[1] オーガニックシャンプーとは？無添加や自然派、ボタ二ストシャンプーとの違い

「オーガニック」とは、有機栽培のことを指します。農薬や化学肥料を使用しない土地で栽培する、化学肥料や化学合成農薬を使用しない、放射線照射はしない、合成添加物の使用を制限している、遺伝子組換えの原材料は使用しないなどの厳しい基準が定められています。近年では、食品だけでなく、コスメやシャンプーなどにもオーガニック商品が販売され、若い女性を中心に注目されています。


オーガニックシャンプーとは天然成分を主成分とした無添加シャンプーのことをいいます。一般的なシャンプーは石油系を原料にしていますが、オーガニックシャンプーは髪に負担がかかる石油系や高級アルコールの成分が入らないよう植物性成分を主体として作られているため髪にやさしく、肌トラブルを起こしやすい方や肌が敏感な方にはオススメのシャンプーです。


またよく似た「無添加」「自然派」「ボタ二スト」という言葉があります。どれも肌によさそうなイメージですが言葉の意味をきちんと理解しておかないと肌トラブルの原因になる場合もありますので注意しましょう。

・無添加

アレルギーを起こす危険性があるといわれている102種類の旧表示指定成分が入っていないものを指します。しかし102種類以外でもアレルギーを引き起こす成分はあり、その成分が入っている場合もありますので確認が必要です。

・自然派

植物成分を多く配合しているものを自然派と呼びます。しかしメーカーによってもとらえ方が違ったり、原材料が有機植物とは限らないので注意が必要です。

・ボタ二カル

最近よく耳にするボタニカルとは植物由来の成分を多くとりいれたという意味です。こちらも原材料は有機植物とは限りませんので注意が必要です。

[2] オーガニックシャンプー選びのポイント

アミノ酸洗浄成分を選ぶ

オーガニックシャンプーといっても「ラウレス硫酸Na」「ラウリル硫酸Na」「オレフィンスルホン酸亜鉛」などの刺激が強い成分が含まれているものも少なくありません。低刺激で髪や頭皮にやさしいアミノ酸洗浄成分が含まれているものを選ぶようにしましょう。具体的には「ラウロイル〜」「ココイル〜」「〜べタイン」がアミノ酸洗浄成分です。


また、添加物が入っている商品もあります。エデト酸塩(EDTA)、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ジエタノールアミンは注意が必要です。ただし添加物といっても安全性が認められているものは入っていた方が良い場合もあります。添加物にこだわるのではなく、悪い添加物が入っていないかを確認するようにしてくださいね。

オーガニック認証制度があるのは海外

海外では、オーガニックの認定機関があるなど厳しく決められるオーガニックですが、日本ではオーガニック製品への規制が決まっていません。そのため定義が曖昧でオーガニックといっても髪に良くない成分が入っていることも多くみられ、有機植物を0.01%配合しているだけでもオーガニックシャンプーと呼んでいます。オーガニックシャンプーを購入する際には、成分をしっかり確認することが大切です。

不便に感じることも多い

オーガニックシャンプーといっても不便に感じることも少なくありません。例えば植物アレルギーの場合は使用できませんし、香料が含まれていないため香りを持続させることは従来のシャンプーに比べ難しいというデメリットもあります。


またシャンプー後の爽快感や育毛や発毛効果のあるものも少ないとされています。こういったオーガニックシャンプーのデメリットも含めた上で実際に使用するかどうかを決めるようにしましょう。

[3] オーガニックシャンプー人気ランキング

男性人気ランキング

1位　ジョンマスターオーガニック　S&Mスキャルプシャンプー N（スペアミント&メドウスイート）

ニューヨーク生まれのブランド「ジョンマスターオーガニック」は赤ちゃんから大人までが使用できる、人と自然にやさしいをコンセプトにヘアケア、スキンケア、ボディケアのアイテムを展開しているブランドです。ジョンマスターオーガニックのシャンプーは、髪のプロであるヘアサロンでも使用されていて安心と信頼できる商品です。スペアミント&メドウスイートスキャルプシャンプーはミントの香りと洗い上がりのすっきり爽快感が良いと特に男性に人気がある商品です。よく汗をかく春夏に使用しているという方もいます。使い始めてから抜け毛が減ったという口コミもありリピーター率の高いブランドです。

2位　サボン ヘアシャンプー ジェントルマン

「サボン」は、イスラエル発のボディケアブランドです。死海のミネラルを豊富に含んだボディケア商品や丁寧に手作りされた石鹸、雑貨など500種類以上もの幅広いアイテムが取り揃えられています。2008年には日本発のショップが表参道にオープンし、瞬く間に注目されるようになりました。ジェントルマンは、すっきりとした洗い上がりでダメージを修復するシャンプーです。植物性エキスが配合されているので洗髪後はまとまりのある柔らかな手触りに仕上がります。

3位　イソップ CLシャンプー

「イソップ」は、1987年にオーストラリアのメルボルンで生まれたスキンケアブランドです。五感に訴えかけるスキンケアといわれているほど1度使用すると虜になる方も多いようです。CLシャンプーは、さわやかなのに他にはない香りと女性にも人気があります。まとまりも良くすっきりとした仕上がりです。頭皮ケアをメインに作られた製品で頭皮をしっかりクレンジングしてくれますので男性の脂っぽい肌にはぴったりですよ。オーガニックシャンプーは泡立ちが悪いものも多いのですが、こちらの商品は泡立ちも良くて洗いやすいという口コミもあります。ボトルデザインも可愛く男性だけでなくユニセックスで使用することができます。

女性人気ランキング

1位　テラクオーレ

「テラクオーレ」のTERAとはイタリアの大地、CUOREとは日本の心を表わしています。アロマテラピーやハーブ療法などが根付いているイタリアで日本の開発チームとコラボし、日本人に合う商品が開発されています。オーガニックシャンプーとしては香りが強めなのが特徴で、植物のパワーを最大限にいかしています。頭皮をやさしく洗い、潤いを閉じ込めます。洗い上がりはさっぱりしていて髪にボリュームが出ますので髪にボリュームが欲しい方にはオススメの商品です。オーガニックハーブから抽出された芳醇な香りが優雅なバスタイムを演出してくれますよ。

2位 ビオリスタ オーガニクス

出典 aquaprimo.jp

かわいい赤いボトルが人気の「ビオリスタ」。フレッシュジュースのようなとれたてのフルーツやベジタブルを閉じ込めたイタリア発のノンシリコンオーガニックシャンプーです。ビオリスタ オーガニクスは特に頭皮のべたつきや髪にボリュームが欲しい方におすすめです。泡立ちが良く頭皮までしっかり洗え、すっきりしますよ。ザクロとベリー、隠し味にミントがブレンドされていて、オーガニックの中では香りは強めなのも人気の理由です。
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3位　ジョンマスターオーガニック　イブニングPシャンプー＆C＆Nデタングラー

男性人気ランキングでも登場した「ジョンマスター」のイブニングPシャンプー＆C＆Nデタングラーは、とにかく香りが良いと人気の商品です。アミノ酸洗浄成分配合で、低刺激、保湿力が高いシャンプーです。オーガニックによくあるキシキシした感じがせず、やさしい泡で軽く洗い流しても髪に残りません。髪はしなやかでしっとりさっぱりします。洗い上がりの髪はサラサラに仕上がるのも女性には人気です。

国産人気ランキング

1位 モーガンズシャンプー

「モーガンズ」は赤ちゃんにも使用できる優しさにこだわった自然派コスメメーカーです。植物由来のアミノ酸シャンプーは猫毛や髪の細い方でもふんわりとボリュームが出たり、カラーなどによって傷んだ髪をリペアすることができたりすると評価の高い商品です。またモーガンズシャンプーには5つのエッセンシャルオイルが配合されていて、香りに癒されるという意見も多く聞かれます。洗い上がりはすっきりなのに頭皮や髪に潤いが出るとリピーター率も高い国産商品です。

2位 凜恋

国産の植物を主原料として作られたオーガニックシャンプーで生産者の顔が見える植物を使用しています。「凜恋」は合成香料を使用せずすべて天然の香りをブレンドしています。このやさしい香りにファンも多くます。天然由来の洗浄成分を配合しており低刺激で髪にハリやコシを与えてくれ、髪が細くなってきた方や敏感肌の女性に特に人気があります。
髪のぱさつきをおさえるローズ＆ツバキと髪の根元がペタンとするのを抑えるユズ＆ジンジャーの2種類があります。さっぱりとした洗い上がりで髪もサラサラになります。

3位　アンドオーガニック

「アンドオーガニック」は1992年神戸のヘアサロンから生まれました。神戸の美容室オーナーが、スタッフの手荒れを治したいと研究を重ね、こだわりぬいて作りあげたヘアケアです。髪と頭皮にやさしい天然由来のシャンプーは小さなお子さんからデリケート肌に悩む方まで多くの方に愛されています。特にオーガニックシャンプーにはありがちなキシミが少なく、泡立ちが良いので髪にダメージが少ない方はシャンプーだけでいいのも人気の理由。髪に艶とコシを与えることができる人気の商品です。

[4] 毎日のヘアケアにはこだわりをもって

毎日使うものだからこそ、肌や髪にやさしいシャンプーは魅力的ですよね。しかし、いくらオーガニックとは言え自分に合う合わないは当然あります。色々試しながら自分に合った商品を見つけ、美しくて健康な髪を手に入れられるといいですね。