エコ洗剤「フロッシュ」の正しい使い方や香り、値段などをご紹介

環境先進国ドイツで生まれた「Frosch(フロッシュ)」は、全タイプノンアルコール処方で手肌に優しく、自然由来の成分で洗浄するので環境にも優しい、エコロジーな食器用洗剤。トレードマークは可愛いカエルのパッケージです。今回はフロッシュの魅力をご紹介します。

2020年03月06日更新

部屋の臭い/生活臭

まりも ひろみ (フェリーチェ編集部)

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[1]フロッシュとは?


出典 asahi-kasei.co.jp

エコロジー洗剤の定番になっている「Frosch(フロッシュ)」。環境先進国ドイツで生まれ、世界40か国以上で愛用されているハウスホールド衛生用品ブランドです。

環境先進国ドイツで生まれた洗剤

ドイツ語でカエルを意味する「Frosch(フロッシュ)」。カエルは環境の変化に敏感なので、その土地の環境指標のひとつになる生物とされています。


出典 asahi-kasei.co.jp

フロッシュの名前と、トレードマークであるカエルは、「次世代にカエルが生息する環境を残す」という製造元のヴェルナー&メルツグループの理念の表れです。

1986年にフロッシュが生まれた背景には、ヨーロッパで立て続けに発生した大規模な環境災害と、「原子力発電開発史上最悪の事故」と呼ばれるチェルノブイリ原子力発電所の事故がありました。

人々の環境保全への意識の高まりを受けて誕生したフロッシュは、「Sustainability(持続可能性)」をコンセプトに、環境面・経済面・社会面に配慮し、長く継続的に使い続けられるハウスホールド衛生用品であることを前提に考えられています。

本当にエコなの?

「環境に優しい」と謳っている商品を見ると、本当にエコなのか疑ってみたくなりますよね。

フロッシュのパッケージ裏面には、フロッシュが掲げる「エコ品質9か条」が記載されています。

    • 自然の力を使った、エコ成分が強力にハウスケアをサポートします。
    • 再生可能な植物由来の生分解性の高い界面活性剤を使用しています。
    • マイルドな保存料と厳選された香料だけを使用しています。使用量も最小限に抑えた、肌にやさしい処方です。
    • リン酸塩、ホウ酸塩、ホルムアルデヒド、ハロゲン化有機化合物は含まれていません。
    • 包装材を可能な限り減らし、未来のためにリサイクル可能な材料を利用して環境への負担を減らします。
    • 生物の住環境にも配慮した製品開発を心がけています。
    • 生産工場では環境配慮かつ省エネルギーでの生産を実施し、EMAS、ISO14001およびA.I.S.Eの認証を得ています。
    • 自社の浄水施設により、生産に使用した水を浄化して排水しています。
    • 25年以上の経験に基づく、環境にやさしいハウスホールドケア商品の開発・製造を行っています。
  • 出典:フロッシュ公式サイト

    ヤシ油などから作られる植物由来の界面活性剤を使用して自然の力で汚れを落とし、環境や手肌への影響を最小限に抑えるように配合された天然由来の洗浄成分が特徴です。

    下水に流した後は自然界に存在する微生物によって水と二酸化炭素に分解され、ほぼ100%が自然に還るというテスト結果が出ているそうです。


    出典 asahi-kasei.co.jp

    また、環境負担を最小限に抑えるために容器も100%再生PETを使用しています。

    これでもかというほど環境に配慮して作られたフロッシュ。まさにエコな洗剤と言えますね。

    [2]フロッシュを正しく使おう

    フロッシュの正しい使い方はもう知っていますか?フロッシュは普通の食器用洗剤のようにスポンジにつけて泡立たせようとするとなかなか泡立たず途切れやすくて、結果的に洗剤の減りが激しくなります。

    正しい使い方で、洗い物をエコロジカルにしましょう。

    洗い桶に垂らして使う

    本場ドイツでも推奨されているつけ置き洗い。これができることこそ、フロッシュの強みだと言えますね。

    水1リットルに対して0.6mlの洗剤を入れ、食器や調理道具を漬けて洗います。小さじ1杯の量が約5mlなので、1リットルあたりほんの1滴で大丈夫です。


    出典 asahi-kasei.co.jp

    洗い桶やボウルに先にフロッシュを入れてから水やぬるま湯を注ぐとモコモコの泡ができるので、見た目にも楽しく漬け置き洗いができますね。

    10~15分ほど漬け置きした後スポンジで汚れを擦ると、油汚れもスッキリと落ちて洗いあがりも気持ち良いですよ。

    ちなみにドイツでの一般的な洗い方は、洗い物をためたシンクにフロッシュ数滴と熱湯を入れて混ぜ、お湯が冷めたらそのままシンクで食器を洗い、水で濯がずにカゴに上げるのだそうです。

    水を大切にするヨーロッパならではなのかもしれませんが、濯がなくても人体に害がないほど安全な成分で作られている洗剤って凄いですよね。

    薄めて使う

    以前は公式に推奨されていた「ボトルに入れて薄めて使う方法」ですが、水で薄める際に細菌が混入して液の中で繁殖してしまうのを防ぐため、今は販売元から推奨される使い方に載せられていません。

    しかしながら濃縮タイプの洗剤なので、手が荒れやすい方は、原液で使用する際にはゴム手袋を着用するなど注意が必要です。

    そのため、洗い物をする時は「その都度必要な量を薄めて使う」のがおすすめです。

    原液を使用する時より泡立ちが良くなりますので、コップやボウルに使い切る分の薄め液を作って洗いましょう。

    フロッシュの洗浄力は強く、5~10倍に薄めて使えます。香りも、原液の時は濃い目で強く感じますが、水で伸ばすとほんのり爽やかな優しい香りに変わります。

    フォームボトルで泡立てて使う

    フロッシュをより少量で効率よく泡立てて使いたいなら、ポンプで泡立てるフォームボトルを使うのがおすすめです。

    専用のボトルも別売りされていますが、100均などのお好きなフォームボトルで大丈夫です。

    漬け置きやコップなどで薄める方法よりも極力原液に触れずに使えるので、より一層手肌に優しく使えます。

    ポンプで出した泡をスポンジにとって洗うと、しつこい汚れも気持ちよく擦り落とせます。

    漬け置きするのに場所を取るような大きな洗い物も、部分ごとに泡で洗えば短時間できれいになりますよ。


    出典 asahi-kasei.co.jp

    注意すべき点は、フォームボトルで作った薄め液はその都度使い切ってしまわないといけないこと。

    生分解性があるため、薄め液を作り置きすると洗浄力が保たれず、衛生的にも損なわれてしまいます。ボトルを選ぶ際には、中身が見えやすく使い切るのに手頃なサイズをおすすめします。

    正しい使い方で洗うと必要な洗剤の量も少なくなり、環境にも経済的にも優しいフロッシュ。

    用途やライフスタイルに合った使い方を試してみて下さいね。

    [3]フロッシュは使い分けがおすすめ

    フロッシュの食器用洗剤は現在全部で6種類が販売されています。それぞれ洗浄力と手肌への優しさのバランスが違うので、お好みで使い分けると便利です。

    基本的にはどちらのタイプも300mlのスタンダードタイプに加え、750mlの詰め替えタイプがあります。また、過去に期間限定でミニボトル125mlが発売されています。

    洗浄力強化タイプとスタンダードタイプ

    より手肌に優しい洗剤を目指して、手荒れの原因になるアルコール成分を取り除いたフロッシュは、6種類の全てのタイプが手肌に低刺激な仕様となっています。

    その中で、洗浄力を強化した「洗浄力強化タイプ」が2種類、低刺激性にこだわった「スタンダードタイプ」が4種類ラインナップされているので、香りや洗浄力ごとに上手に使い分けてみましょう。

    ・洗浄力強化タイプ

    重曹プラス、ブラッドオレンジ

    ・スタンダードタイプ

    アロエヴェラ、ザクロ、シトラス、パフュームフリー

    最も洗浄力が強いのが重曹プラスで、手肌に最も優しいのがパフュームフリーとなっています。

    頑固な汚れを落としたい時や手荒れが心配になってきた時など、その時々の必要に応じたタイプを選びましょう。

    [4]フロッシュ全6種類の香り

    フロッシュは全部で6種類の香りが揃っています。それぞれの特徴をご紹介しましょう。

    重曹プラス

    日本でもお馴染みの重曹を配合した、爽やかなソーダの香り。南国の海のようなブルーが鮮やかな液色です。しつこい油汚れには1番効果がありますよ。


    • 液性:弱アルカリ性
    • 成分:界面活性剤(17%アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、アルキルアミドプロピルベタイン)、粘度調整剤

    ブラッドオレンジ


    新鮮なブラッドオレンジの、フルーティーな甘い香り。赤に近いクリアオレンジの液色は、ボトルの緑と対照的で元気な印象のビタミンカラーです。天然オレンジオイルを配合しているので、強い洗浄力を実感できます。

    フロッシュ 食器用洗剤 ブラッドオレンジ 300mL

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    • 液性:弱酸性
    • 成分:界面活性剤(17%アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、アルキルアミドプロピルベタイン)、粘度調整剤、安定化剤

    アロエヴェラ


    透明感のある、みずみずしい香り。販売元である旭化成の公式サイトでは、洗浄力強化タイプとスタンダードタイプの中間で表示されているアロエヴェラですが、天然アロエヴェラエキスが配合されているので、使用後の手肌に優しく感じます。

    薄いクリアグリーンの液色で、涼やかな見た目が特徴です。

    フロッシュ 食器用洗剤 アロエヴェラ 750ml

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    515円(09/20 22:09時点)
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    • 液性:弱酸性
    • 成分:界面活性剤(9%アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、アルキルアミドプロピルベタイン)、粘度調整剤、安定化剤

    ザクロ


    甘酸っぱいザクロの、ふわりと包み込むような優しさを感じる香り。ピンクで可愛らしい液色です。天然ザクロエキスが配合され、成分もよりシンプルになった手肌に優しい仕様です。

    フロッシュ 食器用洗剤 ザクロ 750ml

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    • 液性:弱酸性
    • 成分:界面活性剤(9%アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム)、安定化剤

    シトラス


    フレッシュなシトラスの、弾ける爽やかな香り。日本で一般的な食器用洗剤の柑橘系の香りとはちょっと違う、甘さを感じる香りです。

    イエローの液色が爽やかな印象を与えてくれます。手肌に優しいタイプで、天然シトラスオイルが配合されています。

    • 液性:弱酸性
    • 成分:界面活性剤(9%アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、アルキルアミドプロピルベタイン)、安定化剤

    パフュームフリー

    その名の通り、無香料で無着色。潔さを感じるほどの透明な液色で、フロッシュの中で最も手肌に優しいタイプです。


    フロッシュ 食器用洗剤 パフュームフリー 750ml

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    • 液性:弱酸性
    • 成分:界面活性剤(9%アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、アルキルアミドプロピルベタイン)、粘度調整剤、安定化剤

    フロッシュの甘い香りや残り香が苦手と感じる方は、シトラスやパフュームフリーを選ぶと香りを気にせずに使えますよ。

    透明なボトルに映えるそれぞれの液色が可愛くておしゃれなので、その時の気分に合わせてキッチンの窓辺に並べてみても楽しいですね。

    [5]特徴を知って上手に使おう

    日本のメーカーの食器用洗剤に慣れていると、フロッシュは使い方が難しくて物足りなく感じるかもしれません。

    驚くほどの洗浄力をうたった食器用洗剤がたくさんありますものね。フロッシュは環境に配慮したエコな洗剤なので、使用する際はその点を割り切って考えると良いでしょう。

    ノンアルコール処方で低刺激性なので、洗い物による手荒れが気になる人には是非おすすめです。上手に使って、未来のために環境保全に協力していきましょう。

    >>Frosch(フロッシュ)の公式サイトはコチラ


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