ゴキブリにハーブが効果的って本当?おすすめ商品6つを徹底調査

ゴキブリを寄せ付けないハーブは確かに存在します!賢くハーブを使った手軽な方法で、侵入経路をシャットダウン!ペットや妊婦さんにも優しいハーブで、ゴキブリを遠ざけましょう。

ハーブ

2018年10月09日更新

アロマ

Yukari (フェリーチェ編集部)

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[1]ゴキブリにハーブは効く?

ハーブにはどんな効果があるの?

ハーブ(herb)は、「草」を意味するラテン語herbaに由来しています。ハーブの歴史は長く、人類の起源にまで遡ります。ハーブにまつわる慣習は世界中に存在し、人類は様々な場面でその効能に助けられてきました。

人類がハーブから学び、育んできた知恵は、現代でも活かされています。ハーブ特有の香りは食材の臭みを消したり、料理のスパイスとして用いられています。ハーブの精神安定、気分転換、リラックス効果は広く認知されており、家庭の知恵や民間療法、アロマテラピーとして私たちの生活に必要不可欠な存在です。

さらに、一部の虫がハーブの香りを嫌がることから、ハーブは昔から忌避剤、防虫剤として世界中で使用されてきました。ここでは、ハーブの特徴、ゴキブリ退治に有効なハーブ、ハーブの効果的な利用法について紹介しています。

ハーブ VS. 従来のゴキブリ駆除剤

ゴキブリの駆除剤は多岐にわたり、種類や強さも色々で、効果が高いものも多く揃っています。

ハーブもそのひとつの方法と言えます。その効果は海外でも実証され、ゴキブリが生息するたいていの国では利用されています。ただし、ハーブはゴキブリを殺したり、巣に帰ったゴキブリを一掃するものではありません。すでに家屋に侵入してしまったゴキブリや、外から飛んで入り込んできてしまったゴキブリの駆除には向かないということを知っておく必要があります。

それでは、なぜハーブがゴキブリに効くのでしょうか。

ハーブはゴキブリの嫌いな匂いを放ち、ゴキブリを近寄らせないという効果があります。ハーブの種類によって匂いは異なりますが、ゴキブリを遠ざける効果は期待できるといってよいでしょう。ハーブを使う最大のメリットは、コストパフォーマンスが比較的良く、ペットや人体に無害であることです。設置場所を工夫することによって、非常に有益な手段となります。

ハーブはどこに置けば良い?

ハーブは玄関、窓際、ベランダ、キッチンに置きます。これらの場所は、外界との境界になっており、間違いなくゴキブリの侵入経路、餌場や巣に向かう通行路になっています。こうした侵入経路と通行路をブロックすることで、ゴキブリの侵入、移動をシャットアウトすることができます。

開け閉めを必要とする網戸や、冷蔵庫などの大型電化製品の後ろ、家具の影になっているところにハーブを置くことでゴキブリを遠ざけることができます。

ゴキブリに効果のあるハーブの種類 おすすめ

セリ科のキャラウェイ、セロリ、クミン、その他のハーブではミント(ハッカ)、メイス、ナツメグの効果に定評があります。セリ科のハーブすべてに同じ効果があるわけではないので、注意してください。また、初めてハーブを使うときは、その効果をわかりやすくするために、最初から複数のハーブを混合したり、同時に使用したりせず、一種類から始めると良いです。

セリ科

キャラウェイ

  • 西アジア一帯を原産とするセリ科のハーブで、草丈は30-60cm位です。フェンネル、コリアンダー、クミンなどと似ています。
  • 実はキャラウェイシードと呼ばれ、乾燥させたものをスパイスとして使います。熟した実の中に精油が含まれます。
  • 香りの主成分はd-カルボン、レモンにも含まれるリモネンです。これらの成分は胃腸を丈夫にし、痰を取り除き、消化促進、利尿効果などがあります。精油でアロマを炊いても、同じ効果が期待できます。
  • ゴキブリが非常に嫌がる匂いであるため、忌避作用が高いといわれています。

 

セロリ

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  • ヨーロッパ原産のセリ科の1-2年草で、和名はオランダミツバです。
  • 栄養素を豊富に含む優秀な野菜で、サラダ以外の様々な料理に応用されています。
  • 約40種類の香り成分を含みますが、主成分は、アピイン、アビオイル、セネリン、テルペンです。
  • セロリの種から抽出した精油は、アロマテラピーに使われています。
  • セロリの香り成分にはストレス解消、リラックス効果、頭痛や生理痛などを緩和する鎮痛効果があります。

 

クミン
クミン

  • エジプト原産のセリ科の一年草です。ウマゼリ、キュマン、ジーラという呼び名もあります。
  • クミンには、カレーを連想させる特徴的な強い芳香、辛味、苦味があります。
    (カレーパウダーにクミンが使用されています。)
  • 食欲増進、消化促進、抗がん作用の他、胃痛や腹痛などにも効果があります。
  • 近年、クミンのダイエット効果が報告されています。これは、クミンに含まれる植物ステロールにコレステロール値や体脂肪を減少させる役割があることと関係しているようです。

 

シソ科

ミント・ハッカ(薄荷)

  • ミントには多くの種類がありますが、シソ科・ハッカ属の総称で、ユーラシア大陸や北半球の温暖地帯に自生するハーブです。
  • 苗、アロマオイルとして販売されており、入手しやすいハーブです。
  • 殺菌効果があるため古くから薬用として利用され、特徴的な爽やかな香りは、入浴剤として幅広く用いられています。
  • スペアミントの精油に含まれるテルペン化合物に臭覚的忌避効果があり、ゴキブリだけではなく、ネズミやカメムシ、ムカデ、鳩など、多くの害虫や害獣に効果があります。
  • ミントのアロマオイルを水に数滴いれてスプレーするだけで、害虫害獣を寄せ付けない効果があります。
  • 例えば、アース製薬の「天然ハーブのゴキブリよけ」という製品はハッカのゴキブリ忌避作用を利用しています。

 

タイム

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  • ヨーロッパの暖かい地域に見られるシソ科の常緑植物です。ベランダで比較的簡単に育てることができます。
  • タイムには300種類以上の種類がありますが、ゴキブリよけには料理用のコモンタイムや、レモンの香りがするレモンタイム、香水に使われるマスチックタイムが適しています。
  • タイムに含まれる殺菌成分であるチモールとオイゲノールには、ゴキブリを寄せ付けない効果があります。ダニやハエなどにも有効です。特にチモールには強い殺菌効果と抗ウイルス作用があります。
  • 古代エジプトではミイラの防腐剤・保存剤としても利用されていました。中世ヨーロッパでは、ペストが流行したときに枝を焚いて空気を浄化したり、風呂に入れ、感染予防に用いられました。

 

ローズマリー

  • シソ科のハーブで、温暖で乾燥した水はけのよい場所を好みます。地植えすると大株に育ち、一年を通して楽しめます。
  • ローズマリーには様々な種類がありますが、成長すると2mほどの高さになります。松葉に似た葉には刺激的な芳香があり、葉には揮発油が含まれています。
  • 主成分はロスマリン酸で、抗ウイルス作用、抗菌作用があります。サシェやリースとしてクローゼットなどに吊るすと、防虫効果があるといわれています。
  • 強い芳香を利用して肉や魚の臭いを消し、風味づけする効果があります。
  • 記憶力や集中力を高め、頭をすっきりさせる効果があり、ハーブティーとして飲まれています。新陳代謝を促進し、細胞の老化を防ぐ抗酸化作用があることから、若返りのハーブとも呼ばれ、ハンガリーの王妃に愛飲されていました。

 

イネ科

レモングラス

  • 東南アジア原産のイネ科の多年草です。
  • レモンとはまったく違う植物ですが、葉や茎には強いレモンの香りがするシトラールが含まれています。
  • 東南アジア料理には欠かせない食材のひとつで、「トム・ヤム・クン」の香りの決め手となるハーブです。
  • 精神的作用としては、興奮や神経過敏を抑え、気力を高めてくれます。
  • 鎮痛作用や抗ウィルス作用、血流を促進する作用があります。また、乳酸の排出を促し筋肉をしなやかにさせる働きもあるため、筋肉痛にも有効で、運動時のクールダウンにも使われます。
  • 虫はこの精油に含まれるシトラールを嫌うため、虫除け効果があり、ゴキブリに対する忌避作用が高いという報告もあります。
  • レモングラスの殺菌作用は、水虫の原因になる白癬菌に効果があり、水虫対策にも使われます。

 

フトモモ科

クローブ
クローブ

  • 熱帯・亜熱帯地方で生育するフトモモ科の常緑樹で、高さ10~15mほどになります。
  • 開花前の蕾を摘み取って乾燥させると焦茶色に変色します。この蕾はバニラのような甘さとスパイシーで独特の香りを持ち、料理をはじめ、ハーブティーやポプリ、香水、お香などに利用されています。中国で丁香(チョウコウ)と呼ばれ、漢方薬に利用されています。
  • クローブに含まれるオイゲノールは抗酸化作用に優れ、老化を防止し、動脈硬化を防ぐ効果があります。消化促進作用もあります。

 

ニクズク科

ナツメグ

  • インドネシア、バンダ諸島原産、ニクズク科の熱帯性常緑樹です。10〜20mの巨木で、1年に約4千個の種子が収穫できます。実をつけ始めるまでに長い年月が必要です。
  • 独特の甘い芳香があり、ハンバーグやミートローフなどの挽き肉料理や魚料理の臭みを消したり、クッキーやケーキなどの焼き菓子に用いられます。
  • 種子には収斂、止瀉、健胃作用があります。東洋医学では、気管支炎、リウマチ、胃腸炎などの薬として処方されます。
  • 香りの主体となる成分はピネン、カンフェン、オイゲノール、ミリスチシンです。
  • 過剰摂取には注意が必要です。

 

メイス(メース)

  • ナツメグの木から採れる果実を割ると現れる網目状の膜(仮種皮)を乾燥させたものがメースです。
  • ナツメグと同じ果実から採取され、メースと比較すると繊細でやわらかい香りがします。

ゴキブリに効果がないハーブ

バニラビーンズ、アニスなどの甘い匂いを持つハーブはゴキブリを引きつける効果があります。これらのハーブでゴキブリの侵入を妨げることはできません。

これらのハーブをキッチンに置いている場合は、蓋をしめ、ジップロックなどに入れて確実に収納するなど、保存方法を見直します。また、趣味でこれらのハーブを育てている場合は、ゴキブリが嫌うハーブと一緒に育ててるなどの工夫が必要です。

[2]ハーブの効果的な使用方法

エッセンシャルオイルが有効

苗木や乾燥させたハーブにも香りはありますが、ゴキブリ忌避剤としてより効果が高いのはハーブのエキスを抽出、精製したエッセンシャルオイルです。

ゴキブリへの有効性は、以下の順になるようです。残念ながら、人工的に作成されたアロマオイル、純度が低い安価なものでは忌避効果は低くなります。

  1. エッセンシャルオイル
  2. 乾燥させたもの(スパイス)
  3. 鉢植え(苗)

寄せ付けない!侵入経路をスプレーでブロックする!

アロマエッセンス入りスプレー
ゴキブリよけアロマエッセンス入りスプレーは、少ない材料ですぐに作ることができます。

準備するもの

  • アロマエッセンスオイル(前述のゴキブリが嫌うもの)数滴~10滴
  • 精製水 40ml
  • 無水エタノール 10ml
  • 遮光性のある(青や茶色など濃い色)ガラス製のスプレーボトル

 

アロマエッセンと水を混ぜるだけで、簡単にアロマエッセンススプレーができますが、効果を最大限に引き出すためのコツと注意点があります。

  • スプレー容器は、遮光性のあるガラス製のものを選びます。
    (100円ショップで販売されている安価な透明なプラスチック性の霧吹きだとアロマエッセンス溶液の変性、容器自体の劣化が起こります。)
  • アロマエッセンス溶液は1、2週間程度で使い切ることが原則です。
    (作り置きをせず、新鮮なものをこまめに作るほうが高い効果があります)

 

ハッカ油入りスプレー
ハッカ油を使った簡単なゴキブリ撃退スプレーを作ることもできます。

準備するもの

  • ハッカ油 20~30滴
  • 精製水 100ml
  • 無水エタノール 10ml(水とハッカ油を混合するため)

 

作り方

  1. ハッカ油とエタノールを混ぜ合わせ、精製水を加える
  2. ガラス製のスプレー容器に入れる

 

使用方法

  • ハッカ油と精製水のみを混合したものを拭き掃除、拭き掃除の仕上げに使う。
  • ハッカ油、エタノール、精製水の3種を混合したものをゴキブリの出現する場所、通路に吹きかける。

 

また、海外でもアロマエッセンス入りスプレーは家庭で使用されています。

ゴキブリはミントが大嫌い。
ヒノキオイル8滴、ペパーミントオイル10滴、塩水100ml(半カップ)を混ぜて、ゴギブリの出現する侵入経路、通路などにスプレーします。

引用:dengarden

乾燥ハーブのティーバック

乾燥したタイム、クローブなどの忌避効果の高いハーブを、ティーバックに小分けにし、ゴキブリの侵入経路に置いておくだけの簡単な方法です。キッチンのシンク下、冷蔵庫のような大型の家電、食器棚の後ろ、家具と家具の間、棚の引き出しなどに複数個のティーバックを入れておくとよいでしょう。ただし、ハーブを置く前に、徹底した清掃をすることを忘れないでください。

鉢植え

玄関などにハーブの鉢植えを置くだけでも、その周囲にはゴキブリは寄ってきません。

[3]ハーブ使用時の注意点

赤ちゃん

最近はゴキブリ駆除剤が多様化し、毒性の強い強力な駆除剤が出回っています。赤ちゃんや犬、猫などのペットがいる家庭では安全のために、また、料理用のハーブを育てている家庭では、そのハーブをゴキブリ忌避剤として利用することも一案です。

しかし、ハーブは、容量や使用方法を誤ると人体に悪影響を及ぼす危険性を持ち合わせています。妊娠中の方やアレルギーを持っている方は、専門家に相談し、十分注意して使用してください。

[4]市販のハーブを用いたゴキブリ対策製品

ハーブを配合したゴキブリ対策製品を購入することもできます。

【アース製薬】ナチュラス 天然ハーブのゴキブリよけ 4個入

■価格:557円

    特徴

  • 天然ハッカ油配合、やさしいミントの香りのゴキブリよけです。
  • 化学合成殺虫剤未使用なので、お子様やペットのいるご家庭で安心して使えます。
  • 設置は簡単、置くだけです。
  • 開封後約1ヶ月間効果が持続します。
    おすすめの設置場所

  • 引き出し
  • 食器棚
  • 戸棚

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【アース製薬】ナチュラス 天然ハーブのゴキブリよけ 広い収納空間用 2個入

■価格:738円

    特徴

  • 成分は「ナチュラス アース 天然ハーブのゴキブリよけ 4個入」と同じです。
  • シンク下や洗面台下など広い収納空間に使えるゴキブリよけです。大きなサイズで広範囲に効果が広がります。
    おすすめの設置場所

  • キッチンのシンク下
  • 洗面台の下

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【サンおきなわ】ゴキブリ忌避剤

■価格:810円

    特徴

  • 沖縄の天然成分、月桃(沖縄ハーブ)、くすの木エキス、ニームを配合したゴキブリ忌避剤です。月桃の成分が徐々に拡散します。
  • 強いゴキブリ駆除剤薬品を使いたくない場合に使用できます。
  • ゴキブリの後始末は必要ありません。
  • 約1ヶ月半~2ヶ月間効果が持続します。
    おすすめの設置場所

  • キッチンのシンク下
  • 洗面台の下

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【インテリムジャパン】ゴキランS

■価格:1,620円

    特徴

  • 天然樹木精油・ハーブ精油・柑橘油を配合した、環境と体に優しいゴキブリ忌避剤です。
  • 1個で6~8畳分の効果を発揮し、設置してから2~3日で効果が現れます。
  • ゴキブリを死滅させるのではなく、いない環境を作ることが目的です。
  • 約1ヶ月間効果が持続します。
    おすすめの設置場所

  • 冷蔵庫の下
  • キッチンのシンク下
  • 玄関、通路のドアの下(フックなどに引っ掛け吊り下げて使用することができます。)

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【ネオナチュラル】ゴキキューブ

■価格:5,800円

    特徴

  • ユーカリ精油、スギ精油、モミ精油を配合した可愛いキューブ型のゴキブリ忌避剤です。
  • 化学成分は配合していないので、環境と体に優しく、赤ちゃん、ペットのいる家庭でも安心して使用できます。
  • 使用方法は寄せ付けたくない場所にポンと置くだけです。
  • 空気の流動で効果が拡散し、ゴキキューブ1個の効果範囲は約8畳分です。
    おすすめの設置場所

  • キッチンの隅や、棚、引き出しの中、キッチンのシンク下
  • ゴキブリの通路になりやすい家具の隙間やゴミ箱の近く
  • ベランダ、バルコニー、縁側
  • 寝室、リビング、子供部屋、トイレ
  • テレビの後ろ、観葉植物の近く、洗濯機のそば、洗面所など

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【アース製薬】ナチュラス 凍らすジェット ゴキブリ秒殺 300ml

■価格:1,732円

    特徴

  • -85℃の冷撃効果でゴキブリの動きを止め、天然成分のハッカ油で殺虫するスプレータイプのゴキブリ駆除剤です。
  • 合成殺虫成分を使用していないため、食品まわりやお子様、ペットがいる家庭でも安心して使用できます。
  • ロングノズルで狙いやすく効果的に害虫を駆除できます。
  • スプレーした後、ベタつきや跡が残りません。

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[5]ハーブの力でゴキブリを寄せ付けない暮らし

いくつかのハーブが持つ特有の香り成分にはゴキブリなどの害虫に対する忌避効果があります。強力な殺虫剤で一掃するのではなく、少々発想を転換させ、ゴキブリの侵入経路をハーブでブロックし、ゴキブリを寄せ付けない方法を試してみてはいかがでしょうか。自分で手軽に作れる”アロマエッセンス入りスプレー”、”乾燥ハーブのティーバック”は、試す価値ありです!

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