メゾン クリスチャンディオール香水『ROSE KABUKI』

クリスチャン ディオールが特別なブティックでのみ展開するフレグランス コレクション『メゾン クリスチャンディオール』をご存知ですか? 今回はこちらのコレクションをご紹介すると共に『ROSE KABUKI(ローズ カブキ)』を愛用している私の感想も一緒に紹介いたします。

2019年03月07日更新

香水/フレグランス

ゆっきー  FELICE ライター

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[1]フレグランスコレクション『メゾン クリスチャンディオール』って?


出典 fashionzine.jp/dior-perfumer-story/

クリスチャンディオールはメゾン創設当初から、芸術を愛し香りを大切にし喜びに満ちたライフスタイルを提案してきました。
その哲学を受け継ぎながら、日常や生活空間を上質な香りで彩る新しいライフスタイルラインとして、『メゾン クリスチャンディオール』を2018年に発表しました。
『メゾン クリスチャンディオール』の香りを手掛けるのはディオール専属の調香師、パフューマークリエイターのフランソワ・ドゥマシーです。

20種類の香水、キャンドルやソープ、ボディクリームなどを展開し、これらは『メゾン クリスチャンディオール』の為だけにつくられた特別なブティックと公式ホームページでのみ販売されています。

>>公式ホームページはこちら

私はGINZA SIX内のブティックに足を運んでみましたが、まるでパリの素敵な邸宅にいるような白を基調とした優雅な空間に目を奪われました。

また『メゾン クリスチャンディオール』のフレグランスボトルはフレグランスのカラーを美しく映し出すシンプルでモダンなデザイン。
ボトルだけではなく特別にデザインされた、上質な円形や正方形の白いボックスや革紐の小さなポーチ、色を選べるリボンやコード、メッセージカード、贈り物を包む際のワックスシールの細部まで美しいのです。

そこには贈り物を大切にするメゾンの精神が表れています。ラッピングをほどく時のあの心踊る瞬間、そこまで丁寧に作り込まれているなんて素敵ですよね。

[2]調香師フランソワ・ドゥマシーってどんな人?


出典 fashionzine.jp/dior-perfumer-story/

フランソワ・ドゥマシーは、29年間シャネル・フレグランスの影の功労者として調香師ジャック・ポルジュの補佐として働いてきました。

2006年よりクリスチャンディオールを初めとするLVMHグループ(傘下にはルイヴィトン、クリスチャンディオール、ジバンシイ、フェンディ、セリーヌなど70の高級メゾンが所属)フレグランス部門のスーパーバイザー兼ディオール初の専属調香師パフューマークリエイターになりました。

「常に最善を尽くし、決して満足しない」というムッシュ・ディオールの言葉をクラフトマンシップと大胆なクリエイションによって体現しているのがドゥマシーです。

パリの研究所で2,500種類ものサンプルや原料に囲まれている時も、香水の聖地グラースで花々に埋もれている時も、情熱とこだわりを持ってクリエイションしています。
ドゥマシーはグラースで幼少時代を過ごし、メゾンの創始者ムッシュ・ディオールも、かつてこの地に暮らしていたことからディオールの歴史はグラースの地に深く根ざしています。


出典
dior.com/beauty/ja_jp/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%99%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9-%E3%83%92%E3%82%99%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%99%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9/ds-discover-dior-quest-for-essences.html

ドゥマシーは女性がもつ気品を称賛してやまず、気品を感じるジャスミンとローズの香りを好み、グラースに咲くローズ ドゥ メ(多弁のばら)を『グラースの女王』と言っています。

グラースに咲く香料原料の花々の栽培には専門的スキルを必要とし、これらを守り続けていく為、ディオールでは生産者と特別なパートナーシップを組み栽培をサポートする活動も行っているほど。

また、彼は生粋のフランス人でありながらイタリア文化と日本文化を造詣が深く、今回ご紹介するフレグランス『ROSE KABUKI(ローズカブキ)』はその名の通り日本の歌舞伎からインスピレーションされている香りで彼の日本文化に対する強い想いが溢れています。

ディオールの公式ホームページではドゥマシーの原料へのこだわり等動画もみれます。

>>「香りの探求」動画(公式ホームページ)

[3]フレグランス『ROSE KABUKI(ローズ カブキ)』の香り


2018年11月、まるでローズガーデンに迷い込んだかのようなローズフレグランスのラインナップに『ROSE KABUKI(ローズカブキ)』が加わりました。

日本の伝統、美しい歌舞伎の白塗り化粧に思いを寄せ、白いコットンのようにパウダリーなムスクに包まれた繊細なローズの香りを創りたいと思った、と調香師フランソワ・ドゥマシーは語っています。

ブティックで初めて香りを試した時、最初に感じたのはどこに“KABUKI”要素があるのだろう?と思いました。第一印象で購入は無いなと思ったものの、時間が経った時の香りが好きで何回も足を運び試して購入を決めました。

この香り纏った瞬間はまさに、ここはフランス・グラースの薔薇農園そこに私が立っているよう、芳醇で、みずみずしいローズの香りが胸いっぱいに広がります。ここまでだとフレッシュで大胆、華やかなローズですが時間がたってこの香りは奥ゆかしく変化します。

ローズの花びらの上にムスクの白いパウダーを降りかけたような、それは静かにそっと降りかかり、気付いた時はピンクの花びらが白いお化粧をしたようにパウダリー、スッと手で払えばパウダーはふんわりと落ちてゆく。それくらい軽く、ゆっくりと、みずみずしいままのローズをムスクが優しく包みます。
フローラルとムスクの繊細なニュアンスを保った香りはラストまでローズを失う事無く明るく、優しいまま香ってくれます。
私はこの奥ゆかしさに“KABUKI”をみました。

日本の伝統芸能である歌舞伎、江戸時代の芝居小屋は窓から入る自然光とろうそくの灯りだけで、薄暗く役者は自分を目立たせるために顔を白く塗ったのが白塗りの始まりです。また白は高貴な色、神に選ばれた者の証を表しています。
それを踏まえると、表面的な美を表現しているだけでなく、KABUKIの奥深さに白塗りの文化があるように、ローズを際立たせるためのムスクあるのかもしれないと思いました。

商品の話を販売員に伺った所『ROSEKABUKI(ローズカブキ)』に限らず香りの構成内容(コンポジション)は販売員にも明かされておらず、香りの構成を知るのはフランスのラボのスタッフだけとのことでした。

作り手の想いだけでなく、香りをまとう人の感性を尊重しているんですね。

価格:
40mL:¥12.420(tax in)
125mL:¥28.080(tax in)
250mL :¥39.420(tax in)

取扱場所:
メゾン クリスチャン ディオール ギンザ(GINZA SIX内)
ディオールパフューム&ビューティ表参道ブティック
ディオール 公式オンラインブティック
※ブティックのみ取り扱いのある商品もあり

[4]香りに迷う時はフレグランスセットがお勧め


出典 dior.com/ja_jp

ディスカバリーセット

フレグランスは店頭で香った時と時間が経ってから香るかおりとでは変わってくるもの、付けたては好みでも、時間が経つとアレ?思ってたのと違う·····という事になったり、天候や気温でも香りは変化してしまうもの。

どの香りを購入したらいいか迷った時は『ディスカバリーセット』がお勧めです。独創性溢れる8種類の香りがセットになっており、サイズも7.5mlと使い切り易いサイズです。どの香りにも美しい花々や希少性の高い原料が用いられています。

ディスカバリーセットの香り

・ウード イスパハン – 7.5ml
・バラッド ソヴァージュ – 7.5ml
・テ カシミア – 7.5ml
・グリ ディオール – 7.5ml
・ローズ ジプシー – 7.5ml
・ボア ダルジャン – 7.5ml
・アンブル ニュイ – 7.5ml
・サクラ – 7.5ml

価格:¥22.680(tax in)

[5]]日常を上質な香りで彩って


『メゾン クリスチャンディオール』の製品は特別なブティックでしか取り扱いがないもの。しかし、そのこだわりはとても奥深く、調香師の愛と想いが感じられるものです。

封を開けるその瞬間まで丁寧に作り込まれた品物は、贈り物としても必ず喜んでいただけます。
また、自分自身へのご褒美にも少しリッチな気分になれるのでとてもおすすめです。

上質な香りに想いをはせ、日々を日常を豊かにしてみてはいかがでしょうか?


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