妊娠中でもアロマを安心して楽しめる!精油(エッセンシャルオイル)の使い方のポイント

妊娠中はちょっとした事でストレスや疲れが溜まりやすく、精神的にも不安定になる事が多くなります。気分が沈んでしまったり、イライラしたりしてしまう時気分転換にアロマテラピーをしてみてはいかがでしょうか?好きなアロマの香りでリラックスすれば、精神的にも肉体的にもリフレッシュにつながります。不安を和らげる効果のあるアロマテラピーですが、妊娠中は使用に気を付けなければいけない精油(エッセンシャルオイル)もあります。今回は妊娠中でも安心して使える精油(エッセンシャルオイル)の使用法をご紹介します。

2017年10月03日更新

アロマ

高橋 美穂子 (アロマセラピスト)

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[1]妊娠中にアロマを楽しむ前に知っておくべきこと

妊娠中は、ホルモンのバランスや体の変化が起きやすく非常にデリケートな時期です。体の変化に伴い、心のバランスもデリケートになりがちでストレスも溜まりやすくなります。「妊娠中はアロマの使用を控える。」そんな言葉をよく耳にしますが、精油の効能や使い方をしっかり抑えて使えば安心して使うことが出来るのです。

芳香浴を使う時の注意点

妊娠初期から妊娠3ヶ月までは非常にデリケートな時期な為、芳香浴で香りを楽しむようにしましょう。妊娠中のアロマの楽しみ方は芳香浴で香りを楽しむ方法が一番安全とされています。

しかし、妊娠初期は非常にデリケートな時期ですので、使用するアロマには気を付けましょう。

■安定期に入る前までに使う場合
妊娠初期のアロマの楽しみ方では、芳香浴で香りを楽しむ方法が安全性が高い為おすすめです。体の変化やむくみなどが気になりマッサージをしたい場合は、精油(エッセンシャルオイル)ではなくキャリアオイルを使ってマッサージをしましょう。

キャリアオイルとは植物性で保湿成分の高いオイルです。

ホホバオイル・アルガンオイル・オリーブオイル・キャロットオイル・ココナッツオイルなどがあります。

 
■安定期~妊娠後期に使う場合
安定期に入り体調が落ち着き始めれば、妊婦でも使えるブレンドアロマのマッサージオイルを作りむくみや妊娠線の予防にオイルトリートメントをしても良い時期に入ります。

妊娠初期の時期を過ぎ安定期に入ったら、妊婦さんでも使用可能な精油(エッセンシャルオイル)選び、正しい方法でアロママッサージに利用することも可能です。

[2]妊娠中でも使える精油(エッセンシャルオイル)ってどんなもの?

近年では300種類もの精油(エッセンシャルオイル)が存在していると言われており、馴染みの深い精油(エッセンシャルオイル)からあまり聞いたことのないものももあり、効能などがはっきりわかっていないものもあります。

レモンマートル

妊娠中に使えるアロマ選びには、効能がはっきりしていて妊娠中でも安心して使うことの出来る精油(エッセンシャルオイル)を選びましょう。

妊娠初期に使えるアロマ

■スイートオレンジ
冷え性改善・便秘・消化不良の改善・抗菌作用・不眠解消・精神安定

柑橘系アロマの中でも甘い香りのスイートオレンジは、苛立つ心を落ち着かせてくれます。

また不眠解消効果もある為、体と心の変化でなかなか眠りずらい夜が続く妊娠中も安心して眠りに導いてくれる精油(エッセンシャルオイル)です。

■グレープフルーツ
吐き気の軽減・食欲不信・過食・イライラ・情緒不安定の改善・冷え性改善

フレッシュで瑞々しく、爽やかな香りが特徴のグレープフルーツはつわりでの食欲不振や胃のむかつきを緩和してくれます。

不安定になりがちな精神も爽やかなグレープフルーツの香りが明るく前向きな気持ちにしてくれます。

■マンダリン
不安解消・抗菌作用・むくみ防止・利尿作用・食欲増進作用・抗ウィルス作用

柑橘系の中でも、甘いシトラス系のフルーティーな香りのマンダリンは心を安定に導き元気で前向きな気持ちにしてくれます。

妊娠中でむくみがちの体への作用や、食欲を増進させてくれる作用もあるので体を本来の健康な状態へ導く役割をします。

■ゆず
抗菌作用・保湿効果・鎮静作用・自律神経のバランス調節・疲労回復・血行促進

料理などでも、古くから日本でも馴染みの深いゆず。ゆずの香りにはポジティブな思考にしてくれる作用があります。

体の血行を促進させ、自律神経を整えて元気を与えてくれます。疲労回復の効果もあり、疲れた頭をリフレッシュさせてくれる香りです。

■レモン
抗菌作用・抗感染症作用・殺菌消毒作用・抗ウィルス作用・鎮静作用・利尿作用・便秘改善

神経質になってしまっている心を、解消させて明るい気持ちにしてくれます。

不安や混乱を取り除いてくれる爽やかな香りです。消化器系の不調にも作用し、胃のむかつきを抑え食欲を増進させてくれます。
妊娠中の食欲不振にも効果的な精油(エッセンシャルオイル)です。

■ベルガモット
抗菌作用・抗うつ作用・抗感染作用・鎮静作用・消化器不調・殺菌作用

ベルガモットは、リラックス効果がありささくれ立つ心を安定に導き神経系を整える作用があります。

消化不良を助け、食欲増進させる効果もあります。気持ちの落ち込みがちな時期におすすめです。

妊娠安定期から使えるアロマ

■ティートリー
鎮痛作用・抗菌作用・抗感染作用・抗ウィルス作用・殺菌消毒作用

精油(エッセンシャルオイル)の中でも、強い抗感染作用を持つティートリー。

精神的に安定させ、気持ちを明るく前向きしてくれます。免疫機能低下からくる、神経の疲労などにも効果的な為妊娠中の風邪予防としても使いやすい精油(エッセンシャルオイル)です。

■ネロリ
抗菌作用・抗うつ作用・抗感染作用・鎮静作用・安眠作用・消毒作用・殺菌作用・保湿作用

ミカン科のネロリは、日本名では「ダイダイ」と呼ばれています。

心への鎮痛作用があり落ち着きを持たせ、溜まっていた感情を開放してくれます。神経系からくる、不眠症改善効果があり動揺を落ち着かせ不安や緊張を和らげます。

肌への保湿効果も高く、乾燥しがちな肌へのトリートメントとしてのアロママッサージに向いています。

■ローズウッド
免疫活性作用・殺菌消毒作用・鎮痛作用・鎮静作用・血行促進作用・抗菌作用・抗真菌作用・抗ウィルス作用・消毒作用・保湿効果・抗炎症作用

甘く優しい香りが特徴のローズウッド。精神的に疲れてしまっている時や、心のバランスを取り戻したい時に心を安定させてくれる香りです。

体の免疫力を高め、呼吸器系や泌尿器系にいいとされています。また、保湿効果も高く妊娠中の妊娠線防止にも効果的です。

妊娠中の精油(エッセンシャルオイル)の作用

妊娠中に精油(エッセンシャルオイル)を使用することで、体調を整えたり精神的に安定させるなど色々な効果があります。

■つわり・食欲不振
食欲不振を解消・消化器系の不調を整える精油(エッセンシャルオイル)で芳香浴することで、つわりからくる食欲不振を緩和することができます。

■安眠作用
精油(エッセンシャルオイル)の中には、心を安定させて不眠症を改善させる効果をもつオイルもあります。

妊娠中、神経が敏感になり眠れない夜が続くときは安眠作用のある精油(エッセンシャルオイル)でアロマテラピーを行うと良いでしょう。

■妊娠線防止
妊娠線は、お腹が大きくなる段階で皮膚に亀裂が入って線のように残ってしまうものです。
一度できてしまうと完全に消すことが出来ない妊娠線の予防にも、精油(エッセンシャルオイル)でのマッサージは効果的です。

妊娠線は、保湿や皮膚の柔軟性がないことで発生してしまいます。保湿力の高いキャリアオイルと精油(エッセンシャルオイル)をブレンドして、マッサージをする事は妊娠線予防に非常に効果的です。

キャリアオイルとのブレンドオイルは、精油(エッセンシャルオイル)の濃度を0.5~1%以内に薄め行ってください。妊娠20週を過ぎたあたりから行う方が安全です。

妊娠中は肌も敏感になるため、普段使い慣れているオイルでも必ずパッチテストを行いましょう。体調やホルモンのバランス変化も個人差があるため、医師やアロマセラピストに相談することでより安全に使うことが出来ます。

■むくみ解消
精油(エッセンシャルオイルには)むくみ解消効果もあります。アロママッサージなどでリンパマッサージを行うことで、デトックス効果もを得ることが出来ます。

妊娠中はむくみやすくなる時期もある為、香りも楽しむことが出来る精油(エッセンシャルオイル)でのリンパマッサージは有効的です。

[3]妊娠中は注意すべきアロマ

妊娠中は、常に体の変化し続け非常にデリケートな状態が続きます。通常時に使いなれた香りの精油(エッセンシャルオイル)でも不快に思うこともあるかもしれません。

特に妊娠中は、ホルモンのバランスを刺激する精油(エッセンシャルオイル)は使用を避けた方が良いとされています。

中でも気を付けた方がよい精油(エッセンシャルオイル)は「ジャスミン」です。ジャスミンは子宮収縮を促しする作用がある為お腹が張りやすくなる場合があります。

効能をしっかり把握し、妊娠中でも安心して使用できる精油(エッセンシャルオイル)をその日の気分に合わせて使うと良いでしょう。

生理不順改善作用のあるアロマ

生理不順などに効果のある精油(エッセンシャルオイル)は通経作用があり生理を促し、生理不順を改善するものです。妊娠初期はマッサージなど直接肌に触れる使い方はに避けましょう。

  • クラリセージ・シナモン・ラベンダー・ ローズ・ ローズマリー

香りを嗅ぐなどでお腹の赤ちゃんに影響はありませんが、体調が不安定になりやす妊娠初期などは気分が悪くなることももあるので使用は避けた方が良いでしょう。

エストロゲン作用のあるアロマ

精油(エッセンシャルオイル)の中には、女性ホルモンと似たような働きをし生理痛を和らげたり、更年期障害によるホルモンのバランス崩れや神経症状を和らげたりするものがあります。

女性ホルモンの中でもエストロゲンの働きと似てた働きをして、月経周期を整える役割を果たす精油(エッセンシャルオイル)もあり妊娠中は使用を控えましょう。

  • クラリセージ・イランイラン・ローズ・ゼラニウム・セージ

妊娠中はホルモンバランスが乱れることで体調を崩してしまうので、エストロゲンと同じような働きを持つ精油(エッセンシャルオイル)は使用を避けた方が良いでしょう。

血圧上昇作用のあるアロマ

妊娠中は血圧にも注意をしなければなりません。
精油(エッセンシャルオイル)には血圧を上昇させる働きがあるものもあり、妊娠中の使用には注意が必要です。

  • ペパーミント・タイム・ローズマリー・ヒソップ・セージ

血圧が高めの方は使用を避けてください。

ミント系の香りには、つわりからくる吐き気や胃のむかつきを和らげる作用もありミントの香りでリラックスしたい時は、血圧に問題がない場合は注意して使用しましょう。

[4]妊娠中におすすめ!アロマ活用法って?

妊娠中には普段通りアロマテラピーを楽しむに当たって注意しなければならい点がいくつかあります。

芳香浴

アロマポットやアロマランプなどのアロマ用の器具があれば部屋で気軽に芳香浴を楽しむことが出来ます。

妊娠中は芳香浴を、一日中香りを楽しむよりも気分の向いたときに数時間楽しむ芳香浴が安全で良いでしょう。熱を加えず、ティッシュなどに数滴たらして香りを楽しむ方法もあります。

香りの強い精油(エッセンシャルオイル)はティッシュやコットンに含ませ香りを楽しむと良いでしょう。

マグカップに注いだお湯に精油(エッセンシャルオイル)を数滴たらして、お湯の蒸気で香り簡単に楽しむ効果もあります。お湯と精油(エッセンシャルオイル)だけ手軽に楽しむ事が出来ます。

アロマスプレー

風邪の予防やウィルス予防に、抗菌作用や抗ウィルス作用の強いアロマスプレーを使えば妊娠中でも安全に風邪対策をすることが出来ます。

部屋の中で菌を増殖させないように、アロマスプレーを手作りしてカーテンやソファーなど吹きかけておくと抗菌効果があります。

浴室で楽しむ

浴室で楽しむ場合は、小皿などに1滴程精油(エッセンシャルオイル)を垂らして芳香浴を楽しみましょう。

色のついている精油(エッセンシャルオイル)もある為、浴槽や浴室に汚れが残らないよう注意して使用してください。

天然の塩と混ぜてバスソルトとして使用することで、保湿効果も高まります。

マタニティマッサージ

マタニティマッサージを行うときは、キャリアオイルとブレンドして精油(エッセンシャルオイル)を使うと保湿力と安全性も高まりおすすめです。

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マタニティマッサージを行う際は、体調に気を付けて行いましょう。

ブレンドして使うことで濃度は薄まりますが肌に直接触れる為、体調が不安定な時は作用が強く出てしまう事もありますので注意して行ってください。

[5]安全にアロマを使って、マタニティーライフを楽しもう

いかがでしょうか?妊娠中は自分の体調と向き合い、好みの精油(エッセンシャルオイル)と共にマタニティーライフを楽しみ癒されてみてださい。

※アロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
アロマオイルは医薬品ではないため、「治療」できるものではありません。ここに掲載されている内容は精油の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。症状がひどい場合は医療機関を受診することをおすすめいたします。実際にアロマの香りに癒されるという方はたくさんいます。自分の体の状態や気分に合わせて上手に取り入れてくださいね。

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