香りを楽しむアロマ・ハーブのススメ!自宅で簡単手作りも

近年、「フィトセラピー」や「代替療法」という言葉がよく聞かれるようになってきました。そこで注目を浴びているのが【アロマ】と【ハーブ】です。専門店に行かなくてもどちらもよく見かけるようになりましたが、普段の生活に取り入れるには正しく知っていたいものです。そこで、今回はアロマとハーブをもっと身近に感じていただけるよう、基本の楽しみ方や知っていて損はないマメ知識などをご紹介します。

自宅で簡単手作りも!香りを楽しむアロマ・ハーブのススメ

2017年10月11日更新

アロマ

Akiko (フェリーチェ編集部)

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[1] 知っているようで知らない?アロマのあれこれ

ラベンダーは万人受けするは間違い!?

アロマオイルと言うと、すぐ思い浮かぶ香りが「ラベンダー」という方、多いと思います。実際どのブランドからも必ず出ていますし、栽培しやすいことからアロマとしてふんだんに楽しめるというメリットがあります。

しかし、注意しなければいけない点もあります。よくドラッグストアなどに売られているものに「ラベンダー」の文字を見ませんか?お気づきのかたも多いと思いますが、あれは本物のラベンダーの香りではありません!故に、「苦手な香り」と感じる方もいますよね。


そのため、ラベンダーと聞くだけ市販の芳香剤を思い出してしまうと、本物のラベンダーでも脳が「過去に嗅いだラベンダー」のあまり良くない思い出を呼び起こしてしまい、受け付けないということになるのです。

香りは鼻で嗅ぐのではなく、脳で嗅ぐ(感じる)と言われています。

そのため、過去に「ラベンダー=臭い」と感じたことがある人は、以降も受け付けないということが多くあります。

千円以下から一万円超まで!この値段の差は?

アロマを楽しむ女性が増えたこともあり、今では100均でもアロマオイルが売られるようになりました。しかし、アロマ専門店では数千円・高いものだと一万円超までと比較的高額で売られています。この差はなんだか知っていますか?

同じ匂いなら安いものでいいと思うかもしれません。

しかし、あまりに安いものは精油(エッセンシャルオイル)以外の成分が含まれている可能性が高いため注意が必要なのです!

オイルと一言にいっても色々あり、石油が使われているものが結構出回っています。違法ではありませんが、せっかくアロマを楽しむのなら、本物の香りを知っていたいものです。気になる方は、「精油」とかかれたものを選ぶと間違いありません。

[2] 目的別にアロマを楽しむ

まずはこのアロマがあればOK

最初に「ラベンダーは万人受けするは間違い!?」と言いましたが、やはりアロマの王道です。本物のラベンダーは1滴でも濃厚な香りが楽しめますし、値段も5mlで千円程度とお手頃です。また、抗炎・鎮痛・消毒作用があるので、家庭に1本は欲しい万能精油と言えます。浅い切り傷や軽い火傷・ニキビなどの応急処置にも効果的です。

また、入浴時に使用するのも香りが広がりオススメです。

自宅で簡単手作りも!香りを楽しむアロマ・ハーブのススメ

ディフューザーがなくても香りを楽しむ手軽なものとは?

精油(エッセンシャルオイル)の香りを楽しむために一般的に使われているのはディフューザーですが、五千円前後と少々値段が張りますし、水の交換やコンセントが必要など、案外手間がかかるもの。

そこで、おすすめなのが【アロマストーン】です。

使い方は、精油(エッセンシャルオイル)を垂らすだけと簡単で、アロマ本来の香りが楽しめます。また、ディフューザーと比較すると拡散力は劣りますが、一人暮らしなどの狭い部屋では香りが広がりすぎず逆に使いやすいというメリットもあります。

ライフスタイルに合わせて楽しんでみてください。

男性受けする香りはこれ


いつの時代も「石鹸の香り」が上位ですが、アロマの中では「イランイラン」がおすすめです。

イランイランの分子構造そのものが男性ホルモン(テストステロン)とよく似ていて、男性ホルモンに働きかける香りと言われているんです!そのため、本能的に好まれる傾向にあり、特に夜のシーンにオススメです。

マリリン・モンローの「寝るとき身にまとうのはシャネルの5番を数滴」という言葉はあまりに有名ですが、そのシャネルの5番のトップコートはイランイランです。なんだか納得しませんか。

一方、対照的なのがローズ。

ローズは女性ホルモンに働きかける作用があり、女性自身が美しくなることによって、異性からモテるように…という効果があります。

[3] プレゼントにも喜ばれる手作りアロマ

アロマは年代を問わず、幅広い年齢層に喜ばれるプレゼントの一つです。
手作りというと少し難しい印象がある方もいるかもしれませんが、使う材料は少なく、作り方も実はとっても簡単!さらに、精油をブレンドしたり、香りの強さを調整したりと使う人にあわせて作れるのが一番の魅力です。

ここでは、特に人気で簡単な手作りアロマを3つご紹介しますので、是非試してみてください。

アロマ香水


手作りアロマとしては一番人気なのが香水。「市販の香水は匂いが強すぎて苦手」という方へのプレゼントとしてもオススメです。

■材料
・無水エタノール10ml
・精油 10滴
・保存容器

■作り方
1.無水エタノール10mlを保存容器へ入れる。
2.好みの精油10滴を1へ入れる。精油は好みでブレンドしても可。

この分量をベースに、増減させてください。

参照サイト:香水の作り方|簡単にできる3種類のレシピと10個のおすすめブレンド

化粧水

防腐剤など添加物不使用なので、「市販の化粧水があまり肌に合わない」という方は天然アロマを使った化粧水を手作りしてみるのもオススメです。精油の効能別にいくつか作り、お肌の調子に合わせて使い分けるのもいいのではないでしょうか。

■材料
・精製水 100ml
・グリセリン 小さじ1
・精油5~10滴
※精油によって香りの強さが異なるので、好みに合わせ調整してください。
・保存容器

■作り方
材料を全て容器に入れ、軽く振って混ぜ合わせれば完成!
精油は水に溶けにくいので、使用する際も軽く振り混ぜ合わせてくださいね。

参照サイト:自分で作れる!アロマコスメの簡単レシピ【化粧水編】 | アロマナース直伝!アロマセラピー入門【7】

ルームフレグランススプレー


簡単に手作りできて、ちょっとしたプレゼントに喜ばれるアロマです。
こちらも防腐剤などを含まないので、子供のいるご家庭へのプレゼントにもオススメですよ。

■材料
・無水エタノール 5ml
・精製水 45ml
・精油 10滴
・スプレー容器

■作り方
1.スプレー容器に無水エタノールと精油を混ぜ入れます。
2.精製水を加え、さらに混ぜます。

使用する際は、都度よく振るようにしてくださいね。

参照サイト:アロマルームスプレーの基本の作り方

[4] 生活に役立つおすすめハーブ

そもそもハーブとは、「私たちの生活に役立つ植物」の総称です。と言うと、ほぼ全ての植物があてはまる気がしますが、広い意味ではそうなります。

そのため、今回は健康維持や未病など、その機能が明らかになっている「メディカルハーブ」と呼ばれているものについていくつかご紹介していきたいと思います。

自宅で簡単手作りも!香りを楽しむアロマ・ハーブのススメ

肌荒れ

●ジャーマンカモミール

りんごのような甘い香りが特徴のかわいらしいハーブですが、何か困ったことがあればまずこれ!と言えるほど、様々な効果があります。

その中でも特に、消炎・殺菌作用にとても優れており、ニキビや虫刺されなどに大変効果的です。

ダイエット

●マルベリー

養蚕などに用いられる桑のことです。葉も実も食用として用いられますが、ダイエットには葉の部分(マルベリーリーフ)をお茶にして食前に飲用するのがオススメです。

マルベリーリーフには、デオキシノジマイシンという糖質吸収を抑える成分が高濃度含まれており、食後の血糖値を抑える作用もあります。


香りは少し漢方薬のように感じる方もいるかもしれませんが、くせがなく飲みやすいのが特徴です。

女性ホルモンバランス

●ローズ

「女性ホルモンバランス」と言ってもライフステージにより悩みは色々。しかしローズは例えば月経前のイライラ・更年期障害の症状どちらにも効果があります。

ローズにしか出せない優雅な香りも特徴で、香りに含まれる「ゲラニオール・ネロール」という成分が女性ホルモンに直接働きかけます。

睡眠

●リンデン

女性ホルモンバランス同様に「睡眠の悩み」は、入眠に時間がかかる・夜中何度も目が覚める・早朝に起きてしまうなど様々です。

肌荒れでご紹介したジャーマンカモミールもオススメですが、睡眠で悩みがある方は、自律神経が過敏になっている傾向があります。

そこで試していただきたいのがリンデンです。鎮静作用に優れ、精神的なストレスを落ち着かせる効果があります。主に花の部分をティーにして寝る前に飲用します。ほのかに甘い花の香りにも癒されますよ。

免疫力アップ

●エキナセア

免疫賦活作用があり、インフルエンザや風邪予防に最適です。ハーブティーも手軽ですが、今はチンキやサプリメントでも売られているので、ライフスタイルに合わせて普段から取り入れるのがオススメです。免疫力アップに優れているので、すでに風邪を引いているば場合はあまり効果がないのでその点は注意してください。

ほのかに草木を感じる香りがしますが、ほぼ匂いはありません。

[5] 香りも楽しむハーブティーの入れ方

自宅で簡単手作りも!香りを楽しむアロマ・ハーブのススメ

ハーブによって入れ方が違います

植物のどこの部分を使用するかにより、主に蒸らし時間が異なります。葉・花は3分、茎など硬い部分は5分が目安です。

有効成分をくまなく吸収するには、この「蒸らし時間」がポイントなので、ぜひ覚えておいてくださいね。

また、香りの精油成分は立ち上るという性質がありますので、蒸らしに使用した蓋に香りが水滴になって付いています。そのため、その水滴もマグカップに入れて飲んでみてください。全然香りが違ってきます。

ブレンドするときのコツ

基本的にNGなブレンドはないというのがハーブの主な特徴です。
しかし、やはり効能や味に合わせてブレンドできるとより効果的です。

飲用する時の注意事項

ハーブは薬ではないので、安全なイメージがあるかもしれませんが、飲み合わせなど実は注意事項もありますので参考にしてください。

■薬との飲み合わせ


例えば「セントジョーンズワート」というハーブ。これは代謝酵素を促進する作用があるため、薬の分解が早まり、効果を弱めてしまいます。そのため、抗HIV薬・気管支拡張剤などを使用されている方は禁止です。これは厚生労働省が発表しています。

参照サイト:セント・ジョーンズ・ワート(セイヨウオトギリソウ)と医薬品の相互作用について

■体質

「ハーブ=ノンカフェイン」と思っている方もいるかもしれませんが、例えばマテの場合、緑茶の1/2程度のカフェインが含まれていますので、体質的に合わないかたは注意が必要です。また、カモミールなどキク科の植物が多いため、キク科アレルギーの方も気を付けましょう。

■妊婦禁止のもの

例えば、ラズベリーリーフというハーブは、”安産のお茶”と言われていますが、骨盤を広げる作用があるため、妊娠初期にはあまり向いていません。
また、妊娠中は香りにも敏感になっているので、極力妊婦さんご自身が心地いいと感じるハーブを取り入れるのが一番です。

■できるだけオーガニックを使用すること

野菜や果物のように洗わず、そのままティーなどとして使用するため、無農薬のものが安心です。

[6] ハーブのオススメブランド厳選3つ!

グリーンフラスコ


出典 グリーンフラスコオンラインショップ

自由が丘に直営店を持つハーブ専門店です。「緑の医学」をキーワードに、植物を美容や健康に役立てるため、珍しいハーブも取り扱っています。国産ハーブにも力を入れており、例えば長野山地の黒葡萄など、他では見られないハーブもたくさん取り揃えられています。オンラインもありますので、遠方の方も気軽に買えるのもポイントです。

エンハーブ


出典 エンハーブ公式インスタグラム

こちらもハーブ専門店で、全国に店舗があります。店舗では、悩みを相談すると自分だけのブレンドティーを作ってくれたりとオリジナル性が高いお店です。すべて試飲もできるので、味も香りも試してから購入できるのが嬉しいです。また、量り売りもしているため、必要なものを必要なだけ買えます。オンラインもあり、各ハーブの詳しい説明もありますので、初心者の方にオススメです。

カリス成城

東京の成城に本店を持ち、全国にも直営店があるハーブ・アロマ専門店です。
乾燥ハーブもありますが、種の取り扱いもあるので、自宅栽培に興味がある方はぜひ覗いてみてください。あとは、オリジナルで月の満ち欠けに合わせて楽しめるハーブティーやバスソルトの取り扱いもあり人気があります。特にバスソルトはイスラエルの死海の塩を使用しており、香りもよくオススメです。


出典 カリス成城公式インスタグラム

[7] 好みの香りを見つけてアロマとハーブを楽しもう

いかがでしたか。アロマもハーブもまずは「自分に合ったものを取り入れる」ことが大事です。日本人は「〇〇はこれに効く!」と言われると、こぞって取り入れる傾向にあると言われていますが。まずは、どんな香りが好みか、どんな味が好きか…自分を知るところからスタートしてみてください。


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