香りが冴える冬!ホリデーシーズンにまといたい香水♪

まもなくやってくるホリデーシーズン!イベントが盛りだくさんで楽しみが増えるこの季節、実は冬の寒い時期にぴったりな香水がたくさん存在するのはご存知でしょうか?私が暮らすパリでは、どの香水ブティックでもいち押しの冬の香りが並んでいます。今回は、冬にぴったりなおすすめの香り6選をご紹介します!

2019年12月10日更新

香水/フレグランス

大内 聖子   FELICE ライター

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[1]なぜ冬に香水が映えるの?

日本は四季がはっきりしていて、季節ごとさまざまな表情を見せてくれますよね。

なかでも冬は、木々は眠りに入り、水に氷が張ったり、日没も早くなったりと自然界の活動も一旦お休みになります。また、大気も乾燥し空気の濃度が薄くなります。

実はその無臭こそが本来の冬の香りなんです!冬は香水が本領発揮することのできる季節といえるでしょう。

着るお洋服も厚手のものになるので、香りが拡散しにくく、トップノートからラストノートまでの香り立ちの変化をより楽しめます。

夏は爽快感のあるフレッシュシトラス系の香りが好まれますが、冬の香りは一転して甘く重めなグルマン・オリエンタル系の香りが活躍します。

[2]フランスの冬の香水事情

私が暮らすフランス発のフレグランスメゾンでは、重厚感のある香水が続々と発表されています。

特に首都のパリは冬の期間が約半年間と長いので、ライトな香水よりは比較的濃厚な香水をつけている人が多い印象です。

また西欧では、クリスマスは1年のなかで最も大切なイベントの一つ。香水はクリスマスプレゼントの人気ランキングトップ3に入るほど、贈り物としても人気です。

毎年11月に入ると、各ブティックがこぞってクリスマスデコレーションを始めます。クリスマス限定コフレや冬に合う香りのプロモーションを開催したりと、とても華やかな雰囲気に変身するんですよ。

今回は、冬にぴったりなおすすめの香り6選を現地フランスからご紹介します!

[3]冬につけたくなる香水4選

「AWAKE(アウェイク)」/AKRO(アクロ)

『AKRO(アクロ)』はロンドン生まれのフレグランスブランドです。

フランスでも知名度は高くなく、かなりニッチな存在と言えるでしょう。香りの種類は6本だけと数も限定しています。

注目すべきはそのコンセプトにあります。なんと人間が依存しやすいモノ・コトのうち6つを挙げ、それをそのまま香りのテーマにしてしまったのです。

・ドラッグ
・姦淫
・タバコ
・カフェイン
・アルコール
・チョコレート

なかなかダークなテーマなので好みが分かれそうですが、香り自体はラグジュアリーそのもので、癖になりそう良い香りばかり。

そして全ての香りがユニセックス対応です。また、アメリカのインディーズ映画のようなかっこいいホームページも一見の価値あり!


出典 akrofragrances.com/?lang=fr

そんなニッチなコンセプトが魅力の『AKRO(アクロ)』の、冬におすすめな香りが「AWAKE(アウェイク)」です。

「AWAKE(アウェイク)」は6つのうちカフェインをテーマにした香りです。

AWAKE(アウェイク)

・トップノート…コーヒー
・ミドルノート…カルダモン
・ラストノート…ベチバー

香ばしさを持った甘いコーヒーの香りって癒されますよね。仕事中に飲む一杯のコーヒーの香りや、ふらりと立ち寄った喫茶店で出会うコーヒーの香りにはホッとするような感覚を覚えてしまうものです。

コーヒーの香料を使った香水はいくつかありますが、「AWAKE(アウェイク)」は甘さを抑えたビターな香り。どちらかというとアロマティックでヒーリング効果があります。

コーヒーの香りにはリラックス効果のある成分が含まれていることが様々な研究で知られています。

冬の寒い時期には体も固まってしまいがち。芳醇なアロマティックの香りがする「AWAKE(アウェイク)」は寒い時期によく似合う香水です。

エッジのきいたブランドコンセプトからは意外ですが、とても温かみのある香りです。

「Lait・Concentré(レ・コンセントレ)」/Chabaud(シャボー)

『Chabaud(シャボー)』は2002年に南フランスのモンペリエで誕生したフレグランスブランド。ピュアで気品のある、ラグジュアリーなオードパルファム、オードトワレ、ルームフレグランス、キャンドルを生み出しています。

フレグランスのガラス容器は、ノルマンディーの伝統的なガラス工場で、キャンドルはプロヴァンス地方、フレグランスはグラースで作られ、全てが100%フランス製と高品質にこだわっています。

『Chabaud(シャボー)』の特徴はグルマン系(お菓子のような甘い香り)のラインナップが豊富なところです。

「Lait・Concentré(レ・コンセントレ)」は、上質なコンデンスミルクのような、ほのかな柔らかい香り

Lait・Concentré(レ・コンセントレ)

・トップノート…ミルク
・ミドルノート…ココナッツ
・ラストノート…キャラメル

甘過ぎず、軽やかで透明感のある香りなので、さまざまな年代の女性に似合うでしょう。もちろんグルマン系の香りは冬にぴったりです。

心が休まるようなフレグランスなので、周りの人にも癒しを与えられそうです。

「LUNA(ルナ)」/ペンハリガン

日本でも人気の、イギリス発のラグジュアリーフレグランス『ペンハリガン』。パリでも人気が高く、可愛らしいクリスマスの限定商品が並んでいました。

数あるラインナップのなかでも、特にクリスマスに身にまといたいのが、ギリシャ神話の愛の物語からインスピレーションを得て造られた「LUNA(ルナ)」です。

LUNA(ルナ)

トップノート:ベルガモット、レモン、オレンジビガラード
ミドルノート:ローズアコード、ジャスミン、ジュニパーベリー
ラストノート:バルサムファー、アンバーグリス、ムスク

人々の夢を照らす三日月の光を表現し、そして壮大な愛をテーマにしたロマンティックな香りです。

ギリシャ神話に伝わる愛の物語。ゼウスの息子の中で一番の美青年であったエンディミオンと恋におちた月の女神は、その美しい笑顔をいつまでも眺めていられるよう彼を永遠の眠りにつかせたと伝えられています。

そう、月の女神は夜空から永遠に彼を照らし、エンディミオンは、その腕にLUNA(月)を抱いている夢を見ながら生き続けているのです。

「LUNA(ルナ)」の香りの中心はローズ、ジャスミンとフローラル調なのですが、このラストノートがなんとも官能的で上品なのです。

冬の冷たい空気のなかでより冴える、ロマンティックな香りです。

なんとこの「LUNA(ルナ)」は、男女で楽しめるカップリングフレグランスとしてもおすすめなんです。

同じく『ペンハリガン』のメンズフレグランスである、「ENDYMION CONCENTRE(エンディミオン・コンサントレ)」と対をなす香り。

月夜のロマンティックな神話を背景にした2つの香りをカップルで身にまとえば、たとえ離れていてもお互いを忘れることはないでしょう…♪


 

 

「French Leather(フレンチ・レザー)」/MEMO(メモ)

『MEMO(メモ)』は日本ではまだあまり知られいない、 パリ発の大注目フレグランスブランドです。

ブランドコンセプトは香りで「旅」すること。世界中の魅力的な都市にインスパイアされた香水を発表し続けています。

『MEMO(メモ)』の名前の由来は“想い出”の意味の“MEMORY”からきているそうです。希少性が高い天然香料を使用していて、ストーリー性にあふれた香りのラインナップが魅力です。

『MEMO(メモ)』のアイコン的な香り「French Leather(フレンチ・レザー)」は、極上の素材だけが持つエネルギーを確かな技術とセンスで調香した逸品。

French Leather(フレンチ・レザー)

トップノート:ライム、ピンクペッパー
ミドルノート:スエード、ローズ、クラリーセージ
ラストノート:シダーウッド、ホワイトムスク、ベチバー

トップノートでは硬質なシトラスの香りが心地よいのですが、次第に体温と混じってレザーの香りが主役になります。

静かな冬景色のなか、澄み切った空気を感じながらパリの街並みを闊歩している現代女性…そんな光景が目に浮かぶようなフレグランスです。

パリに住んでいる私でさえ、「これぞパリのイメージ!!」とうなるほどの香りです。

「香水って芸術なんだな」と、世界が広がる喜びとともに、「その香りはどこの?」と周りに聞かれる楽しみも与えてくれる『MEMO(メモ)』のフレグランス。

「French Leather(フレンチ・レザー)」の香りがパリへといざなってくれるでしょう♪

 

[4]香水以外も!特別な日に使いたい香りのアイテム2選

ベッド用フレグランス「Dans mon lit(ダン・モン・リ)」/『Frederic Malle(フレデリック・マル)』

『Frederic Malle(フレデリック・マル)』はフランス発のラグジュアリーフレグランスメゾンです。

『Frederic Malle(フレデリック・マル)』自身はパルファン・クリスチャン・ディオールの創業者を祖父に持ち、その血統を継いでいます。

まさにフランス・香水界のサラブレッド!他のフレグランスメゾンとは一線を画す、圧倒的な高級感とエレガンスでファンを魅了しています。

パリの高級ブティック街・サントノーレに本店を構えているのですが、そのラグジュアリーな空間と卓越した接客技術には驚かされました。

最高級のフレグランスメゾンなのに全く嫌味がなく、敷居の高さもありません。最初から最後まで気持ちいい!と思わせてくれる空間で、まるで五つ星のホテルに滞在しているような気分でした。

「Dans mon lit(ダン・モン・リ)」は、『Frederic Malle(フレデリック・マル)』が誇るホームフレグランスのうち、ベッドリネン専用のフレグランスです。

本来、ホームフレグランスは香水とは違い、テクニカルパフューマーと呼ばれるエキスパートたちが香りを造り上げています。

ところが『Frederic Malle(フレデリック・マル)』は、ホームフレグランス部門でも著名な調香師に依頼しています。

こだわり抜かれた『Frederic Malle(フレデリック・マル)』のホームフレグランスは、今までに経験したことのないような気品のある香りです。

ベッドリネン専用のフレグランス「Dans mon lit(ダン・モン・リ)」は、上質なローズとムスクが香る逸品です。

こんな素敵な香りがベッドから香れば、眠るときも幸福感で満たされそう♪ 誰かを自宅に招いた日も、きっと好印象を与えるはずです!

 

ボディ用フレグランスパウダー「Poudre Corps(プードル・コー)」/『Caron(キャロン)』


出典 instagram.com/p/38CyNNB4Ip/

『Caron(キャロン)』は1904年にエルネスト・ダルトロフが、パリに開いた香水店が始まり。

フレンチシックな雰囲気で、フランス女性なら一生に一度は『Caron(キャロン)』のアイテムを手にする、と言われているほど有名です。

「Poudre Corps(プードル・コー)」ボディ専用のラメ入りパウダーです。ゴージャスなブルガリアローズの香り。

パーティシーンや、胸元が大きくあいたドレスを装うときに、肩やデコルテ、腕などにシュッとひと吹きすれば、ワンランク上のお洒落が楽しめます♪

美しい肌を演出してくれる、『Caron(キャロン)』の「Poudre Corps(プードル・コー)」は特別な夜にぴったりです♡

 

[5]ホリデーシーズンは香りを思い切り楽しめる季節!

香り好きのみなさんにとって、より香水を楽しめるのがの良いところですよね。

気温が高い間は躊躇してしまうようなオリエンタル系の香りも、冬用のお洋服とともに楽しめるはずです。

イベントが盛りだくさんのこれからの季節、お気に入りの香りとともに良い思い出が作れるとよいですね♪


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