［1］トレゾァの中で最も“若い”香り?!使いやすさNo.1『トレゾァミッドナイトローズ』

出典 theperfumegirl.com/perfumes/fragrances/

『ランコム』を代表する香り「トレゾァ」。1990年発売以降、今もなお愛され続けているベストセラーです。

ゴージャスなローズとオリエンタルなバニラの濃厚な香りは、当時バブル景気真っ只中の日本でも好セールスを記録し、若い女性たちが皆夜の街で「トレゾァ」の香りを振りまいていました。

そんなセンセーショナルな香りは時代と共に様々な『トレゾァシリーズ』を生み出してヒットしてきました。

人々の心をとらえて離さない『トレゾァ』の香り…。

2011年に発売された「ミッドナイトローズ」は『トレゾァ』の象徴であるローズにラズベリーを合わせた、シリーズの中で最も若い印象のキュートな香りに仕上がっています。

まさにニュージェネレーションの「トレゾァ」です。

［2］ローズ×ラズベリーのキュートな香り「トレゾァミッドナイトローズ」

Tresor Midnight Rose Eau de Parfum（トレゾァミッドナイトローズ）

Lancome（ランコム）

2011年発売　販売価格：50ml　8,800円（税込）

調香師　Anne Flipo

調香　フローラルフルーティ

■トップノート
ローズ ラズベリー

■ミドルノート
ジャスミン ピオニー ピンクペッパー カシス

■ラストノート
ムスク シダーウッド バニラ

■持続力
★★★☆☆　普通

■香りの強さ
★★★☆☆　普通

トップノートは甘くジューシーなラズベリーとローズ。まるでジャムのような若々しい香りです。「ミッドナイト」のイメージとは異なる、明るくフレッシュでフルーティなローズの香り。

ミドルノートからはフローラルが前面に現れます。ジャスミンやピオニーの香りが調香されていますが、ローズがセンターにドンと居座る感じです。

ピンクペッパーもキリリと効いているのがランコムらしい（『ランコム』の「ミラク」を彷彿とさせます）。

このスパイシーさが「ミッドナイト」たるゆえんなのでしょうか、可愛らしいフルーティフローラルが少し小悪魔っぽさを醸し出します。

ラストノートでグッと濃厚になり、バニラやムスクがローズの残り香と溶け合いうっとり。

ローズジャムから始まり、スパイシーなローズを経て最後にはバニラムスクという香りの経過で、若々しい“女の子”の香りから“セクシーな真夜中の美女”に変化する二面性のある香りです。

ランコム LANCOME トレゾァ ミッドナイトローズ EDP SP 50ml

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［3］そっくりな香りは『ロクシタン』にあり！

Candied Rose EAU DE TOILETTE（キャンディローズ）

2009年発売　販売価格：75ml　5,500円（税込）

調香師　不明

調香　フローラルフルーティ

■シングルノート（トップノートからラストノートまで変化なし）
ローズ スイーツノートシュガーフルーティノート

■持続力
★★☆☆☆　弱め

■香りの強さ
★★☆☆☆　弱め

トップノートは「トレゾァミッドナイトローズ」とそっくりなジャムのようなローズの香り。ローズにフルーツとシュガーを掛け合わせた調香ですので、そっくりになるのは必然といったところでしょう。

ただし、この「キャンディローズ」はシングルノートかつオードトワレなので香りの変化があまりない事と、香り自体薄いことが「トレゾァミッドナイトローズ」と大きく異なります。

このジャムのような甘く若々しいローズが続き、ラストに向かってフェードアウトしていく香りの経過です。

ミドルノートのスパイシーなピンクペッパーも、ラストの濃厚なバニラとムスクもありません。

しかし、「トレゾァミッドナイトローズ」の主役はローズとラズベリー。この2つが終始センターに居座る香りなのは「キャンディローズ」も同じ。

両者は良く似ていると思います。

［4］大容量をお得にゲットして

今回はとんでもなくお安い！というようなプチプラではありませんでしたが、大容量でしかも『ランコム』似の高品質な香りという事で紹介しました。

『ロクシタン』の「キャンディローズ」は香り自体もオードトワレで淡く香るので、学生さんや20代前半の方のデイリーフレグランスとして、小さいお子さんがいらっしゃるママにも良いかも知れません。

やはり大容量だと惜しみなく使えるのが良いですよね！

ハイブランドの香水のような良い香りを、お得にゲットしてくださいね。