らしたお湯(または水)に浸けたタオルを体にあてる湿布法、エッセンシャルオイルを含んだ蒸気をあてるフェイシャルスチームなどがあります。

アロマテラピーを行う際の注意点

■オイルの原液は皮膚に直接つけない
エッセンシャルオイルの原液は刺激が強いため、薄めて使用します。原液を直接肌につけないよう注意してください。もし、肌についてしまったときはすぐに水で洗い流しましょう。その後、肌に湿疹など異常が見られたら皮膚科を受診してください。

■エッセンシャルオイルは厳重に保管
子どもやペットがいる家庭では、エッセンシャルオイルは特に厳重に保管してください。誤って口にしてしまったり目に入れてしまったりした場合は受診が必要になります。

■火の近くに置かない
エッセンシャルオイルは食用油と同じく、高温の状態で火が近くにあると引火する可能性があります。台所など火気があるところには置かないようにしましょう。

■光毒性のあるオイルに注意
光毒性とは、日光などの強い紫外線に反応し皮膚に炎症を起こすなどの毒性を言います。エッセンシャルオイルの中にはこの光毒性を持つものがあり、グレープフルーツ、レモン、ベルガモットなどがそれにあたります。光毒性をもつエッセンシャルオイルを使用した際は、その後しばらくは太陽光を避けるようにしてください。

アロマテラピーを行うのに注意が必要な人とは

■病気で治療を受けている人
なんらかの病気で医師の治療を受けている人や処方された薬を服用している人は、アロマテラピーを行う前にかかりつけの医師に相談してください。。

■妊娠中の人
特に妊娠初期の方は、女性ホルモンのバランスの変化などから肌が敏感になっていることがありますし、エッセンシャルオイルによっては通経作用のあるものあります。(通経作用とは生理を促す作用のこと)妊娠初期の方は、使用する種類はもちろん、芳香浴以外のアロマテラピーには注意が必要です。

■3歳以下の乳幼児
3歳以下の小さなお子さんも、芳香浴以外のアロマテラピーは避けてください。3歳以上であっても、エッセンシャルオイルは10分の1程度に薄めて使用しましょう。

■肌が弱い人
肌が弱く肌トラブルが起きやすい人は、エッセンシャルオイルを肌につけるようなアロマテラピーを行う場合、事前にパッチテストをすることをおすすめします。最初は、目安よりも薄めて試してみるとよいでしょう。

[4]手軽にアロマを楽しめるアロマグッズ

自宅で手軽にアロマテラピーを楽しめるさまざまなアロマグッズが販売されています。人気のアロマグッズの一例を紹介します。

アロマキャンドル

ロウにアロマを練り込ませてあるアロマキャンドル。香りだけでなく火のゆらめきも癒しを与えてくれます。アロマキャンドルも、できれば合成のエッセンシャルオイルを使ったものでなく天然のものがおすすめです。

アロマランプ

電気でエッセンシャルオイルを垂らしたお湯(または水)を温め、香りを出すのがアロマランプです。火を使わないので子供がいる家庭でも安心して使えます。

アロマミスト

エッセンスオイルを無水エタノールと精製水で希釈したもので、シュッと香水のように吹きかけて使えるアロマミスト。体や髪から香りを出したいときはもちろん、持ち運びにも便利なので、外で香りを楽しみたいときにもおすすめです。

アロマアクセサリー

アロマをカプセルに入れ、ネックレスなどにして香りとアクセサリーを楽しみます。体温でカプセルが温まると香りが出てくるタイプもあります。

[4]本格的に知識をつけるならアロマテラピーの資格もおすすめ

アロマの知識を高めたい、アロマに関わる仕事がしたい、という人はアロマテラピーの資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

アロマテラピー資格とは

アロマに関する検定や資格は意外と多く、(公社)日本アロマ環境協会が主催する検定・資格には以下のものがあります。

アロマテラピー検定
アロマテラピーアドバイザー
アロマテラピーインストラクター
アロマセラピスト
アロマブレンドデザイナー
アロマハンドセラピスト
環境カオリスタ検定

アロマテラピー検定以外の資格は、資格取得条件としてアロマテラピー検定1級の取得が必要なので、初心者の方は、まずアロマテラピー検定から受ける必要があります。

アロマテラピー資格を取得するメリット

アロマテラピーは、近年自宅で楽しむだけでなく、医療や介護の現場でも取り入れられてきています。アロマテラピー資格を取得することで、アロマの知識が高まるだけでなく、新たなビジネスチャンスにつながる可能性もあります。

[5]アロマで生活をもっと豊かに!

よい香りを纏うと女子力が高まるだけでなく、何より心が癒されるもの。それぞれの香りが違った効果をもつので、その日の気分によって香りを選べるのもアロマの魅力ですよね。読書や入浴、ストレッチなどあなたのお気に入りの気分転換法にアロマを加えるだけで、より気分もリフレッシュできます。好きな香りのアロマを見つけて、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。

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