「サシェ」でアロマティックな香りを身近に!使い方とおすすめの作り方3選

なかなか眠れない、ちょっと疲れたからリフレッシュしたい…そんな時、お気に入りの香りが近くにあったらな…と感じたことは誰でも一度はあるはずです。「サシェ」を使ってお気に入りの香りを身近に感じませんか?

「サシェ」でアロマティックな香りを身近に!使い方とおすすめの作り方3選

2017年11月28日更新

アロマ

小林 香代子 (アロマセラピスト)

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[1]サシェって一体どんなもの?

「サシェ」という香り袋を知っていますか?サシェとは、日本でいう匂い袋や香袋と言った名称で知られているものなのです。

乾燥させたハーブや香料や細かくしたポプリなどを綿やオーガンジーなどの袋に詰めて、香りを閉じ込めた小袋のことをサシェと言います。

サシェは袋に香りのもとになるハーブや香料を詰めるので、クローゼットの中に吊るして洋服に香りを付けて楽しんだり、鞄の中にいれて好きな香りをいつでも持ち歩くことができます。

小さな袋に、お気に入りの香りを閉じ込めればいつでもどこでも香りを楽しめますね。車の中や、玄関にインテリアとして、寝室に置けばサシェの香りでリラックス効果も高まります。

サシェの歴史って?

サシェという呼び名はフランス語ですが、香り袋というものは古代から存在していました。サシェは、古代から中国やギリシャローマなど各国で愛されてきました。

結婚式やお祭りごとの贈り物に使われたり、安眠効果を高めるために枕の中に入れたりと人々にとって身近な存在でした。

実は、日本最古と言われているのサシェは正倉院(しょうそういん)御物の香袋(こうぶくろ)の防虫香(ぼうちゅうこう)というものです。約1200年の経った今でも香りが残っているのです。

その日本最古と言われているサシェは、香木沈香という木の一部です。約1200年という年月を経てもなお、香りが残っているのはとてもすごいことですよね。

香りを楽しむものの中でも、昔から存在しているサシェは人々にとってとても身近なものなのですね。

サシェの中身は何が入っているの?

小さくいい香りのする、かわいい袋の中には一体なにが入っているのでしょうか?サシェは見ただけだと、中に何が入っているのかわかりません。

サシェの中身は大きく分けると2種類に分けることが出来ます。

1つは、人工的に香料を使っているもの。柔軟剤や、香り付きの石鹸、ヘアフレグランスなど人工的な香料で作られたものをサシェの中身として使用することもできるのです。定番は、お気に入りの香水をサシェに使用することです。

サシェに香水をつけクローゼットで洋服や下着に香りを付けることでふんわり優しく香ってくれ、お部屋もいい香りになります。

2つ目は、エッセンシャルオイル(精油)や乾燥ハーブなど天然の素材を使っているもの。天然素材のものだと、人工的な香料に比べて香りも優しく香りの持続力も少し弱めです。

農薬を使わずに育て、自然乾燥させて作られたナチュラルハーブ8種類をブレンドしたTARUBITWUさんのサシェです。

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エッセンシャルオイル(精油)を垂らして楽しむものだと、自分で香りをカスタムすることもできます。香りが弱くなってきたら、エッセンシャルオイル(精油)を数滴たらして調節をして楽しむことも出来ますね。

エッセンシャルオイル(精油)や、乾燥ハーブなどを使ってサシェはさりげなく優しい香りを楽しみたい人には、とてもおすすめです。

サシェに使用するベーシックな香りは?

サシェは細かく刻んだハーブなどを入れて楽しむため、エッセンシャルオイル(精油)やハーブなど自然のものを使うことが多いでしょう。

ラベンダーや、木をそのまま使っているウッド素材の物などがベーシックな香りです。近年では、人工的な香料を使ってサシェを作ることもありますがもともとは香りを楽しむために、ポプリなどを細かく刻み作ったものです。

サシェに使われている香りは、花やハーブの香りなどがもっともベーシックな香りといえるでしょう。

サシェとポプリの違い


サシェもポプリも中に入っているものは、乾燥ハーブやエッセンシャルオイル(精油)など中身は同じです。ですが、ポプリは乾燥ハーブやドライフラワーなどを原形のまま容器に入れエッセンシャルオイルを垂らして熟成させます。

ポプリは目で見て楽しむことも出来るように作られているため、袋状のものではなく、容器に入れているのですね。

それに比べてサシェは香りを楽しむために作られており、中身も細かくしてより香りが引き立つように作られています。

レースや巾着のような袋に入れ、香りを楽しみやすいように工夫されているのですね。

最近では、アロマワックスバーなど見た目にもこだわったおしゃれに見せるタイプのサシェも登場しています。

サシェの良さ

サシェの良さは何といっても、小さくて持ち運びが便利な所です。中身を細かくして香りを楽しむサシェは、形も様々。

インテリアとしてお部屋に飾るものには見た目もかわいく香りもしっかりしたものがおすすめです。持ち運び用には、小さくお守りのように持っていられるものを選ぶと良いでしょう。

形や、香りの種類もたくさんあることからプレゼントにも喜ばれます。そして何より、簡単に手作りできることがサシェの魅力です。

エッセンシャルオイルや柔軟剤や香り付き石鹸などを使って、簡単にサシェを作ることが出来るのです。手作りサシェは、中身や形のアレンジも利くのでリラックスしたい時などに簡単に香りを身近に感じることが出来ますね。

サシェの効果

サシェにはいろんな効果があります。除湿や、消臭、防虫や睡眠効果(リラックスなど)、見た目も可愛いサシェはインテリアとしても楽しめます。香りだけでなく目で見ても楽しめるサシェ。

車の中や、トイレなどにおいてもいいですね。場所も取らないので、お仕事用のデスクの片隅に置けばいつもよりお仕事もはかどる事間違いなしです。

■消臭

サシェの中でも、消臭成分を含むペパーミント・タイム・ユーカリ・ティートゥリー・レモン・オレンジ・ラベンダーなどのエッセンシャルオイルを使っているものは、香り付けとしての使用だけでなく消臭も一緒に行ってくれます。

そして、ペパーミント・タイム・ユーカリ・ティートゥリー・レモンなどのエッセンシャルオイルはすっきりとした香りなので湿気のこもりがちな靴の中や、カバンの中、クローゼットの中に入れておくだけで、爽やかな空気にしてくれますよ。

■除湿

サシェの中でも、重曹を使って作られているサシェは除湿効果が抜群です。エッセンシャルオイル(精油)を使い、重曹に香りを付ければ簡単に除湿効果のあるサシェを手作りすることができますよ。


このサシェは、防カビにも効果があるのです。

湿気もとれて防カビにもなるサシェは、とっても便利で頼れる存在ですね。エッセンシャルオイル(精油)で香りを自分でカスタムしたら、自分だけの好みの香りが出来上がるところも重曹サシェの魅力ですよね。

■睡眠改善

サシェを寝室や、枕元に置くことでリラックスでき安眠することが出来ます。なかでも、カモミールやラベンダーなどのアロマの香りは安眠効果のあることで知られています。

特にラベンダーは、精神を安定させる作用のあるアロマとしてうつ病などの改善に使われてきたアロマです。寝つきが悪いときや、眠りが浅い日々が続くときサシェを使ってみてはいかがでしょうか?

香りは上手に使うことで、ストレスを和らげリラックスして安眠できるのですサシェを使うことで、いつもよりリラックスして眠りにつくことができますよ。

[2]サシェの使い方

サシェは使い方も様々です。もともと香りを楽しむために作られたものですが、今では形やサシェを包む布なども可愛くておしゃれなものも多いので、部屋に吊りさげたりしてインテリアとしても楽しむことが出来ますね。

サシェの使い方3パターン

サシェは机に置いてリフレッシュしたい時など、一時的に楽しむことも出来ますがお部屋の中などでは色々な場所で楽しむこともできますよ。サシェの使い方3パターンをご紹介します。

■クローゼット

香りを楽しむためのサシェ。クローゼットに入れてお洋服や、下着などに香りを付ければ毎日の着替えも楽しくなります。

「香水はちょっと苦手。」「柔軟剤の香りはすぐに飛んでしまう…。」と感じている方も多いはずです。そんな時、クローゼットの片隅に可愛くおしゃれでお気に入りの香りを閉じ込めたサシェを吊るしてみてはいかがでしょうか?

自然に柔らかく香ってくれるサシェの香りを、お洋服に移して楽しむことが出来ますよ。香水やコロンと違いサシェは香りを、ほのかに漂わせてくれます。お洋服の動きとともに、ふんわり香ってくれますよ。

■玄関

扉を開けたとき、いい香りのするお部屋はとても魅力的ですよね。玄関にサシェを飾れば、おしゃれにインテリアとしても楽しむことが出来ますよ。

玄関は、人が出入りする場所。風の通りもよく、空気の循環もよい場所です。サシェにはいろいろなタイプがあり、置き型タイプ、吊るして楽しむタイプ、火を付けないキャンドルタイプなどたくさんの種類があります。

玄関は人の目につきやすい場所。自分好みの香りを選べば、毎日の通勤やお出かけ、お家に人を呼ぶのも楽しくなりますよね。

サシェは香りが柔らかく優しいものが多いため、空気の循環のある玄関には少し香りのはっきりしているものや人工的な香料のサシェを選ぶのがおすすめですよ。

■カバン

小さなサシェは、カバンに入れて持ち歩くことも出来ます。カバンの中の空気は意外とこもりがちです。


でも、天然素材で作られているサシェを持ち歩くことで持ち物にも香りがつきカバンを消臭してくれる効果もあるのです。

毎日使うカバンからいい香りがしたら、気分もあがりますよね。カバンの中に、サシェと一緒に手帳や本を入れておけばサシェの香りが柔らかくふんわり香ってくれますよ。

毎日使うカバンだけでなく、旅行カバンなどにサシェを忍ばせておけばいろんな場所で手軽にお気に入りの香りを楽しめますよね。

慣れない場所で、ちょっと不安なときやストレスを感じてもお気に入りのサシェがあればリラックスできるはずです。

虫よけ効果もあるサシェ

サシェは天然のハーブやエッセンシャルオイル(精油)で作られていることが多いことから、虫よけ効果で大切な衣類を害虫から守ってくれます。防虫予防に効くハーブとはどんなものなのでしょうか?

■ティートリー
■ペパーミント
■シトロネラ
■レモングラス
■ユーカリ
■ラベンダー
■ゼラニウム

などのハーブは、防虫効果が抜群です。他にもクスノキブロックなどをクローゼットに、お洋服と一緒に入れておくと防虫効果がありますよ。

サシェは香りを付けるだけでなく、大切なお洋服も虫食いなどから守ってくれます。見た目もかわいく、手作りもできるのでぱっと見た感じでは、防虫剤とは全く分かりません。

天然素材で作るサシェは、大切なお洋服にも負担をかけずクローゼットに忍ばせておくことができます。お気に入りのお洋服を守るために、天然素材で作るサシェの防虫剤を使ってみませんか?

[3]サシェの選び方

種類も香りもたくさんあるサシェ、一体どんなものを選んだらよいのでしょうか?

どんな種類があるの?

サシェといってもたくさんの香り、沢山の形、そしてたくさんの種類があります。紙でできていて短冊のような形の物。クッションのようになっていて中にポプリを刻んだものやハーブを細かく砕いだものが入っているもの。

キャンドルのような可愛らしいもの。キャンドルの形のサシェには、火をつけずに楽しめるものもあります。ルームフレグランスとは違い、香りを長く楽しめるのがサシェのいいころですよね。

好きな形や香りの、自分好みのサシェをみつけてみてくださいね。

こちらのテトラサシェは浜松産遠州綿紬に、浜松産の真田紐を合わせたもので、中には天竜スギと天竜ヒノキのウッドチップが入っています。

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場所で選ぶ

サシェを使うときは、なるべく空気の流れがないところだとより香りを強く感じられますよ。玄関など、空気がよく流れるところで使うときはサシェの中でも香りの強いものを選ぶのがおすすめです。

デスクの片隅に置いてリフレッシュで使う場合は、持ち運べて小さいタイプのサシェがとっても便利ですね。少し香りを嗅ぐだけで、リフレッシュでき仕事の効率もアップするのではないでしょうか。

クローゼットには吊るして使えるタイプや、ハンガータイプのものがいいでしょう。お洋服も柔らかく香ってくれて、いつでもどこでもリラックスできてしまいますね。

香りで選ぶ

人工的な香料から、天然素材、ウッドのままのものまでたくさんの種類があるサシェ。自分のお好みの香りを探すのも一苦労だったりしますよね。今回は精油(エッセンシャルオイル))別に香りをご紹介します。

  • リフレッシュしたい方におすすめ

グレープフルーツ・スペアミント・タイム・ティートゥリー・レモン・レモングラス・ジュニパーベリー

上記の香りはリフレッシュしたい方にはとってもおすすめのアロマです。頭をすっきりさせて、気持ちを切り替えたいときなどは爽やかな香りがおすすめです。

グレープフルーツやティートゥリーやレモングラスなどはとてもフレッシュな気持ちになれますよ。

  • リラックスしたい方におすすめ

ラベンダー・オレンジスイート・ゼラニウム・カモミール・ユズ・イランイラン・サンダルウッド・レモンバーム

上記の香りは、イライラや不安や緊張、安眠できないときに少し香りを嗅ぐとリラックス効果のあるものです。

アロマにはそれぞれの作用があり、効き目も様々です。

リラックスや安眠などには、ラベンダーやカモミールなどが定番ですがゼラニウムやレモンバームなども、頭がすっきりして力が抜けるのでおすすめですよ。

サシェには、アロマスプレーをして香りの調節をするものもあるので自分の好きな香りを選び調節をしながらサシェを楽しむことができますね。

形で選ぶ

サシェは、形に決まりがありません。巾着のような形の物、ハートの形など様々です。その中でもアロマワックスバーという、見た目もとても華やかで美しくおしゃれなサシェは火を使わないキャンドルと言って、花やハーブが装飾してあるサシェです。

見た目も香りもとても華やかなので、結婚式やプレゼントにもとっても人気の高いものです。そして、アロマワックスバーは別名ワックスサシェと言われ親しまれています。

材料さえあれば自分で簡単に作ることもできるので、手作りのワックスサシェをプレゼントなどで送れば喜ばれること間違いなしでしょう!

[4]好きな香りを閉じ込めよう!手作りサシェの作り方3選

ホントに簡単!たった5分でサシェ作り

<材料>

  • お好きな折り紙(和紙などでも大丈夫です)…1枚
  • お好みのエッセンシャルオイル(精油)数滴
  • コットン…1枚

<手順>

  1. コットンにお好みのエッセンシャルオイル(精油)を数滴しみこませます。
  2. エッセンシャルオイル(精油)をしみこませたコットンを、折り紙の中に入れます。
  3. 完成!

このサシェは、コットンにエッセンシャルオイル(精油)を染み込ませているので香りの調節があとからでもすることが出来ます。時間が経ったらコットンごと交換してもよいでしょう。

自分でできちゃう、アロマワックスバー

<材料>

(型は直径10センチ程度のもの)

  • ソイワックス…15g
  • ミツロウ…15g
  • お好みのエッセンシャルオイル(精油)…20滴~30滴
  • ドライフラワー…お好みで
  • 型(使い捨てのパウンドケーキの型などでも大丈夫です)…1つ
  • 紙コップ…1つ
  • 割りばし…1つ(混ぜる用)
  • リボンや紐など…お好みの物

<手順>

  1. 型を用意して、下にクッキングシートなどをひいてください。(型に下敷きのついてるものの場合は、クッキングシートはいりません)
  2. 紙コップにソイワックスとミツロウを入れて、500wで20秒ほど温めます。この時ご家庭のレンジによっては、溶けにくい場合もあるので様子を見ながら秒数を微調節してくださいね。
  3. 溶けたソイワックスとミツロウにエッセンシャルオイルを入れて、よく割りばしで混ぜます。
  4. お好みの型にエッセンシャルオイルを入れて、混ぜ合わせたソイワックスとミツロウを流し込みます。
  5. ドライフラワーで飾り付け。(早めに飾り付けをしないと、ソイワックスとミツロウが固まり始めてしまうので手早く行ってください。)
  6. 固まり始めたら、ストローや割りばしなどでリボンを通す穴をあけてください。
  7. 完全に固まったらお好みのリボンや紐を通して完成です。

今回はプレートタイプで材料も少なく、すぐにできる手作りのアロマワックスバーをご紹介しました。見た目も華やかなアロマワックスバー、自分のオリジナルで作れるところもとっても素敵ですよね。

糸も針も使わない、子供と一緒に作れるサシェ

<材料>

  • 中身の入っていないティーパック…1個
  • お好みの布…1枚
  • お好みのポプリ…1つ
  • リボン…お好みのもの

<手順>

  1. ポプリを細かく刻みます。
  2. ティーパックの中に、それを詰めます。
  3. ティーパックをお好みの布で巾着のような形にします。
  4. 口を結びます。
  5. 完成です!

今回はポプリだけですが、香りが弱いようならお好みのエッセンシャルオイル(精油)を数滴たらしても自分だけの香りになりますよ。

糸も針も使わず、縫う手間もないのでポプリを使って小さいお子様と一緒に楽しめますよね。
他にも柔軟剤や、石鹸など身近にあるもので簡単に作ることが出来るサシェはとても魅力的な存在ですよね。

[5]サシェで好きな香りを身近に!

いかがでしたでしょうか?簡単に手作りも出来てしまうサシェ。いろいろな種類があり、可愛くておしゃれな見た目は、プレゼントにもぴったりですね。香りはいつでも身近な存在です。サシェを使って暮らしを豊かにしてみませんか?


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