『レモングラス』の効果・効能とは?精油やハーブティーで手軽にアロマを楽しむ方法

アロマディフューザーなどを使ってレモングラスのエッセンシャルオイルの香りを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。レモングラスはレモンのような香りで人気ですが、香りを楽しむ以外にも様々な活用方法があるのをご存知でしょうか?今回は日常生活にも取り入れることが出来るレモングラスの活用方法をご紹介しますので、参考にしてみて下さい。

2019年02月15日更新

アロマ

小林 香代子 (アロマセラピスト)

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[1] レモングラスって?

レモングラスは主に熱帯に分布するイネ科オガルカヤ属の多年草の植物です。ススキのようにまっすぐ伸びた細長い葉が特徴で、高さが1.5メートルほどになります。

古くから薬効のあるハーブとして親しまれていて、料理の香りづけやハーブティーなどに利用されています。レモングラスの葉を蒸留して得られるレモングラスの精油(エッセンシャルオイル)は、香料として香水などに使用されることもあります。
 

レモングラスの香り

「レモングラス」と呼ばれる通り、レモンのようなフレッシュな香りを持ちます。これは「シトラール」と呼ばれるレモンの香気成分と同じものをレモングラスも含んでるためです。

レモングラスはレモンに比べると香りに力強さがあり、ややグリーンな印象も兼ね備えています。親しみやすいシトラス系の香りのため、アロマ初心者の方にも人気のある香りです。

レモングラスの効果・効能

レモングラスにある様々な効果をご紹介します。

■消化促進

胃の働きを助けて消化を促進し、脂肪の分解を促す作用があるといわれています。

■美肌効果

皮脂分泌の調整や、毛穴などを引き締める働きが期待できます。抗菌作用もあるのでニキビ予防などにも良いとされています。

>■リフレッシュ

レモングラスの香りには、副交感神経の働きを助け、精神の調和を促す効果があるとされています。

■整腸作用

胃腸の調子を整え、消化、食欲不振や、お腹のガス抜きにも効果があるとされています。

■空気清浄・消臭・感染症予防

抗菌・抗カビ・抗ウイルス効果が高いとされています。

■虫よけ

レモングラスの主成分であるゲラニアールやネラールは虫除け効果に優れているとされています。

[2] レモングラスの精油(エッセンシャルオイル)を使った活用方法をご紹介

アロマディフューザーなどを使用して、精油(エッセンシャルオイル)の香りを日常的に楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?レモングラスの精油(エッセンシャルオイル)は香りを楽しむ以外にも、日常生活にも使える活用方法があるのでご紹介します。

■おすすめのレモングラス精油(エッセンシャルオイル)

虫よけスプレー

レモングラスの精油(エッセンシャルオイル)を使って、虫よけスプレーを作ることが出来ます。材料を順番に混ぜるだけなので、失敗せずに簡単に作れます。

■材料

スプレー容器
無水エタノール
精製水
レモングラスの精油

■作り方

スプレー容器に無水エタノールを5mlと、精油(エッセンシャルオイル)を10滴加え、軽く混ぜます。更に精製水45mlを加えてよく混ぜたら完成です。

精油(エッセンシャルオイル)はレモングラス5滴とゼラニウム5滴をブレンドすることも出来ます。使う前はよく振って混ぜてから使いましょう。レモングラスは使用量が多いと肌に刺激を感じることがあるので注意が必要です。小さなお子さんや肌の弱い人は、帽子や衣類などにスプレーするようにしましょう。

アロマバス

お風呂の温かい湯気とともに、香りに包まれながらバスタイムを過ごせるアロマバスはいかがでしょうか。こちらも簡単に楽しむことが出来るのでおすすめの活用方法です。

■使い方

バスタブに精油を1~5滴入れます。お湯をよくかき混ぜて、ゆっくりお風呂に浸かります。

精油(エッセンシャルオイル)を入れ過ぎてしまうと肌に刺激を感じることがあります。アロマバスが初めての場合は、まずは1滴入れて肌への反応をみながら使用するようにしましょう。お肌の弱い人は、オリーブオイルやホホバオイルといったキャリアオイル、またははちみつなどと精油(エッセンシャルオイル)を混ぜてからバスタブに入れましょう。そうすることで刺激を緩和することが出来るそうです。

ヘアケア

レモングラスの精油(エッセンシャルオイル)には皮脂バランスを調整する作用や殺菌作用があるので、頭皮ケアに向いているとされています。

■使い方

オリーブオイルやホホバオイルなどのキャリアオイルに精油(エッセンシャルオイル)を数滴混ぜます。揉みこむように頭皮をマッサージした後、シャンプーをして洗い流します。

精油(エッセンシャルオイル)を入れ過ぎてしまうと肌に刺激を感じることがあるので、注意しながら使うようにしましょう。

[3] レモングラスは食べることも出来る?

レモングラスにはビタミンCやビタミンB群、カルシウムやリン、鉄、マグネシウム、カリウムなどのミネラルが豊富に含まれています。レモングラスはハーブの一種なので、ハーブティーとして飲んだり、食材として料理に使用したりすることも出来ます。

食事の中でレモングラスの香りを楽しみながら、さらに栄養も摂取できるのは嬉しいですよね。

■おすすめのレモングラス

レモングラスティーの作り方

レモングラスを使ったレモングラスティーは、ハーブティーの中では比較的クセがなく飲みやすいハーブティーです。

■ドライハーブの場合

ティースプーン2杯のドライハーブに熱湯を注ぎ、3分ほど蒸らします。

■生のレモングラスの場合

水の状態からレモングラスを入れて、沸騰させます。

ティーパックのものも市販されているので、手軽に楽しむことが出来るのでおすすめです。お好みではちみつを入れても美味しく飲むことが出来ます。

アジアンフードにも相性抜群

レモングラスはアジア料理やカリブ料理などの香りづけによく使われていて、タイの有名なスープ「トムヤンクン」にも欠かせないハーブです。カレーなど辛い味付けのものと相性が良く、肉類やシーフードなどの臭みを消してくれる効果があります。

レモングラスの爽やかな風味を楽しむことの出来るアジアンフードを味わうのもおすすめです。レシピサイトなどにも多数レシピがありますので、参考にしてみて下さい。

爽やかな香りはお菓子にも◎

レモングラスはお菓子の風味付けにもピッタリです。バターや砂糖の甘さの中にレモングラスの爽快感がプラスされ、後味もスッキリとします。クッキーやシフォンケーキなどに混ぜて作ってみるのもおすすめです。

[4] 自分で育てることも出来るレモングラス

レモングラスは熱帯性の植物のため、寒さにとても弱いです。関東より北では冬を越せずに枯れてしまいますが、関東より南の地域なら寒さ対策をすれば冬を越すこともできます。何年も育てたいときは鉢植えで育てるのがおすすめです。

鉢植えの場合、4~9月頃に7~10号の深鉢に苗を1つ植えます。苗の根についた土を崩さないように、水はけのいい土に植え付けて日なたで育てます。秋の終わり頃から春のはじめ頃までは室内の日当たりの良い場所で育てると冬を越すことが出来ます。

土の表面が乾いたときにたっぷりと水やりをしましょう。レモングラスは病気や害虫などの心配がほとんどないので、育てやすい植物です。自分で育てたレモングラスを収穫して楽しんでみるのもおすすめです。

[5] レモングラスを使う際の注意点

レモングラスは様々な効果がありますが、その一つに「子宮を収縮する作用」があります。妊娠中の方は流産や早産となる危険性がありますので、絶対に使用したり、摂取したりすることのないようにして下さい。

また、レモングラスはイネ科の植物のため、イネ科の植物にアレルギーのある方にとっては危険なものになります。

レモングラスを使用する際は、イネ科アレルギーの方がいないか、よく確認してからにしましょう。料理に入れたりハーブティーとして振る舞う際にも必ずアレルギーの有無を確認するようにしましょう。

[6] レモングラスを色々活用してみよう

レモングラスはレモンのようなフレッシュな香りで、アロマ初心者にも人気の香りです。レモングラスには消化促進や美肌効果、リフレッシュ、整腸作用、抗菌、虫よけなどの効果も期待できます。

レモングラスの精油(エッセンシャルオイル)を使えば、虫よけスプレーやアロマバス、ヘアケアなどにも利用することができます。また、レモングラスティーやアジアンフード、お菓子など飲食にも利用することができます。レモングラスは様々な利用方法があるので、香りを楽しみながら色々活用してみて下さい。

レモングラスは育てやすい植物なので、自分で育ててみるのもおすすめです。肌に刺激を感じることもあるので、アロマバスなどで多量に使わないように注意しましょう。また、妊娠中の方やイネ科アレルギーの方などは使用しないで下さい。


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